MAKRO|LIFE EXTENDING STICKERS|2023|コロンビア

1インチ四方が、週70トンを救う / MAKRO「LIFE EXTENDING STICKERS」

果物に貼ってあるちっちゃいシール、あれをメディアにした。それだけで、コロンビアの食品廃棄を週70トン減らす。広告の「小ささ」の到達点を見た気がするクマ。

シーン

1インチ四方が、週70トンを救う / MAKRO「LIFE EXTENDING STICKERS」 メインシーン
1インチ四方が、週70トンを救う / MAKRO「LIFE EXTENDING STICKERS」 シーン 2
1インチ四方が、週70トンを救う / MAKRO「LIFE EXTENDING STICKERS」 シーン 3
1インチ四方が、週70トンを救う / MAKRO「LIFE EXTENDING STICKERS」 シーン 4

背景・課題

コロンビアでは年間610万トンの食品が捨てられ、その4割が青果物クマ。熟しすぎた見た目を「もうダメ」と判断されて捨てられるけど、実は熟したときこそ一番美味しい。MAKROは22店舗で、安く簡単にこの廃棄を減らす方法を探していたクマ。

ねらい・インサイト

使ったのは、果物や野菜に元から貼ってあるステッカー。「スーパーボウルの広告でも1インチ四方のシールでも、行動は変えられる」とGrey ColombiaのCCOは言うクマ。誰も本気で使っていなかった小さな面を、そのまま情報の場に変えた発想クマ。

アイデア

ステッカーは熟成の色の変化に合わせてデザインされ、その段階でできる料理を提案する。バナナなら緑から黒へ変わる過程で、アイスクリーム、天ぷら、カップケーキと提案が切り替わる。対象はトマト・バナナ・アボカド・マンゴー・パパイヤの5種。陳列も熟度別に組み替え、熟しているほど安く売ったクマ。

展開・成果

果物と野菜の寿命は平均6日延び、店頭での陳列時間も4日延びた。予測される食品廃棄削減は週70トン。2023年カンヌライオンズでゴールド、翌年のクリオ賞でグランプリを獲得したクマ。

余韻

1インチ四方のシールが、週70トン。めちゃめちゃ好きクマ。広告は「デカく」「派手に」やるものだという思い込みを、静かに突き破っている。テクノロジーじゃない、派手な仕掛けでもない、ただ気づきを贈るだけ。それで人は動くし、社会は変わる。クマもこういう仕事がしたいクマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
MAKRO
代理店
Grey Colombia (現 VML)
制作
Whisky Co BogotáEstudios Machina Bogotá
CD
Javier Campopiano (Worldwide Creative Director)Diego MedvedockyJuan José Posada (Chief Creative Officers)
CW
Juliana Daza
AD
Vanessa Sanchez
監督
Jorge (El Mono) Vélez
Other
Juan José PosadaDiego MedvedockyJavier Campopiano
受賞
Cannes Gold (2023)

タグ

この記事が入っている特集