▶THE FEMALE COMPANY|THE TAMPON BOOK|2020法律を、法律で出し抜いた本 / THE FEMALE COMPANY「THE TAMPON BOOK」タンポンを、本として売る。ドイツでは生理用品に19%の税金がかかるのに、キャビアやトリュフ、そして本には7%しかかからない。だったらタンポンを本にすればいいクマ。
▶MARS|THE LION'S SHARE|2019広告が動物を搾取する構造を、広告の力で変える / MARS「THE LION'S SHARE」動物は広告の稼ぎ頭なのに、出演料はゼロ。この矛盾に業界自身がメスを入れたクマ。2019年カンヌライオンズSDGs部門グランプリ受賞クマ。
▶KRAFT|LEGAL-ADE|2019子どもをレモネードで逮捕する国で、弁護士を雇ってやった / KRAFT「LEGAL-ADE」レモネードスタンドを開いた子どもが、警察に摘発される。アメリカでは、これが都市伝説じゃなくて実話クマ。
▶Joburg Ballet|Breaking Ballet|20183〜5日でバレエを時事ネタに変える狂気 / Joburg Ballet「Breaking Ballet」ミレニアル世代の多くはバレエを「古臭い」と見ていたクマ。白鳥の湖もシェイクスピアもすばらしいけど、ヨハネスブルグの若者たちにとっては「自分とは関係ない芸術」。そんな認識をひっくり返すために、バレエ団がやったことは、SNSのトレンドそのものをバレエにしてしまうことだったクマ。
▶CARREFOUR|Black Supermarket|2018法を破って、法を変える / CARREFOUR「Black Supermarket」これはスーパーの広告じゃない。法律への喧嘩の売り方クマ。
▶MONTEFIORE|CORAZON - GIVE YOUR HEART|201848分の映画が、たった15秒で人の心臓を動かした / MONTEFIORE「CORAZON - GIVE YOUR HEART」48分の映画を撮って、ドナー登録は15秒で終わらせる。モンテフィオーレ病院がやったのはそういうことクマ。映画館を出た観客がスマホを胸に当てると、ポスターが目覚めてそのまま登録完了。2018年カンヌHealth & Wellness部門グランプリクマ。
▶EDEKA|THE MOST GERMAN SUPERMARKET|2018空っぽの棚が、言葉より雄弁に語ったこと / EDEKA「THE MOST GERMAN SUPERMARKET」ある日いつものスーパーに行ったら、棚がスッカラカンだったクマ。カフェもチョコレートもフルーツもジュースもない。何かの間違いかと思うクマ。
▶Umphang Hospital Foundation|THE LUCKY ONES|2017ひどいけど、それでもまだツイてる / Umphang Hospital Foundation「THE LUCKY ONES」頭蓋骨に穴を開けられている患者が「手術できるだけでも幸運だ」と語る映像クマ。割と衝撃的で、クマも正直苦手なタイプの映像なんだけど、それだけに、クセになるというか、心の変なところに残りそうな映像クマ。
▶BOOST MOBILE|Boost Your Voice|2017ケータイ屋が投票所になった日 / Boost Mobile「Boost Your Voice」2016年のアメリカ大統領選、Boost Mobileのケータイ屋が投票所になったクマ。しかも民間企業の店舗が公式投票所になるのは史上初。Cannesで複数のGrand Prixを獲った、笑えないくらい本気の施策クマ。
▶TIGO-UNE|THE PAYPHONE BANK|2017電話ボックスが、銀行になった / TIGO-UNE「THE PAYPHONE BANK」コロンビアには銀行口座を持てない人が800万人いる。日給3.5ドルの暮らしで、硬貨は家に隠すしかない。その国で、TIGO-UNEは公衆電話をそのまま銀行にしてしまったクマ。Product Design部門のGrand Prix、伊達じゃないクマ。
▶ADDICT AIDE|LIKE MY ADDICTION|2017いいねを押すたび、依存症を見逃していた / ADDICT AIDE「LIKE MY ADDICTION」シックなパリジェンヌが、たった数週間でフォロワーを集めた。旅行、パーティー、ボート——誰も気づかなかったけど、全部の写真にお酒が写っていたクマ。
▶Donate Life America|The World's Biggest Asshole|2017人生でクズでも、死後に一発逆転できる / Donate Life「The World's Biggest Asshole」Coleman F. Sweeneyは、街で一番のクズ。走りながら小便して窓から捨てる、隣の犬にペイントガンを撃つ、子どもからハロウィンのお菓子を盗む。でも彼は、臓器ドナーだったクマ。
▶LEGACY BERLIN|ART BEATS HATE|2017アートでヘイトを塗り替える / LEGACY BERLIN「ART BEATS HATE」「ART BEATS HATE」。ベルリンのグラフィティショップが作ったフィルムのタイトルが、そのまま言いたいことの全部クマ。アートは憎しみに勝つ。以上クマ。
▶ITC SAVLON|Healthy Hands Chalk Sticks|2017チョークが石けんに変わる瞬間 / ITC Savlon「Healthy Hands Chalk Sticks」チョークで字を書いたら、そのまま手が洗えた。インドの田舎町で、子どもたちの手に石けんが届いた話クマ。
▶LA SIRENA|END THE SILENCE|2016沈黙こそが、暴力の共犯者だった / LA SIRENA「END THE SILENCE」生放送中のニュースキャスターの顔に、殴られたようなアザ。視聴者は騒然となった。でも事故でも事件でもない、スーパーマーケットチェーンが仕掛けた生放送の介入だったクマ。
▶SAVE THE CHILDREN & SANTILLANA|Paper Glasses|2016教科書に挟まれた2mmの穴が、子どもたちの未来を変える / Save the Children & Santillana「Paper Glasses」教科書を開いたら、そこに「メガネ」があるクマ。紙でできていて、視力検査までできる。シンプルすぎて、逆に泣けてくるクマ。
▶Channel 4|We're The Superhumans|2016ハンディキャップじゃない、すげー人間だ / Channel 4「We're The Superhumans」腕のない母親が足で赤ちゃんを抱く。義足の子どもたちがサッカーをする。女性が足で飛行機を操縦する。3分間、ずっとこの調子クマ。2017年カンヌライオンズFilm部門グランプリ、公開4日で2,300万回再生。何度観ても効くクマ。
▶BAOBEIHUIJIA|Search for Free WiFi, Search for Missing Children|2015WiFi を探すたびに、子どもを探す / 宝贝回家(BAOBEIHUIJIA)「Search for Free WiFi, Search for Missing Children」WiFi のアクセスポイント名が「助けて、ぼくを探して」になっていたら、クマはどう思うクマ。中国で年間 20 万人以上の子どもが行方不明になる現実に、TBWA/上海が出した答えがこれだったクマ。
▶VODAFONE|Between Us|2015男たちに見つからないように / Vodafone「Between Us」見つかってはいけない広告、というものがある。トルコの女性を家庭内暴力から守るための、秘密のアプリの話クマ。
▶VOLVO|LIFEPAINT|2015車が人を守るのではなく、人が人を守る塗料 / VOLVO「LIFEPAINT」塗料の缶を配っただけなのに、カンヌのグランプリが2つ来た。2015年、Volvoが自転車乗りのために作った反射スプレーの話クマ。