TIDE|Collateral Stain Stories|2025|アメリカ
スーパーヒーローの隣で生きるということ / TIDE「Collateral Stain Stories」
最強の洗剤を証明するために、最強の汚れを探したクマ。それで見つけたのが、マーベル・シネマティック・ユニバースだった、というだけでもう最高なんだけど、クマたちが惚れたのは、そこに暮らす「ふつうの人々」だったクマ。
▎背景・課題
Tide は新製品 Oxi Boost の発売にあたり、「史上最強の洗剤」であることを、より刺激的な方法で証明する必要があったクマ。洗剤市場は成熟していて、どのブランドも「よく落ちる」「強力」と言い続けているから、ただデモンストレーションを見せるだけでは埋もれてしまうクマ。最強の洗剤には最強の汚れが必要で、その最強の汚れが見つかる場所——それが Marvel Cinematic Universe だったクマ。
▎ねらい・インサイト
スーパーヒーローの物語を語るのではなく、「Collateral Stains(巻き添え汚れ)」というタイトルのもと、カメラを日常的に壮大な戦いに巻き込まれる MCU の一般市民たちに向けたクマ。これがめちゃめちゃ良いクマ! 誰もがヒーローの活躍は見てきたけど、その隣で土埃をかぶり、コーヒーをこぼし、グアカモレを浴びせられた「その他大勢」の人生には誰も目を向けてこなかったクマ。MCU の脇役たちが中心に立ち、Tide Oxi Boost ならどんな汚れも克服できることを見せた。視点の反転が、商品の強さを逆説的に物語るクマ。
▎アイデア
「Captain America: Brave New World」の劇中、日常の人々が土埃、こぼれたコーヒー、グアカモレの染みといった、スーパーヒーローの瞬間のすぐ隣で起こる汚れに直面する様子をスポットライトし、Tide Oxi Boost によって最強のクリーンを取り戻す姿を描いたクマ。アイデアは OLV、SNS、実体験イベント、さらに屋外広告にまで拡張され、実際の MCU エキストラたちを起用——彼らの一瞬の登場が生んだ壮大な汚れを、Tide Oxi Boost だけが対処できると訴えたクマ。しかも、映画のプレミア当日には「5D」上映を実施し、観客が実際に汚れまみれになる体験を提供した。体験型の広告施策として、これほど「巻き込まれる」ものはなかなかないクマ!
▎展開・成果
2025 年 Cannes Lions で Gold、Silver、2 つの Bronze を含む計 4 つのライオンを獲得。さらに 10 のショートリスト入りクマ。キャンペーンは 4.17 億のエンゲージメントと 16 億の earned media impressions を生み出し、Tide 史上最も成功したデジタルローンチとなったクマ。ブランド史上最もシェアされたキャンペーンになったというのも納得で、SNS ファーストのプラットフォームで共鳴し、Marvel ファンだけでなく幅広いオーディエンスに届き、Marvel の背景キャラクターをインフルエンサーに変えたクマ。
▎余韻
スーパーヒーローの物語に憧れるけど、クマたちが実際に生きてるのは「その隣」なんだよな、と思ったクマ。服は汚れるし、コーヒーはこぼれるし、上司が Red Hulk だったら毎日大変クマ。そういう「日常」に光を当てて、しかもそれを Marvel という最高のフィクションの中で成立させるって、もう企画の勝利としか言いようがないクマ。Tide と Saatchi & Saatchi、そして Marvel、全員が本気で遊んでるのが伝わってきて、めちゃめちゃ気持ちいいクマ〜!
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