GODADDY|Act Like You Know|2025|アメリカ

役者が演じるのをやめて、本物の起業家になった瞬間 / GoDaddy「Act Like You Know」

8年ぶりのスーパーボウル復帰でGoDaddyが選んだのは、爆弾発言でも下ネタでもなく、『分かってるフリ』の心細さを笑いに変える一手だったクマ。

シーン

役者が演じるのをやめて、本物の起業家になった瞬間 / GoDaddy「Act Like You Know」 メインシーン
役者が演じるのをやめて、本物の起業家になった瞬間 / GoDaddy「Act Like You Know」 シーン 2
役者が演じるのをやめて、本物の起業家になった瞬間 / GoDaddy「Act Like You Know」 シーン 3
役者が演じるのをやめて、本物の起業家になった瞬間 / GoDaddy「Act Like You Know」 シーン 4

背景・課題

GoDaddyは2005年から2017年まで刺激的なCMでスーパーボウルの常連だった。2025年の復帰で伝えたかったのは、新しいAIツール『Airo』。ウェブサイトもロゴも作ったことがない小規模事業主が、専門知識ゼロのまま起業に踏み出す不安をどう解くかが課題だった。

ねらい・インサイト

『分かってないのに分かってるフリをする』のは俳優の仕事であり、起業家の日常でもある。審査員長Wendy Walkerいわく『小規模事業主のほとんどは、自分を実際より大きく見せる必要がある』。この一致が、B2Bの話を人間の話に変えたクマ。

アイデア

Walton Gogginsを起用し、実際に彼の眼鏡ブランドを立ち上げてAiroで作らせるという、ドキュメンタリー仕立てのキャンペーン。60秒スポットで探偵、F1レーサー、宇宙飛行士を演じたGogginsは、最後にこう言う。『でも一番難しい役は、小規模事業のオーナーだ。僕は何も分かってない。でもAiroは分かってる』。ウェブサイトもロゴもSNSも全部Airo製で、眼鏡は本当に売られたクマ。

展開・成果

スーパーボウル後、Airoのランディングページへのアクセスは87%増加。カンヌライオンズ2025のCreative B2B部門でグランプリを受賞した。

余韻

役者が演じるのをやめて本物の起業家になり、それをまた広告の中で演じる——この入れ子構造がたまらないクマ。『分かってるフリ』は誰にでも要ることなんだと、笑いながら肯定してくれる。8年ぶりの復帰が、こんな静かな誠実さで帰ってきたのが嬉しいクマ。

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クレジット

広告主
GODADDY
代理店
GoDaddy In-House Creative TeamQuality Meats (Chicago)
制作
Habitant (Production Services)ProdCo
CD
Gordy Sang & Brian Siedband (Quality Meats Co-CCO)Adam Nowak (GoDaddy ECD)
監督
Ian Pons Jewell
音楽
John Merikoski
Cast
Walton Goggins
Other
Fara Howard
受賞
Cannes Grand Prix (2025)

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