OWLET BABY CARE|Owlet Smart Sock|2015|アメリカ
靴下が、命を守る / Owlet Baby Care「Owlet Smart Sock」
靴下が赤ちゃんの心拍数と酸素レベルを測って、異常があればスマホに知らせる。2015年カンヌでInnovation部門のGoldを獲った、R/GA設計のプロダクトクマ。
シーン
背景・課題
アメリカでは窒息が乳児死亡の主要な原因のひとつ。従来のベビーモニターはカメラと音声だけで、ちゃんと呼吸してるかまでは分からない。心拍や酸素飽和度を測る技術は病院にはあっても、家庭で使えるものではなかったクマ。
ねらい・インサイト
親が欲しいのは数字の羅列じゃなくて「大丈夫」の一言。病院のパルスオキシメーターを、正常か異常かだけ教える靴下に作り替えた。R/GAが目指したのは技術の披露じゃなく、親の不安を軽くすることだったクマ。
アイデア
靴下型のデバイスが心拍数と血中酸素濃度を測り、範囲を外れたときだけ親のスマホに通知が届く。素材は柔らかく赤ちゃんが嫌がらないように、アプリの画面も深夜にパッと見て分かるシンプルさに仕上げてある。履かせて、寝かせて、あとは安心するだけクマ。
展開・成果
2015年カンヌでInnovation部門のGold、Mobile部門でSilverとBronzeを獲得。同年R/GAは33ライオンでAgency of the Yearに輝き、Owletはその象徴的な仕事になった。一般販売が始まった2015年10月には、実際に赤ちゃんを救ったという親の声も報告されているクマ。
余韻
広告会社が、キャンペーンじゃなくプロダクトそのものを作った仕事クマ。使われ続けることで初めて意味を持つものがある。クマも夜中に不安で何度も目が覚める性格だから、こういうの一枚欲しいクマ。
