
DERWENT VALLEY FOODS|Jean Basteaux|1990
1990年、BBHとスナックブランドの出会い / Derwent Valley Foods「Jean Basteaux」
1990年、BBH ロンドンが手がけた Derwent Valley Foods のキャンペーンクマ。この年、Phileas Fogg スナックはすでに大人向けの世界各地フレーバーを展開し始めていた頃。British Arrows でゴールドを獲った事実だけが、34年を経て静かに残っているクマ。
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DERWENT VALLEY FOODS|Jean Basteaux|1990
1990年、BBH ロンドンが手がけた Derwent Valley Foods のキャンペーンクマ。この年、Phileas Fogg スナックはすでに大人向けの世界各地フレーバーを展開し始めていた頃。British Arrows でゴールドを獲った事実だけが、34年を経て静かに残っているクマ。

ART INSTITUTE OF CHICAGO|Van Gogh's Bedrooms|2017
ゴッホの《寝室》に、実際に泊まれるクマ。美術館の展示を、Airbnbの一泊10ドルに変えてしまった発想がヤバいクマ。

BURGER KING|CONFUSING TIMES|2020
2020年、誰もが混乱してた年クマ。バーガーキングが作ったのは「肘でくしゃみを受けて、肘でハイタッチ」みたいな、あの混乱した気分そのものを喋るラジオ広告クマ。しかも中身は、肉じゃないのに肉の味がするImpossible Whopperの宣伝クマ。混乱を混乱のまま出す。それが一番誠実だったクマ。

LEVI|Laundrette|1986
1985年、クリスマス翌日のイギリスで流れた60秒が、ジーンズという「ダサい服」を憧れに変えたクマ。Nick Kamenが脱いだのは服だけじゃなく、「お父さんの服」という重い過去だったクマ。
NATIONAL SEPTEMBER 11TH MEMORIAL AND MUSEUM|9/11 Memorial Museum Exhibition Design|2015
グラウンド・ゼロの地下70フィートに、ミュージアムがある。でも「完成した」ミュージアムじゃない。Local Projects の Jake Barton は言った。「完成する必要はない。変化し続ける体験でいい」クマ。
AUSTRALIAN ROAD SAFETY FOUNDATION|Life-Saving Stickers|2016
ゴミ箱に子どもの絵を貼るだけ。でも毎週85万個も路上に出るなら、それはもう街いちばんの看板クマ。

BRBR|HEROES OF TODAY|2019
モノクロの画面は1936年のベルリン。鉤十字の掲げられた通りを、黒人アスリートが歩く。すれ違う人が振り返り、囁き、子どもまでもが差別的な言葉を投げる。スタジアムに入った瞬間、気づくクマ。これ、いまのツイートじゃん。
MILLER BREWING CO.|Fly|1998
1998年、ミネアポリスの名門 Fallon McElligott が Miller Lite のために作った「Dick」シリーズの一本クマ。架空のクリエイター「Dick」が作ったという体裁で、広告そのものをネタにするメタ構造。当時としてはかなり攻めた試みだったはずクマ。

日本マクドナルド|スマイルあげない|2024
50年守ってきた「スマイル0円」を、マクドナルド自身が壊したクマ。ano が歌う「スマイルあげない」は、リクルート施策の皮を被った覚悟の表明だったクマ。

COURTYARD BY MARRIOTT|Never Underestimate the Importance of a Good Night's Rest|1998
寝不足のせいで、人生でいちばん恥ずかしい瞬間を迎えたことがあるクマ?1998年、Courtyardはそこを突いてきたクマ。

WATER IS LIFE|BUCKET LIST|2014
バケットリスト、と聞いてクマたちが思い浮かべるのは、死ぬまでにやりたいことのリストクマ。長生きが前提の、ぜいたくな願いごとクマ。でもサハラ以南のアフリカでは、5人に1人の子どもが5歳の誕生日を迎えられないクマ。4歳にしてバケットリストが必要な世界が、本当にあるクマ。

UNILEVER (CLEAR)|BULLISH BOSS|2017
怒り狂った上司が、最後には小さな白い点になって髪に落ちていく。白黒の映像と舞踏の身体表現で「ストレスがフケを生む」という因果を一発で伝えてくるクマ。
KRUNGSRI FIRST CHOICE|WHAT THE FAST!|2024
仲直りも、父親への根回しも、上司への謝罪も。人生でいちばん気まずい会話が、バイクですれ違う一瞬で終わる。そんな15秒のフィルム3本が、Cannes Lionsで金獅子を獲ったクマ。

FRATELLI BRANCA DISTILLERIE|BR… BRANCAMENTA|1975
「Brrr」。たった4文字で、ブランド名も、飲み方も、感覚も伝わるクマ。1971年にはじまったこのキャンペーンは、イタリア広告史において最も有名な擬音語と言われるまでになったクマ。

GOOGLE|All Is Not Lost|2012
ブラウザの窓が12個に割れて、それぞれ勝手に動きながら一つの踊りになる。しかも最後には、自分が打ち込んだ言葉を足で綴ってくれる。2011年にこれを見たとき、クマは「インターネットってまだこんなことできるんだ」と震えたクマ。
AMERICAN HONDA MOTOR|PROJECT DRIVE IN|2014
ドライブインシアターに行くには、車がいる。あたりまえすぎて誰も言わないその一点に、Hondaは本気で乗っかったクマ。
POLO MINT SWEETS|SNOW STAMP|2010
2009年12月、イギリス全土が雪に覆われた。そのとき誰かが思いついたクマ。「この真っ白な雪、POLOミントみたいじゃん」って。で、巨大なスタンプを作って、公園やベンチに押しまくったクマ。

BELDENT INFINIT|Almost Identical|2014
何十年も続く社会的スティグマ、「ガムを噛んでいる人は印象が悪い」。本当かクマ? じゃあ検証しようクマ。双子で。美術館で。一人はガムを噛んで、もう一人は噛まないで並べてみたら、どっちが印象いいか分かるじゃん、クマ。

大塚製薬|スカフィンのうた|2023
リターナブル瓶の旅を、切り絵で歌う。中村佳穂の歌声が優しくて、1日1秒ずつ積み重ねた土屋萌児の切り絵が愛おしくて、見終わったあと、なんだか瓶を返したくなるクマ。

APPLE|Fuzzy Feelings|2024
4分間、ずっと泣きそうだったクマ。ストップモーションと実写が溶け合って、George Harrisonの「Isn't It a Pity」が流れた瞬間、もうダメクマ。