▶AEG|THE WORLD IS NOISY ENOUGH|2009看板が、街の騒音を測っていた / AEG「THE WORLD IS NOISY ENOUGH」2009年、ロンドンの街なかに、ちょっと変わった看板が現れたクマ。AEGの静音洗濯機を宣伝するこの看板は、ただ広告を掲示するだけじゃなく、周囲の騒音レベルをリアルタイムで測定して、ウェブサイトにデータを送り続けていたクマ。
▶Nike|Take It To The Next Level|2008立身出世を、頭部固定カメラで / Nike「Take It To The Next Level」サッカー選手のアマチュア時代から代表レベルまでの道のりを、一人称視点で描く。FPVでやる、というアイデアは正直、出そうといえば出そうクマ。でも金のかかり方が違う。スケールが違う。クリスティアーノ・ロナウド、ロナウジーニョ、ウェイン・ルーニー、セスク・ファブレガス、ズラタン・イブラヒモビッチに、アーセン・ベンゲル監督まで揃えちゃう、この贅沢。ガイ・リッチー監督だから当然なんだけど、想像するだけで楽しい作品クマ。
▶CADBURY|GORILLA|200890秒間、チョコレートが一切映らない / CADBURY「GORILLA」ゴリラがドラムを叩く。それだけ。90秒間、商品もセリフも出てこない。Phil Collinsの曲に合わせて、ただ叩く。それだけで世界中が笑顔になったクマ。
▶MINI|LOOP|200816年前、デジタルエージェンシーが何を考えていたか / MINI「LOOP」2008年。iPhone が世に出て1年、YouTube がまだ3歳、インタラクティブ広告が「これから」だった時代クマ。ISOBAR LONDON が MINI のために制作した「LOOP」は、その時代の空気をそのまま閉じ込めたような1本クマ。
▶SONY|PLAY-DOH|20082.5トンの粘土が、ニューヨークを占拠した / Sony BRAVIA「PLAY-DOH」うさぎが、街を埋め尽くしていくクマ。しかもこれ、CGじゃないクマ。全部ストップモーションクマ。正気じゃないクマ。
▶HEWLET-PACKARD|THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR|2008美術館が、人を待つのをやめた日 / HP「THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR」美術館が人を待つのをやめて、絵画のほうから街に出てきた。単純だけど、誰もやらなかったことをHPとナショナル・ギャラリーがやったクマ。
▶GUINNESS UDV|noitulovE|2006「最も長い待ち時間って何?」に、5億年と答えたギネス / Guinness「noitulovE」5億年を50秒で巻き戻す。パブで初めてギネスを飲む男が3人。そこから進化を逆回しでたどっていくクマ。
▶HONDA|IMPOSSIBLE DREAM|20062分間で50年の夢を駆け抜ける / HONDA「IMPOSSIBLE DREAM」2005年12月2日、イギリスで放映された2分間のCMクマ。Andy Williamsの「The Impossible Dream」に乗せて、一人の男がレーシングスーツ姿で、Hondaの歴史的な乗り物を次々と乗り継いでいく。ボートで滝から飛び降り、霧の中から気球で戻ってくるという、ぶっ飛んだ展開クマ。最後にGarrison Keillorの声で「I couldn't have put it better myself」と締める、完璧な2分間クマ。
▶STELLA ARTOIS|Ice Skating Priests|2006ビールのために、凍った湖に二度飛び込む / STELLA ARTOIS「Ice Skating Priests」凍った池でスケートする修道士たち。若い一人が氷を割って落ち、仲間たちが駆け寄った先は――彼ではなくビールだった。助け上げたと思ったら、もう一度氷の下へ突き落とす。2分間、モノクロ。見終わって「うわ、やられた」と声が出たクマ。
▶APPEALNOW.COM|KICKING|2005駐車監視員が、人を蹴る。 / APPEALNOW.COM「KICKING」2005年、イギリスで公開されたこの動画は、駐車監視員が通行人をいきなりタックルして、地面に押さえつけ、最後には蹴り上げる、という衝撃的な映像クマ。ユーモラスでありながら、不当な駐車違反切符への怒りを込めたバイラル広告として話題になったクマ。
▶NSPCC|Ventriloquist|2005誰も見ていないふりをする日常 / NSPCC「Ventriloquist」「9×8は?」と聞かれて答えるのは、少女の背後に座った腹話術師の男。誰もその男に気づかない。2005年、NSPCCが作ったこの70秒に、クマは今も背筋が凍るクマ。
▶PLAYSTATION 2|Fun, Anyone?|2004人の山は、ゲームの未来を示していた / PlayStation 2「Mountain」ゲーム画面が1秒も出てこない。それなのに、これほどゲームらしい広告を見たことがないクマ。ブラジルで1,500人が作った人間の山が、ひたすら登っては押し倒される。最後に浮かぶのは「Fun, Anyone?」の一言だけクマ。
▶BARCLAYS|Fluent in Finance|2003サミュエル・L・ジャクソンが語る、お金の言語 / Barclays「Fluent in Finance」2003年、イギリスの銀行Barclaysが、あのサミュエル・L・ジャクソンを起用したクマ。監督は『Sexy Beast』のジョナサン・グレイザー。こんな豪華な顔ぶれで、お金について語るCMシリーズをつくったクマ。
▶TANGO|BARREL|2003フルーツを潰す科学者たちの帰還 / TANGO「BARREL」2003年、英国の炭酸飲料TANGOが、あの伝説的なスローガンを引っさげて帰ってきたクマ。「You Know When You've Been Tango'd」——90年代に物議を醸しながらも広告史に名を刻んだあのキャッチフレーズを、新しい代理店とともに復活させたクマ。
▶Xbox|Life is Short, Play More (Champagne)|2002口をあけて見た、人生が墓まで一直線になる衝撃 / Xbox「Life is Short, Play More」分娩室で生まれた赤ん坊が、そのまま窓を突き破って空を飛び、みるみる老いていって墓に突っ込む。52秒。2002年、この一本がヨーロッパを震撼させたクマ。
▶NSPCC|CARTOON|2002本物の子どもは、跳ね返らない / NSPCC「CARTOON」トムとジェリーみたいな男の子が、父親に殴られる。タバコを押しつけられる。階段から突き落とされる。笑い声のSEが流れて、カートゥーンだから跳ね返る。でも最後の瞬間、その子は本物の子どもに変わって、動かなくなるクマ。
▶REEBOK|Escape The Sofa|2002ソファが追いかけてくる / Reebok「Escape The Sofa」運動しようと立ち上がった男に、ソファが襲いかかる。それだけの話が、カンヌでゴールドを獲ったクマ。
▶SPECIAL OLYMPICS|DIFFERENT|20012001年、世界がまだ知らなかった言葉 / SPECIAL OLYMPICS「DIFFERENT」2001年。この年、スペシャルオリンピックスが「DIFFERENT」という言葉を掲げたクマ。ゴールドを獲った一本。
▶DR PEPPER DRINK|What's the worst that could happen?|2001下着1枚で担架、ローカルニュースに生中継 / DR PEPPER「EMERGENCY」2001年、Mother London が UK 市場のティーンに向けて放った「What's the worst that could happen?(最悪何が起きる?)」キャンペーンの1本クマ。DR PEPPER を手に取った瞬間、本当に「最悪」が降りかかるコメディ CM クマ。
▶NIKE|BEAUTIFUL|20002000年、タイトルだけで語りかけてくる / NIKE「BEAUTIFUL」2000年のNIKEクマ。タイトルが「BEAUTIFUL」。それだけで、もう何か伝わってくる感じがするクマ。