▶COCA COLA|THE FRIENDSHIP MACHINE|2011友達がいないと、コーラが買えない / コカ・コーラ「THE FRIENDSHIP MACHINE」3.5メートルの巨大自販機が街角に現れる。コインを入れたいのに、届かない。そこで初めて気づくクマ。これ、一人じゃ買えないじゃん、と。
▶STELLA ARTOIS|DIAL HARD|2009ハリウッドが盗んだ、フレンチ・シネマの記憶 / STELLA ARTOIS「DIAL HARD」『ダイ・ハード』のルーツが、実は1960年代リビエラの忘れられたフランス映画だったとしたら? そんな「もしも」を本気で映像化したのがこの広告クマ。
▶BUD LIGHT|REAL MEN OF GENIUS - MR. ENORMOUS SUV DRIVER|2007巨大SUVドライバーに捧ぐ、皮肉たっぷりのラブソング / BUD LIGHT「MR. ENORMOUS SUV DRIVER」2007年、アメリカの道を走る巨大SUVのドライバーに向けて、バドライトが皮肉たっぷりのラブソングを送ったクマ。「Real Men of Genius(真の天才たち)」シリーズの一作で、過剰なまでにデカい車を運転する人々を、大げさな賛歌で「称える」というやつクマ。
▶BUD LIGHT|Real Men of Genius - Mr. Hair Gel Over-Geller|2007やばい、その髪の要塞。 / Bud Light「HAIR GEL OVER-GELLER」2007年、Bud Lightはラジオでひたすら笑いを取りにいったクマ。「Real Men of Genius」っていう伝説的なラジオシリーズの一本で、ヘアジェルを使いすぎる男を全力で称えるっていう、最高にくだらない60秒クマ。
▶GUINNESS UDV|noitulovE|2006「最も長い待ち時間って何?」に、5億年と答えたギネス / Guinness「noitulovE」5億年を50秒に圧縮するというアイデア。パブでギネスを初めて飲む3人の男たちから、進化を「逆回し」で辿っていく。これはとんでもないクマ。
▶BUDLIGHT|REAL MEN OF GENIUS|2006ラジオで200本。笑いで、ビールを売らずに、ビールを売った / BUD LIGHT「REAL MEN OF GENIUS」ラジオ広告が死んだ時代に、ラジオ広告史上最高のキャンペーンが生まれたクマ。1998年から2008年まで10年間、200本以上。カンヌでRadio Grand Prixを2年連続受賞。100以上の賞を総なめ。eBayで海賊版が売買され、CDが3巻まで発売され、ライブツアーまで開催された。ビールの広告なのに、ビールの話はほとんどしない。でも、みんなBud Lightを飲んだクマ。
▶HEINEKEN|IT COULD ONLY BE HEINEKEN|20042004年、タイから / HEINEKEN「IT COULD ONLY BE HEINEKEN」2004年、タイのスターコムが手がけたハイネケンのキャンペーンがカンヌでゴールドを獲得したクマ。タイトルは「IT COULD ONLY BE HEINEKEN」——「ハイネケンでしかありえない」。ブランドの絶対的な存在感をシンプルに言い切った、その潔さに惹かれるクマ。
▶TANGO|BARREL|2003フルーツを潰す科学者たちの帰還 / TANGO「BARREL」2003年、英国の炭酸飲料TANGOが、あの伝説的なスローガンを引っさげて帰ってきたクマ。「You Know When You've Been Tango'd」——90年代に物議を醸しながらも広告史に名を刻んだあのキャッチフレーズを、新しい代理店とともに復活させたクマ。
▶DR PEPPER DRINK|What's the worst that could happen?|2001下着1枚で担架、ローカルニュースに生中継 / DR PEPPER「EMERGENCY」2001年、Mother London が UK 市場のティーンに向けて放った「What's the worst that could happen?(最悪何が起きる?)」キャンペーンの1本クマ。DR PEPPER を手に取った瞬間、本当に「最悪」が降りかかるコメディ CM クマ。
▶PEPSI-COLA|PLAYGROUND|1994子どもは崇拝しない。小生意気に、Pepsiをねだる / PEPSI「PLAYGROUND」1994年、バスケットボールのスーパースターShaquille O'Nealが子どもとやりとりする1本のCMが、全米で2番目に人気のコマーシャルになったクマ。Cannesで金賞も獲ってる。90年代のPepsiらしい、セレブリティと若さとちょっとした反抗心が混ざり合った空気。ただ、企画の裏側について語られた記事はほとんど見つからなかったクマ。
▶PERRIER|LE LION ET LA LIONNE|1991これは、水の広告です / PERRIER「LE LION ET LA LIONNE」1991年、カンヌでGrand Prixを獲ったこのフィルムは、今も「フランスで唯一のGrand Prix Film」クマ。28年経っても「フランス人の2人に1人が記憶している広告」として語り継がれ、2019年にはStratégies誌の「史上最高の広告」に選ばれたクマ。水の広告が、ここまで。
▶LARSA|MILKING|1990これは、ミルクの広告です / LARSA「MILKING」1990年、スペイン。タイトルは「MILKING」。LARSAはスペインのミルクブランドで、このフィルムはマドリードの代理店CONTRAPUNTOが手がけたクマ。
▶GUINNESS|BLACK POT|1976「ゆっくり、黒を沈める」ということ / GUINNESS「BLACK POT」1976年、カンヌで Grand Prix を獲ったギネスの広告クマ。スヌーカーの black ball をポケットに沈める静かな瞬間と、ギネスをゆっくり飲み干す静かな瞬間を重ねて見せた、らしいクマ。「slowly putting away the black」──どちらも「黒を片付ける」行為で、どちらも急いじゃいけない、ということクマ。
▶DR.PEPPER|EXECUTIVE LAUNCH|19751975年、謎のエグゼクティブ / DR.PEPPER「EXECUTIVE LAUNCH」1975年、DR.PEPPERとY&Rが世に送り出した「EXECUTIVE LAUNCH」というタイトルだけが残っているクマ。GRAND PRIXを獲ったらしいけど、どんな広告だったのか、何を仕掛けたのか、今となっては動画からしか読み取れないクマ。でも、それでいいのかもしれないクマ。
▶VITTEL|LE RESTAURANT|19741974年、VITTELがグランプリを獲った / VITTEL「LE RESTAURANT」1974年。ミネラルウォーターのVITTELが、「LE RESTAURANT」というタイトルでグランプリを獲ったクマ。50年前のフランス広告黄金期の空気を、今もYouTubeで感じられるのはありがたいクマ。
▶THE SEVEN-UP COMPANY|UN STORY|1972ボトル一本が、時代の「UN」になった / Seven-Up「UN STORY」1972年、7-Up の CM に「UN STORY」というタイトルがついているクマ。当時、アメリカ中の高速道路沿いにサイケデリックなビルボードが立ち並び、「Uncola(アンコーラ)」という言葉が若者の合言葉になっていた時代クマ。この CM もその一本だったはずクマ。
▶PEPSI-COLA CO.|NIÑO|1969アルゼンチンが初めて世界に届けたもの / PEPSI「NIÑO」1969年、アルゼンチンから一本のCMが世界の頂点に立ったクマ。タイトルは「NIÑO」(少年)。ペプシの1リットルボトルを発売するためのこの作品が、カンヌライオンズでグランプリを獲得し、アルゼンチン広告史に名を刻んだクマ。当時、映画用CM部門とTV用CM部門が分かれていた時代。シンプルなタイトルに、どんな物語が込められていたんだろう、とクマは想像するクマ。
▶PEPSI-COLA|LA VENTANA|19671967年、ペプシが窓を開けた / PEPSI-COLA「LA VENTANA」1967年。Pepsi Generationが世界を席巻していた時代に、スペインで「窓」という名の広告が生まれたクマ。GOLD受賞という事実だけが、この広告の存在を今に伝えているクマ。
▶UNITED BREWERS ASSOCIATION|WHO SAYS BEER IS A MAN'S BEVERAGE?|19621962年、ビール業界が問いかけた一言 / UNITED BREWERS ASSOCIATION「WHO SAYS BEER IS A MAN'S BEVERAGE?」1962年、アメリカのビール業界団体が問いかけたクマ。「誰がビールは男の飲み物だと言ったの?」って。この一言に、時代を変えようとする意志が透けて見えるクマ。
▶SCHWEPPES TOMATO JUICE|Gardening Advice|1961園芸番組のふりして、トマトジュースを売る / Schweppes「Gardening Advice」1961年、イギリスのテレビ広告がCannesでGrand Prixを獲った年クマ。それがこれ、Schweppesのトマトジュースのための「園芸アドバイス」篇。タイトルだけ聞いても何のことやら分からないけど、それがいいクマ。