
富士フイルム|あしたに続く写真|2024
簡単じゃなかった頃の写真の価値が、いま爆アガリしている / 富士フイルム「あしたに続く写真」
カズ、古田、闘莉王。それぞれが写真を見ながら過去を語るクマ。劇的なドラマだけが写真の価値じゃないけれど、やっぱり人生の転換点を焼き付けた1枚には、言葉を超えた重みがあるクマ。
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富士フイルム|あしたに続く写真|2024
カズ、古田、闘莉王。それぞれが写真を見ながら過去を語るクマ。劇的なドラマだけが写真の価値じゃないけれど、やっぱり人生の転換点を焼き付けた1枚には、言葉を超えた重みがあるクマ。

ネスカフェ|朝のリレー|2015
「この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている」というファクトにはっとさせられるクマ。あたりまえのことなんだけど、そういえばそうだ、と思い、その気付きが詩の力によって一気に視聴者を遠いところまで連れて行く感じクマ。

Honda|負けるもんか|2015
「努力は報われない。夢はかなわない。それがどうした?」って言い切るこの企業広告、当時どれだけの人の心を動かしたか、クマは今でも覚えているクマ。ツインリンクもてぎに並んだ歴代のHonda車とバイクを60秒で見せながら、本田宗一郎の精神が、ひとつの強いメッセージになって届いてくる。

富士フイルム アスタリフト|列車のふたり ナノテクノロジー|2023
化粧品のCMに物語を持ち込むと、どんな作用が起きるのか。このCMはその実験みたいなものクマ。トレンチコートにサングラス、金髪ウィッグで変装した宮﨑あおいが列車に飛び乗り、岡田将生が「未来から来た」と言いながらナノテクノロジーを延々語り出す。松田聖子の『赤いスイートピー』が流れて、シリアスかコミカルか判然としない空気の中、ふたりの不思議な旅が始まるクマ。

花王 メリット|家族と愛とメリット|2024
企画とアートディレクションがめちゃめちゃ良いクマ。すぐれたチームがすぐれたクライアントと出会っている感じがひしひしと伝わってくるクマ。まんまとメリット買っちゃったクマ。

サントリーBOSS|働くって、いいもんだ。THE LAST TRAIN|2017
落涙注意クマ。いや本当に。終電後の秋葉原駅で仕掛けられた、定年退職する駅長へのサプライズ。デジタルサイネージにいきなり映し出される同僚たちからのメッセージ、次々と姿を現す仲間たち、そして拍手。人生最後の勤務の夜に、こんなことが起こるなんて。見ているクマたちも、自分の身近な人のことを勝手に想像して、涙が止まらなくなるクマ。

カップヌードル|OBAKA's UNIVERSITY|2016
炎上してから1週間で第1弾が放送中止。なのに日清は止まらず、2か月後にはビートたけしと小林幸子を再び投入してきたクマ。日本の広告界で、ここまで堂々と「やりかえす」姿勢を見せたブランドがあっただろうか。

Nike|Dream Crazier|2019
2019年2月24日、オスカーの放送中にデビューしたこのフィルムは、わずか1日でYouTubeだけで600万回再生、Twitterで2,840万回再生を記録したクマ。セリーナ・ウィリアムズがナレーションを担当し、90秒間、女性アスリートたちがバリアを壊す姿を描き出した。構造的には新規撮影とアーカイブ素材の組み合わせにナレーションが乗るシンプルなもので、最先端技術が使われているわけでも見たことのない絵があるわけでもないけど、2019年の代表作になることがほぼ決まった作品クマ。

カロリーメイト|心の声|2018
「冬の風物詩」と言ってしまって差し支えないんじゃないかと思うクマ。カロリーメイトの受験生応援CM第5弾クマ。今年も良作クマ。

GINZA SIX|メインストリート|2017
椎名林檎がたまに見せる「幸せ全開モード」が、銀座の中央通りで炸裂しているクマ。トータス松本との夢のデュエット、オーケストラ、ダンサー、風船、魔法。90秒の映像がミュージカル映画みたいに多幸感で満ちていて、観終わったあと思わず銀座の目抜き通りを歩きたくなるクマ。

リクルートホールディングス|すべての人生が、すばらしい。|2016
もう正直どこの企業の、なんの商品のCMでもいいんじゃないか、いや、それでいいのか? ま、いいか! と思わせる一大叙事詩クマ。

Apple|Think Different|2015
1997年、倒産寸前のAppleに復帰したスティーブ・ジョブズが世界に放ったのは、新製品でも値引きでもなく、たった2語のメッセージだったクマ。Here's to the crazy ones――「クレージーな人たちがいる」という詩的な語りから始まるこの60秒は、広告の枠を超えて、ひとつの宣言になったクマ。

マクドナルド|家族といっしょに。「約束のハッピーセット」篇|2023
キッズは普段「いまハッピーセットなに!」「次のハッピーセットなに!」(正確にはハッピーセットのおまけのおもちゃなのだけど、もはやそっちが主役)としか思わないし、親もその情報を知るためにマックのサイトを見にいくクマ。そういう意味で普段流れているハッピーセットのCMはめちゃ機能しているんだけど、そんな中突然の激エモ仕事きたクマ。トップカットからもう最高、設定もキャストも演出も、すべてが完璧に揃っている60秒クマ。

SPOTIFY|Spreadbeats|2024
Excelで4分のミュージックビデオをつくる、なんていう発想が生まれた瞬間を想像するクマ。絶対誰かが「バカじゃん」って笑ったと思うクマ。でもそのバカげたアイデアがGrand Prixを獲るクマ。広告ってそういうものクマ。

SKINNY|Phone It In|2023
広告費なんてないから、素人に頼もう。それも、競合他社の客に。そんな開き直りが、Cannes Lions Grand Prixになるんだから世の中おもしろいクマ。
PENNY|The Wish|2022
2021年のクリスマス、ドイツのディスカウントスーパーがやってのけたクマ。息子の何気ない質問に、母親が答える。「あなたの青春を取り戻してほしい」。パンデミックで奪われた10代の経験すべてを──夜更かしも、失恋も、こっそり抜け出す冒険も。たった3分のフィルムが、YouTubeで410万再生、#PENNYがTwitterトレンド入り、ドイツ最大の新聞BILDが報じ、Film Craft Lions のグランプリを獲ったクマ。

SINYI REALTY|IN LOVE WE TRUST|2020
7分23秒の不動産ブランドフィルムが、台湾全土を泣かせたクマ。そして台湾の広告史上初のカンヌグランプリを獲ったクマ。不動産屋なのに物件を一切映さず、ひたすら「結婚への恐怖」を語り続けるこの勇気、しびれるクマ。

NOTPLA|Making Packaging Disappear|2020
ブランド名が「not plastic」の略。それだけで、やろうとしていることの強度が伝わってくるクマ。海藻でつくった食べられるパッケージで、プラスチックを「消す」スタートアップ。そのブランディングそれ自体が、Cannes Lions 2021でDesign部門のGrand Prixを獲ったクマ。

MARS|THE LION'S SHARE|2019
2019年のカンヌライオンズで、SDGs部門のグランプリを獲ったこのキャンペーンは、広告そのものというより「広告業界の構造変革」を狙った仕組みクマ。動物は広告の20%に登場するのに、動物自身は1円ももらえない。この矛盾を、たった0.5%の拠出で解決しようとしたクマ。

WILLIAM PATRICK CORGAN|Aeronaut VR|2018
ミュージックビデオなのに、観客が自由に動き回れる。ビリー・コーガンのすぐ横に立てる。景色が変わるたび、色が変わるたび、自分も一緒に旅をしている感覚になる。VRが「体験」になった瞬間クマ。