Erste Group|#believeinyourself|2018|オーストリア
誰にでも「ハリネズミ」はいる / Erste Group「#believeinyourself」
寒い夜にひとりで観たくなる1分半クマ。ハリネズミのヘンリーが、じわっとくる。
シーン
背景・課題
2018年、Erste Groupがオーストリア・クロアチア・ルーマニア・ハンガリー・セルビアの5カ国で展開したクリスマスキャンペーンクマ。200年前に誰もが貯蓄できるようにと生まれた銀行が、「#believeinyourself」というスローガンを掲げて作った1本クマ。
ねらい・インサイト
トゲのせいで友達ができないハリネズミの話は、実は誰もが経験する孤独の話だとErsteは考えたクマ。CDのMichael Nagyいわく、これはラブストーリーでもクリスマスストーリーでも、アンダードッグの物語でもある。「あなたの中にいるハリネズミ」という言葉が、拒絶される怖さをそのまま言い当てているクマ。
アイデア
森の学校に転校してきたヘンリーは、トゲがあるせいでクラスメートに避けられ続けるクマ。クリスマスの日、陰口を叩かれたと落ち込んだヘンリーを、クラスメートたちが待っていた。渡されたのは、トゲ一本一本にはめる発泡スチロールのコルク栓。これでやっと、抱きしめてもらえるクマ。
展開・成果
公開24時間で150万回再生、最終的に1億5000万回以上再生されたクマ。Jung von Matt/DONAUとPassion Animation Studiosの制作クマ。
余韻
トゲは心のバリアの比喩だと気づいた瞬間、ああ自分にもあるわ、と思ったクマ。金融機関の広告なのに、誰の中にもいる小さなヘンリーに語りかけてくるクマ。今夜もまた観たくなってきたクマ。

