▶ホットペッパー|アフレコCMシリーズ|2002「声」と「格」のギャップがすべて / ホットペッパー アフレコCMシリーズ関西人じゃない自分には到底思いつかない世界がある、とクマは深く共感するクマ。けれども同時に、これは関西人しか作れないんじゃなくて、山崎隆明という一人の天才にしか作れなかったものだとも思うクマ。
▶ファンタ|ファンタ学園 先生シリーズ|2002今こそ、こういう先生がホントにいてほしい / ファンタ「先生」シリーズ2002年から2004年にかけて放送されたファンタのCM、ドラゴン先生、DJ先生、革ジャン先生……。中高生、特に中学生に強烈にフォーカスして下らなさ(褒め言葉)を極めたシリーズクマ。
▶KDDI|ポーター編|200114年前なのに、今でも笑える / KDDI 企業広告「ポーター編」2001年。豊川悦司と加瀬亮クマ。元記事を書いた2015年から見ても「全然古びない」と思ったし、今また見ても本当に古びてないクマ。キャスティングも含めてまったく違和感ないクマ。こういうのも「いい作品」の一つの指標なんだな、と思うクマ。
▶トヨタ|ファンカーゴ|2000詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」2000年、トヨタのファンカーゴのCMクマ。早口ナレーションでベネフィットを詰め込んで、最後に「どこで何してもわたしの勝手でしょ」という一言と「ファン・カー・ゴー!」のサウンドロゴで落とす構成クマ。詰め込みのはずなのに、なぜか不快感がないクマ。18年前(当時)のCMだけど、企画は今でも全然成立すると思うクマ。
▶ジョージア|明日があるさ|2000サラリーマンの心に火をつけた、あの「明日」 / ジョージア「明日があるさ」2000年8月26日、日本コカ・コーラの缶コーヒー「GEORGIA」のCMに坂本九の「明日があるさ」が起用され、空前のリバイバル・ヒットとなったクマ。CMも、キャンペーンも話題になっていたクマ。ドラマ化されたときの初回視聴率は29.0%で、民放の連続ドラマ初回視聴率史上歴代7位、日本テレビでは歴代1位というヤバさクマ。
▶プロバイダーZERO|Don't Spend Money!!|2000もはや「プロバイダー」という概念は歴史になってしまった / プロバイダーZERO「Don't Spend Money!!」スティーブ・ブシェーミだもん。それだけで完全にホームラン狙いに来てるクマ。
▶サントリー|BOSS セブン 世界を敵に篇|1999「うのたんはどうしますか?」 / サントリー BOSS「セブン 世界を敵に篇」1999年。神田うのが今どうしているんだろう、と思いつつ見返したこのCM、史上最大級の揚げ足取りでエンターテインメントに昇華してるクマ。
▶コンタクトのアイシティ|透明人間|1999「おめー頭いいな」「おめー目いいな」 / アイシティ「透明人間」1999年、日本のテレビに、とんでもない勢いのCMが流れたクマ。透明人間になれる薬を手に入れた眼鏡男子たちが、全裸で街を駆け抜ける60秒。座薬だったり、眼鏡だけ浮いてたり、ツッコミどころ満載なのに、なぜか笑えて、なぜか納得してしまう名作クマ。
▶日本テレビ|日テレ営業中|1999テレビ局なんだし、24時間営業中だろ / 日本テレビ「24時間浜田雅功営業中」テレビ局なんだし、24時間営業中だろ、と割と冷めた目で見てた覚えがあるクマ。でも浜ちゃんのこの企画はすごかったクマ。
▶アコム|むじんくん チャント星人シリーズ|1996借金を、カジュアルにした宇宙人たち / アコム「むじんくん」チャント星人シリーズ1996年、UFOに乗った宇宙人が「じゃ地球寄ってく?」と地球のアコムに借りに来るCMが登場したクマ。「ラララむじんくん♪」のフレーズとともに一世を風靡したこのシリーズは、消費者金融という重いテーマを、SF風の軽やかさでカジュアルに変えた衝撃作だったクマ。
▶NTTドコモ|ポケベル「はじめる」|1996同世代のほぼすべての男子に、何かを残していった / NTTドコモ ポケベル「はじめる」1996年、公園のタコ滑り台に寝そべってるるる♪と鼻歌を歌う15歳の少女が、全国のテレビに現れたクマ。「お誕生日にポケベル買ってもらった」と舌足らずに話すその子の名前は、広末涼子。このCMが、彼女を一躍スターに押し上げたクマ。
▶サッポロビール|冬物語|1995昔はもっとあった気がする、冬のシズル / サッポロ「冬物語」1995昔はもっとこういう「冬の良いシズル」を描いたCMがたくさん流れてたような印象、ありませんかクマ? 1995年、サッポロ冬物語。カズンの「冬のファンタジー」に乗せて、冬の屋根の上で過ごす若者たちの姿が映し出されるクマ。
▶日清食品|カップヌードル麻婆・五目|1995「あさばあ」という音の暴力 / 日清食品 カップヌードル「麻婆・五目」「あさばあ」と聞いた瞬間、脳が「?」ってなるクマ。麻婆を「あさばあ」と読んでしまった女性社員が、品の良いおばあちゃん付きって言い切って、上司が激怒して、現実に戻る。たった15秒でこの密度クマ。
▶サントリー|恋は、遠い日の花火ではない|1994「OLD is NEW」が霞むほど、コピーが強すぎた / サントリーオールド「恋は、遠い日の花火ではない。」1994年、バブル崩壊後のくたびれた空気の中で生まれたコピークマ。長塚京三と田中裕子が出演したCMに載せて、「OLD is NEW」というリニューアルのメッセージより、このコピーだけが世の中に残った。そんな現象を目撃してしまったCMクマ。
▶NISSIN FOOD|HUNGRY? III UINTATHERIUM|199430年経っても、胃袋が覚えてる / 日清食品「HUNGRY? III UINTATHERIUM」1994年、ウインタテリウム篇クマ。マンモスやモアで世界を驚かせたあのシリーズが、まだ続いていた時代の一本。原始人が、巨大な哺乳類に翻弄されて、でも最後には「hungry?」の一言と白地に赤のカップ。このリズムは、もはや説明不要クマ。シリーズ全体がカンヌでグランプリを獲って、日本の広告史に刻まれたやつの、続編のひとつクマ。
▶NISSIN FOOD|hungry?|1993「hungry?」と問われたら、誰もが原始人になる / 日清食品「SYNTHETOCERAS」カンヌの会場で「Hungry!」と叫ぶ人がいた。1993年、モアとシンテトケラス、2本同時グランプリ。カンヌ60年でも屈指の伝説クマ。
▶NISSIN FOOD|hungry? MOA|1993原始人は、いつだって腹を空かせている / 日清食品「hungry? MOA」1993年、カンヌでグランプリを獲った日本のCMクマ。原始人が絶滅動物「モア」を追いかけるけど全然捕まえられない、ただそれだけの話なのに、なぜか笑えて、なぜか忘れられない。ストップモーションのコマ撮りで動く生き物たちの「間」が絶妙すぎるクマ。
▶ライオン|チャーミーグリーン|1992洗い物をしていたら、突如頭の中に蘇ったやつ / ライオン「チャーミーグリーン」CM 1992さっき洗い物をしていて、突如頭の中に蘇ったクマ。歌ものは脳への定着率がヤバいクマ。「チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる〜♪」というあの曲とともに、夫婦が手をつないで踊りながら買い物する光景が、30年以上経った今でも鮮明に思い出される。それだけで、この広告の勝利だと思うクマ。
▶エーザイ|チョコラBB|1991やられて、やりかえした / エーザイ「チョコラBB」「世の中、バカが多くて疲れません?」。桃井かおりがカメラ目線で言い放った瞬間、日本中が騒然としたクマ。1991年、チョコラBBのCMが放送された直後から苦情が殺到し、数日で別バージョンに差し替えられた。でも、それこそが狙いだったかもしれない。広告史に残る、完璧すぎる「やられた→やりかえした」の話クマ。
▶キューサイ|まずい!もう一杯!|1990「まずい」から、逃げなかった / キューサイ「青汁」1990年、悪役俳優の八名信夫氏がグラスを持って、顔をしかめた。「まずい!」。そして「もう一杯!」。健康食品のCMでこれをやるか、と度肝を抜かれたクマ。