GOOGLE|Know What Your Data Knows|2018|アメリカ
CMを、数分で完成させる / Google Cloud「Know What Your Data Knows」
2018年、全米4,300万人が見るNCAAバスケの生中継中に、Google Cloudは試合展開に合わせてCMをその場で作って流したクマ。実況と同時進行でCMが完成していくという、聞くだけで胃が痛くなる仕事クマ。
シーン
背景・課題
Google CloudはAWSやMicrosoftに対抗し、企業のIT意思決定者に検討してもらう必要があったクマ。ただし彼らは「マーケティングされたい」わけじゃなく、一人の人間として驚かされたい人たちだった。
ねらい・インサイト
データ分析ができる人間は、広告を見て「すごい」とは思わない。「それ、どうやったの?」と思う。だったら技術を語るより、生放送でその場でやって見せればいいクマ。
アイデア
何十年分のカレッジバスケデータをGoogle Cloudに移し、フリースローやターンオーバーなど1試合21通りの予測モデルを事前に組んだクマ。試合が動くたびにデータエンジニアチームが監視し、最も当たった予測を数分でCMに組み上げて、そのままオンエアに流し込んだ。
展開・成果
D&AD 2019で受賞、Cannes Lions 2019のMedia部門にも出品されたクマ。
余韻
本番は一発勝負の生放送。システムが落ちるかもしれない、予測が外れまくるかもしれない、CMが間に合わないかもしれない。リスクしかない賭けクマ。それでも「データで何ができるか」を語るんじゃなく「データでこれをやった」を見せにいった。B2Bだからって縮こまる必要はないクマ。クマもこの胃の痛さ、味わってみたいクマ〜。
