カロリーメイト|My Way|2020|日本
音が、あの頃に引き戻す / カロリーメイト「My Way」篇
楽曲とSEがめちゃめちゃいいクマ。聞いてるとあの頃にぐぐぐっと引き戻されるクマ。つまり、それらの音は(あまり)大人の世界には存在しない、ということクマ。
▎シーン
▎背景・課題
毎年恒例となったカロリーメイトの受験生応援CM、第6弾。受験生のまわりには心揺れるものが溢れている。友人との談笑、プールや花火、オンラインゲーム。そんな誘惑と闘いながら、自分の信じた道に向かって突き進んでいく受験生たちをどう描くか。
▎ねらい・インサイト
受験生をアスリートに見立てる。これが今回のコアだったクマ。CD福部明浩氏は「『My Way』にピッタリな人」として16歳のYOSHIをオーディションで見た瞬間に確信したという。「ヒョロヒョロした体型もシド・ヴィシャスっぽくて良かった」「企画当初から、主役の子自身がテーマソングを歌っている方がいい」。そう、この企画は楽曲と一体化することで初めて完成するクマ。
▎アイデア
フランク・シナトラの名曲「My Way」を、YOSHIがパンクロック調にカバーして歌う。イヤホンを装着し、曲が流れると同時に集中モードに入る受験生。図書館でストレッチする、参考書をめくり暗記シートを巧みに使う、神業のようなペン回し、水に飛び込むように顔を洗う——受験生たちの「競技」がオムニバスで続いていくクマ。撮影は栃木・群馬・千葉・神奈川で丸4日間、80以上のカットを撮影したというクマ。
▎展開・成果
第57回ギャラクシー賞CM部門奨励賞、2020年ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ACCシルバー、交通広告グランプリ2020優秀作品賞を受賞。YOSHIのカバー楽曲も話題となり、2020年1月に正式リリースされたクマ。賛否はあったものの、攻めたキャスティングと演出は確実に記憶に残るものになったクマ。
▎余韻
音がいい、というのはこういうことクマ。参考書をめくる音、ペンが走る音、水の音、そしてYOSHIの荒々しくも初々しい歌声。それらが混ざり合って、受験生という「今」を生きる人たちの熱量に変換されていくクマ。大人になると忘れてしまう、あの頃の必死さ。このCMは音で、それを思い出させてくれるクマ。
▎クレジット
▎タグ
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