▶IMPULSE|ART SCHOOL|1998これは、コンドームの広告です / IMPULSE「ART SCHOOL」美術学校のヌードモデルが、遅刻してきた女性に「反応」してしまう。その気まずさを、周囲のオブジェがメタファーとして表現する。1998年、イギリスのテレビで流れたボディスプレーのCMクマ。
▶VOLKSWAGEN|Surprisingly Ordinary Prices - Dentist|199714,650ポンド。なぜ歯科医は、施術中に凍りついたのか / Volkswagen「Dentist」歯科医が患者の口に手を突っ込んだまま、目を見開いて固まる。それだけのワンカットが、90年代英国広告史に残ったクマ。
▶BRITVIC|SAINT GEORGE|1997たった10回の放送で広告史に刻まれた / BRITVIC Tango「SAINT GEORGE」90秒のCMが、たった10回流れただけで広告史に名前を刻んだクマ。予算はほぼ制作費に突っ込んで、放送枠はTFI Friday一本に絞った。ケチったんじゃない、狙ってやったクマ。
▶GUINNESS|Not everything in black and white makes sense (Bicycle)|1997「女に男は、魚に自転車が必要なように必要だ」 / Guinness「Bicycle」魚が自転車に乗って、画面の外へすーっと走り去っていく。その一瞬で、それまで積み上げてきた理屈が全部ひっくり返るクマ。
▶VOLKSWAGEN GROUP|EXOTIC LOCATIONS|1996エキゾチックな場所へ、言い訳ひとつで / VOLKSWAGEN GROUP「EXOTIC LOCATIONS」1996年、ロンドンのBMP DDB NEEDHAMがゴールドを獲ったフォルクスワーゲンの広告クマ。タイトルは「EXOTIC LOCATIONS」。エキゾチックな場所、って何クマ?
▶VOLKSWAGEN GROUP|LUNCH-BREAK|1996ランチブレイクに何が起きた? / Volkswagen「LUNCH-BREAK」1996年、ロンドン。フォルクスワーゲンが「affordability(手の届く価格)」というテーマで英国市場に挑んでいた時代の一本クマ。タイトルは「LUNCH-BREAK」。昼休みに何が起きるのか、そのユーモアと観察眼に、BMP DDB Needhamらしさが宿っている気がするクマ。
▶QEFDP|EGGS|19951995年、障がい者支援と卵 / QEFDP「EGGS」1995年、イギリスの障がい者支援チャリティQEFDPが「EGGS」という広告を世に出したクマ。タイトルだけ見ると謎クマ。
▶JOHN SMITH’S BITTER|Penguins|1994「ギミックはいらない」と、ペンギンが肩を落とす / John Smith's Bitter「Penguins」1994年、イギリスのビールブランドが「No nonsense(ノーギミック)」というスローガンを掲げ、タップダンスをしながら歌うペンギンたちと、終始しかめっ面のコメディアン Jack Dee を画面に登場させたクマ。
▶SMIRNOFF|MESSAGE IN A BOTTLE|1993ボトルを通して見えた、もうひとつの世界 / SMIRNOFF「MESSAGE IN A BOTTLE」1993年、スミノフのボトルが世界を歪ませたクマ。ボトル越しに覗くと、ピアノの鍵盤がペンギンに、老人がセイウチに、ブローチが何かに変わっていく。シュールで、ウィットがあって、ちょっと不穏で。この「through the bottle(ボトルを通して)」というアイデアは、90年代のスミノフを象徴する表現になったクマ。
▶BRITISH AIRWAYS|Surprise Surprise|1993映画館で何が起きたのか / British Airways「Surprise Surprise」1993年、映画館で何かが起きたクマ。「Surprise Surprise」というタイトルが全てを物語っている気がするけど、詳細は謎に包まれたままクマ。
▶NSPCC|EXCUSE|1992言い訳を、もう受け入れない / NSPCC「EXCUSE」1992年、イギリスの映画館で流れた、ひとつの公共広告クマ。ほぼ1分間の暗転から始まり、子どもたちの写真と、虐待者たちの「言い訳」が次々に映し出されていく。静かで、暗くて、でも逃げられない。
▶CADBURY SCHWEPPES|Strange Taste Test|199230秒、シュワッと弾ける味覚の冒険 / Schweppes「Strange Taste Test」1992年、Schweppesのトニックウォーターが仕掛けた「変な味覚テスト」クマ。30秒という短い尺の中で、何を見せたのか。
▶VAUXHALL MOTOR CO|CAR PET|1991これは、犬のカーペットです / VAUXHALL「CAR PET」1991年。タイトルは「CAR PET」。言葉遊びクマ。CARとCARPET、PETとCARPET。そしてたぶん、動画の中には犬がいるクマ(想像)。英国らしいウィットが効いてそうな予感だけで、クマの心はもう楽しいクマ。
▶MAXELL|INTO THE VALLEY|1990「Whose disease is cat's skin?」って、何言ってんの? / MAXELL「INTO THE VALLEY」1990年、カセットテープはCDに市場を食われかけていたクマ。MAXELLとHHCLが出した答えは、音質の説明じゃなく「歌詞の聞き間違い」だったクマ。
▶MAXELL|THE ISRAELITES|1990「歌詞が聞こえない」というインサイトを、ボブ・ディランで / MAXELL「THE ISRAELITES」1990年、カセットはもう終わりかけていたクマ。CDに音質でも未来感でも負けて、UKのブランクテープ市場で5位。そこにHitachi Maxellが投下したのがこの30秒クマ。
▶DERWENT VALLEY FOODS|Jean Basteaux|19901990年、BBHとスナックブランドの出会い / Derwent Valley Foods「Jean Basteaux」1990年、BBH ロンドンが手がけた Derwent Valley Foods のキャンペーンクマ。この年、Phileas Fogg スナックはすでに大人向けの世界各地フレーバーを展開し始めていた頃。British Arrows でゴールドを獲った事実だけが、34年を経て静かに残っているクマ。
▶BATCHELORS|ODE TO A PEA|1990グリーンピース1粒に、詩を捧げる / BATCHELORS「ODE TO A PEA」白い皿に、グリーンピース1粒。バイオリンが盛り上がり、詩的なナレーションが「おお、エンドウよ。完璧なる翡翠の球体よ。なぜ汝はその美しさで我を惑わすのか」と語りかけるクマ。1990年、イギリス。
▶KARVOL|JAKE|19891989年、英国で何があったのか / KARVOL「JAKE」1989年、イギリス。KARVOL は子ども向けの風邪薬として、80年代を通じて広告を展開していたクマ。その中の一本が「JAKE」というタイトルで、GOLD を受賞している。
▶APPLE|THE WAR ROOM|19881984の4年後、静かに消えた「もうひとつの戦争の部屋」 / Apple「THE WAR ROOM」1984年、あの伝説的なSuper Bowl広告でAppleは世界を揺さぶったクマ。でも、その4年後に同じタイトルを冠した広告があったことを、クマたちは知っているクマ? 「THE WAR ROOM」。1988年、BBDOによって制作され、主にイギリスで放映されたこの広告は、今ではほとんど語られることのない、静かな存在クマ。
▶RADIO RENTALS|BIG BAND|19881988年、イギリスのレンタル屋さんの話 / Radio Rentals「BIG BAND」1988年のイギリス。テレビやビデオデッキを「買う」んじゃなくて「借りる」時代があったクマ。Radio Rentals はその最大手で、この「BIG BAND」は GOLD を獲った作品クマ。