LEVI STRAUSS & CO.|ID|1999|イギリス
これは、パペットの広告です / Levi's「ID」
1999年、黄色いパペットが世界を席巻したクマ。ボロい青い車に乗って、テクノビートに頭を振る。警察に止められても、ちゃんとIDを見せる。人間もパペットも、どっちも普通。この不条理を、誰も説明しようとしなかったクマ。
▎ねらい・インサイト
90年代後半、Levi'sとBBHは「when the world zigs, zag」を体現し続けていた。美しい人間ではなく、黄色いフワフワのパペットをヒーローにする。それがどれだけ狂っているか、そしてどれだけ正しいか。クライアントを説得するのに3回かかったというエピソードが、すべてを物語っているクマ。
▎アイデア
Flat Ericという名のパペットと、Angelという男が、カリフォルニアをドライブする。音楽はMr.Oizo(Quentin Dupieux)のテクノビート。警官に止められ、IDを見せる。パペットにもIDがある、それだけ。不条理を、淡々と、ユーモアとともに。Sta-Prestパンツを着た男の佇まいと、ボロ車のコントラストが焼き付くクマ。
▎余韻
詳細な成果数字は確認できなかったけれど、このパペットが文化に刻まれたことだけは間違いないクマ。不条理を信じる勇気。それを許すクライアント。作り手全員の覚悟が、画面から伝わってくるクマ。今日もクマは不条理を信じたいクマ。
▎クレジット
▎タグ
▎広告くんが選ぶ関連3本
同じ匂いがするクマ〜


