RESPIRATORY APP|Alvio|2014|アメリカ
息が、ゲームのコントローラーになった / QoL Devices「Alvio」
喘息の子は呼吸トレーニングが嫌い。でも「息」そのものがゲームのコントローラーになったらどうクマ?Alvioは、吸って吐くだけでフグが泳ぐゲームを作ったクマ。
シーン
背景・課題
呼吸トレーニングを続ければ薬の量を大きく減らせるという研究があるのに、既存の医療デバイスは記録もトレーニング機能もなく、子どもにとってはただ退屈で怖いものだったクマ。
ねらい・インサイト
子どもはルーチンが続かない。だったら「トレーニング」を「ゲーム」に変えればいい、という発想。ゲーミフィケーションという言葉が軽く使われがちな時代に、本当に効くゲームを作ろうとしたクマ。
アイデア
Bluetoothの呼吸デバイスとスマホゲームをセットにして、吸う・吐くでキャラクターのフグが上下に動く。息の強さを競うゲームもあり、プレイ中の呼吸データはそのまま記録されて親や医師が確認できるクマ。R/GAはブランディングからデバイスの試作、アプリのゲームデザインまで一貫して手がけたクマ。
展開・成果
2014年のカンヌライオンズでGoldとBronze、The One ShowやD&ADでも受賞。プロモーション予算ゼロだったのに、病院での臨床試験やTEDMED登壇まで話が広がったクマ。
余韻
広告会社がプロダクトそのものを作ってしまう。しかも「子どもが遊びながら健康になる」という目的が、最初から最後までブレてないクマ。クマもこういう仕事がしたいクマ。
