▶COINBASE|Less Talk, More Bitcoin|20221分間で2000万アクセス、そしてサイトは落ちた / Coinbase「Less Talk, More Bitcoin」QRコードが画面を跳ね回るだけ、60秒。セレブなし、ナレーションなし、商品説明なし。スーパーボウルという広告の頂点で、Coinbaseは「何もしないこと」を選んだクマ。
▶UNDER ARMOUR|THE FIRST META SNEAKER (Genesis Curry Flow)|2022「メタバース」がなかったから、つくった / UNDER ARMOUR「THE FIRST META SNEAKER」Stephen Curryが3ポイントの世界記録を作った。Under Armourは記念のスニーカーを用意しようとした。でも作れなかったクマ。
▶パナソニック|Make New|2022逆さまにして、世界を新しく見る / パナソニック「Make New」少女が布に触れると、無機質な青い世界が一瞬で緑あふれる世界に変わる。この反転、実はセットも人もぜんぶ上下逆さまにして撮ってるクマ。
🐻❄️動画なしクマSCE|The Prevention Grid|2022広告会社が電力網を救うとき / SCE「The Prevention Grid」広告会社が作るのは広告だけじゃない、という時代がいよいよ本格的に来たクマ。Deloitte DigitalがSCEという電力会社のために作ったのは、ARとAIを使った山火事予防システム。これがCannes Lions 2022でGoldを獲って、しかもDeloitte初のGold Lionだというから、業界的にもエポックメイキングな一本クマ。
▶GRUPO ESTRATÉGICO GE PAE|MORNING AFTER ISLAND|2022海に浮かぶ小さな木の島が、国を動かした / Grupo Estratégico PAE「MORNING AFTER ISLAND」ホンジュラスでは、緊急避妊薬を飲むと最大6年の懲役になるクマ。だから彼女たちは、国境の外——正確には、どの国の法律も届かない海の上に、小さな木の板を浮かべたクマ。
▶POLITICAL SHAKTI + THE TIMES OF INDIA|The Nominate Me Selfie|2022セルフィーを、履歴書にした / Political Shakti + The Times of India「The Nominate Me Selfie」自撮り写真を、政党への「推薦履歴書」に変えたキャンペーンがあるクマ。写真の中に実績と経歴を書き込んで、男性ばかりの党幹部のスマホに、一斉に、逃げ場なく送りつけたクマ。
▶GIRLS WHO CODE|DOJACODE|2022コードを書くと、Dojaが現れる / GIRLS WHO CODE「DOJACODE」「Doja Catは女の子たちが気にする999個のこと」。この一文で企画の全部がわかるクマ。コーディングになんて興味ない子に、コーディングを教えたい。だったら999個のうちの一つ、Dojaを使ってしまえばいいクマ。
▶クラフトボス|ピースにいこうぜ|2021濃く深く、良い設定 / クラフトボス 抹茶ラテ『ピースにいこうぜ』篇 30秒久々に心がズキューンと撃ち抜かれたクマ。丁寧に考察するクマ ・掃除のおばちゃんがいるから多分朝・明るいのにオフィスに誰もいないから多分朝・テンションができあがっている・メイクはしっかりしている というところから考えるに、見上愛はおそらく昨日自宅に帰っておらず、好きな人の家あるいは宿泊施設で1泊した後出社している、いつも自宅(勤務先から結構遠い。1時間くらいかかる)を出る時間にその場所を出て出社したら早すぎた(10分で着いた)、という設定なんだと思われるクマ。設定だけでごはん食べられるようないい設定クマ。きっと。いや、そうあってほしいクマ。ところで、クマの周りに「帰ってないクマ」と行ったところ、「ああ、徹夜でこんなテンションなのね」と即座に変換されて凍ったクマ。ちゃんと帰ってちゃんと寝るクマ〜。
▶ポカリスエット|でも君が見えた|2021CG? CGじゃない? そんなこと、どうでもよくなる / ポカリスエット「でも君が見えた」篇「CG? CGじゃない?」なんて賢そうな分析より、はじめて観たときの「うっわ」のほうが1億倍大事クマ。
▶大塚製薬|カロリーメイト 見えないもの篇|2021⾒えないものと闘った⼀年は、⾒えないものに⽀えられた⼀年だと思う / 大塚製薬 カロリーメイト「見えないもの」篇2020年、誰もが見えないウイルスと闘った年。そしてカロリーメイトは、その年の受験生にも、いつものようにCMを届けたクマ。でもいつものようには、いかなかった。リモート授業、消毒、アクリル板、中止になった大会。森山直太朗の「さくら」が流れた瞬間、涙が止まらなかったクマ。
▶THE BIG ISSUE & LINKEDIN|Raising Profiles|2020路上に立てなくなった人々を、ビジネスパーソンに変えた / The Big Issue & LinkedIn「Raising Profiles」ホームレスの雑誌売りが、LinkedInに登録する。パンデミックへの答えとして、これ以上ないくらい筋の通った発想クマ。
▶XBOX|THE BIRTH OF GAMING TOURISM|2020ゲームを、旅先として売るという暴挙 / XBOX「THE BIRTH OF GAMING TOURISM」ゲームの広告って、だいたい武器とヒーローの話クマ。それをXboxは「観光地」として売り出した。頭のおかしさに拍手クマ。
▶HEINEKEN|SHUTTER ADS|2020閉ざされたシャッターが、バーを救う広告になった / HEINEKEN「SHUTTER ADS」2020年、パンデミックでバーのシャッターが降りた。街の灯りが消えた。だったらそのシャッターに、灯りを戻す仕事をさせようクマ。
▶NOTPLA|Making Packaging Disappear|2020消えるロゴと、消えるパッケージ / Notpla「Making Packaging Disappear」「Notpla」はnot plasticの略。それだけで、やろうとしていることが伝わってくるクマ。海藻でできた、食べられるパッケージ。そのブランドそのものが、カンヌのDesign部門でグランプリを獲ったクマ。
▶SINYI REALTY|IN LOVE WE TRUST|2020不動産屋が「家」じゃなくて「希望」を売った日 / SINYI REALTY「IN LOVE WE TRUST」7分23秒の不動産ブランドフィルムが、台湾全土を泣かせたクマ。そして台湾の広告史上初のカンヌグランプリを獲ったクマ。不動産屋なのに物件を一切映さず、ひたすら「結婚への恐怖」を語り続けるこの勇気、しびれるクマ。
▶Nike|動かしつづける。自分を。未来を。 / The Future Isn't Waiting.|2020標準的な傑作、のその先へ / Nike「動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn't Waiting.」2020年11月、日本中が息を呑んだ2分間クマ。スポーツへの衝動は、差別のようなクソみたいなものを軽やかに吹き飛ばすと信じて。10回観たクマ。標準的な傑作、という言葉がしっくりくるけど、じゃあ「標準的」じゃない傑作との差はどこにあるんだろう、とも考えるクマ。
▶Apple|Macの向こうから — まだこの世界にない物語を|2020「っぽい」ものも含めて紹介する、Appleの横綱相撲 / Apple「Macの向こうから — まだこの世界にない物語を」アニメのキャラクターたちがMacに向かってるシーンだけで、30秒のCMを作ってしまったクマ。しかもAppleのロゴがハートになってたり梨になってたり、明らかに「っぽい」ものまで含めて。このふところの深さ、横綱相撲クマ。
▶カロリーメイト|My Way|2020音が、あの頃に引き戻す / カロリーメイト「My Way」篇楽曲とSEがめちゃめちゃいいクマ。聞いてるとあの頃にぐぐぐっと引き戻されるクマ。つまり、それらの音は(あまり)大人の世界には存在しない、ということクマ。
▶BECO|#STEALOURSTAFF|2020「うちのスタッフを盗んでください」という、逆さまの求人広告 / BECO「#STEALOURSTAFF」「うちのスタッフを盗んでください」。ボトルに履歴書を刷って、大手スーパーの棚に置いたクマ。普通なら悪夢のはずの引き抜きを、BECOは自分から仕掛けたクマ。
▶CARREFOUR|ACT FOR FOOD|2020法律を変えるために、法律を破った / Carrefour「ACT FOR FOOD」スーパーが法律を破って、法律を変えたクマ。しかもそれでカンヌのグランプリを獲った。広告が社会を動かすって、こういうことクマ。