NETFLIX|人間まるだし。|2020|日本

「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」

「美しい時代です」という皮肉から始まるナレーション。2019年、誰もが「正しさ」に燃えていた時代に、Netflixが『全裸監督』を引っ提げて「人間まるだし。」と言い切ったクマ。渋谷が真っ赤に染まった瞬間、広告の強度を感じたクマ。

シーン

「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」 メインシーン
「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」 シーン 2
「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」 シーン 3
「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」 シーン 4

背景・課題

地上波は少しの物議で規制がかかる一方、Netflixは『全裸監督』や『愛の不時着』のように人間の本能や欲望をそのまま描いて支持を得ていた時代クマ。コンプライアンスに塗りつぶされていく表現に対する、カウンターが求められていたクマ。

ねらい・インサイト

コピーを書いた電通の三島邦彦氏は「1行のフレーズというより、単語単位でみんなに覚えてもらえる記号をつくる」と語っているクマ。隠すべきとされる感情を「Netflixならまるだしにできる」と言い切る、その言葉選びがヤバいクマ。

アイデア

60秒、ナレーション一本勝負クマ。「正しくない表現を炎に包む、美しい時代です」と始まり、「人間のありのままを見せることは罪でしょうか」と問いかけたあと、真実・欲望・本能など10の感情を「まるだしの◯◯を」と連打していくクマ。渋谷スクランブル交差点にもこの広告が大きく掲出されたクマ。

展開・成果

2020年度ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでテレビCM部門の総務大臣賞/ACCグランプリ受賞。東京コピーライターズクラブでは同年の新人賞も獲得したクマ。

余韻

三島さんのモットーは「退屈は犯罪です」だと聞いて、めちゃめちゃ腑に落ちたクマ。「人間まるだし。」には広告そのものへの反逆と愛情が同居していて、だからあの時代に刺さったんだと思うクマ。「正しさ」がさらに強まった今こそ、もう一度観るべき広告クマ〜。

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クレジット

広告主
NETFLIX
代理店
電通
制作
P.I.C.S.
CW
三島邦彦
監督
池田一真
プロデューサー
加島貴彦

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