▶Marc Dorcel|#HandsOff|2015エロ動画が見たければ、両手をキーボードに置け / Marc Dorcel「#HandsOff」エロ動画を見たいなら、両手をキーボードに置け。そう言われて笑ったクマ。ポルノサイトが「手を離すな」と言ってくる、そのねじれた意地悪さが最高クマ。
▶IBM|People For Smarter Cities|2013広告が、街の一部になった日 / IBM「OUTDOOR AS UTILITY」広告看板が、ベンチになる。屋根になる。スロープになる。ただそれだけのことが、なぜこんなに心を動かすんだろうクマ。
▶LA REDOUTE|THE NAKED MAN|2012失敗を失敗で塗りつぶす、という発明 / La Redoute「THE NAKED MAN」2012年1月4日、フランスのファッション通販La Redouteが子ども服の写真に全裸の男性が写り込んだまま掲載してしまったクマ。「epic PR fail」と瞬時に拡散し、炎上したクマ。で、代理店がやったことは謝罪じゃなくて、もっとおかしな写真をサイト全体に仕込むゲームだったクマ。常識の真逆を行く判断が、カンヌでゴールドライオンを獲ったクマ。
▶CANAL+|THE BEAR|2012クマの皮が、映画監督になった / CANAL+「THE BEAR」リビングの床に敷いてあるクマの敷物が、ハリウッド映画の監督になる。書くとバカみたいだけど、これが2012年、Gunn Report史上もっとも受賞した広告になったクマ。
▶OFFF INTERNATIONAL FESTIVAL|2010 OPEN TITLES|2011「美しさ」と「強さ」は、お互いを求め合う / OFFF Festival「2010 OPEN TITLES」生物の断片が混ざり合い、新しい種が生まれていく。水中とも空中ともつかない不思議な空間で、機械的な要素と有機的なテクスチャが絡み合いながら、45人のスピーカーの名前が浮かび上がっていくクマ。The Mill NY のデザイン部門がデビューを飾った、忘れられない映像クマ。
▶AIDES|GRAFFITI|2010壁の落書きが、コンドームをつけた瞬間モテ始めた / AIDES「GRAFFITI」トイレの壁に描かれた一本の落書きペニスが、主人公クマ。性器が主人公の広告って、なかなかお目にかからないクマ。
▶L’EQUIPE|CHILD|2005これは、スポーツ新聞の広告です / L'EQUIPE「CHILD」2005年、フランスのスポーツ新聞L'EQUIPEが子どもを主役に据えた広告を世に送り出したクマ。タイトルはシンプルに「CHILD」。DDB Parisが手がけたこの作品は、GOLDを獲得している事実だけは確かクマ。
▶L’EQUIPE|MOTHER|2005母が見たのは、新聞に載った息子だったクマ / L'EQUIPE「MOTHER」2005年、カンヌでゴールドを獲ったL'EQUIPEの広告クマ。タイトルがもう「MOTHER」だけで、何を描いているのか、本文を読む前からちょっとグッとくる予感がするクマ。
▶AIDES|VIBRATORS|2005人生は長いほうがいい / AIDES「VIBRATORS」2005年のフランスから届いた3分46秒のアニメーションクマ。少女が大人になり、何人もの男性と出会い、そのたびにコンドームを使い、失恋を繰り返し、絶望の淵で運命の人に出会う。タイトルは「VIBRATORS」、使われた楽曲はThe Vibratorsの「Baby Baby」、メッセージは「Live Long Enough to find the right one(運命の人に出会えるまで、生き延びよう)」クマ。
▶FRANCE TELECOM|CUSTOMS|1999税関職員たちが、電話でゴールを叫んだ / FRANCE TELECOM「CUSTOMS」1998年のワールドカップに向けて作られた、フランステレコムのCMクマ。国境の税関を舞台にして、サッカーボールを密輸する職員たちの「ゴール!」が電話で響く。フットボールは、人々を話させるクマ。
▶EPSON|LE LANCEUR DE COUTEAUX|1996目を閉じても、指は知っている / EPSON「LE LANCEUR DE COUTEAUX」1996年、フランス。目隠しをした男が、ナイフを投げる。手に纏うのは、EPSONのプリンター技術への絶対的な信頼クマ。
▶PERRIER|LE LION ET LA LIONNE|1991これは、水の広告です / PERRIER「LE LION ET LA LIONNE」1991年、カンヌでGrand Prixを獲ったこのフィルムは、今も「フランスで唯一のGrand Prix Film」クマ。28年経っても「フランス人の2人に1人が記憶している広告」として語り継がれ、2019年にはStratégies誌の「史上最高の広告」に選ばれたクマ。水の広告が、ここまで。
▶APPLE|L'HÉRITIER|1989「人は、考えないために雇われている」/ Apple「L'HÉRITIER」Rolls Royceの後部座席で、父が息子に言うクマ。「君のために働く人間は、考えるためじゃなく、実行するためにいる」。冷たい言葉クマ。この不快感こそが罠だったクマ。
▶CACHEREL|LES VELOS|19791979年、クマは自転車の記憶だけ持っている / CACHEREL「LES VELOS」1979年、フランス。GRAND PRIX を獲ったこの広告について、クマは何も知らないクマ。でも、それでいいと思うクマ。
▶DARTY|JOURNEE BIEN REMPLIE|19771977年のフランスに眠る、名もなき金獅子 / DARTY「JOURNEE BIEN REMPLIE」1977年、フランスの家電量販店DARTYがGOLDを獲ったという記録だけが、今も静かに残っているクマ。中身の解説はほとんど見つからないクマ。
▶LUSTUCRU|LA PREUVE PAR L'OEUF|1964卵で証明する、というフランス的誠実さ / LUSTUCRU「LA PREUVE PAR L'OEUF」1964年、フランス。パスタブランドLUSTUCRUが「卵で証明する」というタイトルの広告を世に出したクマ。新鮮な卵を使っているという事実を、言葉ではなく映像で、ユーモアで、誠実に語ろうとした1本クマ。
▶MAGGI|OPÉRA BŒUF|1957牛が踊る、オペラが響く。これは1957年の広告 / MAGGI「OPÉRA BŒUF」1957年。オペラ・ブッフ(喜歌劇)形式で牛が歌い踊る、MAGGIのポトフ広告クマ。タイトルを見た瞬間、「ビーフ・オペラ?」と首をかしげたけど、動画を見て納得したクマ。これは、当時の広告としてはハチャメチャに攻めてるクマ!
▶VINS DU POSTILLON|SERIE ROUGE|1955フランス初のカンヌGrand Prix、その名は誰も覚えていない / VINS DU POSTILLON「SERIE ROUGE」1955年、カンヌ国際広告祭で初めてGrand Prixを受賞したフランスブランドがこれクマ。栄光の第一号。なのに、詳細がほとんど残っていないクマ。