▶ADIDAS|WINDOW SHOPPING|2013「閉店後」に、買い物は始まる / Adidas「WINDOW SHOPPING」夜11時、誰もいない通り。ショーウィンドウの青いスニーカーが気になる。でも店は閉まっている——普通ならそこで終わる話クマ。adidasはこの窓に触れるだけで買い物ができるようにしてしまったクマ。
▶AMNESTY INTERNATIONAL|NO MEANS NO|2013声を奪われた女性が、声を取り戻す瞬間 / AMNESTY INTERNATIONAL「NO MEANS NO」2013年、ノルウェーのアムネスティが法律を変えるために作った広告クマ。インタラクティブ動画で、女性の声がミュートされ、そして署名によって声が戻る。広告が社会を変える力を、これほど直接的に信じた企画があっただろうか、と思うクマ。
▶GEOX AMPHIBIOX|THE ULTIMATE WATERPROOF TEST (7 Days of Rain)|2013晴れた街で、7日間降らせ続けた / GEOX「THE ULTIMATE WATERPROOF TEST」人工の雨雲を3つつくって、ひとりの男を7日間、雨に打たせ続けるクマ。場所はバルセロナのど真ん中。空は晴れてるのに。
▶FRIENDS OF THE EARTH|TREE CONCERT|2013栗が落ちるたび、木が歌い出した / FRIENDS OF THE EARTH「TREE CONCERT」木がコンサートを開く、と聞いて誰が信じるクマ。でもベルリンの公園で本当にあった話クマ。樹齢100年の栗の木が、ある夜ミュージシャンになったクマ。
▶OLD SPICE|DIKEMBE MUTOMBO'S 4 1/2 WEEKS TO SAVE THE WORLD|2013世界の終わりまであと4週間半、ムトンボが指を振る / OLD SPICE「DIKEMBE MUTOMBO'S 4 1/2 WEEKS TO SAVE THE WORLD」マヤ暦によれば世界は2012年12月21日に終わる。Old Spiceが救世主に選んだのはNBA史上最強のディフェンダー、ディケンベ・ムトンボクマ。8bitゲームで世界を救うって発想からしておかしいクマ。
▶CAPE TOWN TOURISM|SEND YOUR FACEBOOK PROFILE TO CAPE TOWN|2013Facebookプロフィールを送り込む、という発明 / CAPE TOWN TOURISM「SEND YOUR FACEBOOK PROFILE TO CAPE TOWN」「みんなをケープタウンに送れないなら、Facebookプロフィールを送ればいい」。2013年、そんな発想を本当にアプリにしてしまったクマ。
🐻❄️動画なしクマDOREMIR|SCORECLEANER|2013鼻歌が、気づけば五線譜になっているクマ / DOREMIR「SCORECLEANER」録音ボタンを押して鼻歌を歌うだけで、五線譜になって返ってくるアプリクマ。カンヌライオンズでゴールドを獲った地味だけど本質的な発明クマ。
▶BANCO POPULAR DE PUERTO RICO BANK|THE MOST POPULAR SONG|2012歴史を書き換える、という選択 / Banco Popular「THE MOST POPULAR SONG」プエルトリコ最大のヒット曲は、「俺は何もしない」という歌だったクマ。働かないことを国民的に祝福する曲。それを、歌っている本人たちに書き換えさせたクマ。そんな無茶が、カンヌ史上初めてプエルトリコにグランプリをもたらしたクマ。
▶読売新聞|僕の走れなかった道|2012「みんな、スポーツ選手になりたかった」を、通せるかどうか / 読売新聞「僕の走れなかった道」「子どもの頃は、みんな、スポーツ選手になりたかった」。冒頭のこの一行に、賛否両論が渦巻きそうなCMクマ。でも読売新聞は、これを通した。そこにこそ、この企画の強さがあるクマ。
▶AXE “EXCITE”|Excite - Even Angels Will Fall|2012「天使」を落とす、という最大級の主張 / AXE「Even Angels Will Fall」天使が空から降りてくる。白い服とヘイローをまとった美しい天使たちが、小さな街を歩き、ひとりの男の前でヘイローを叩き割る。「AXEは天使すら堕とす」。2012年カンヌライオンズCreative Effectiveness部門グランプリを獲った仕事クマ。
▶NIKE+|FuelBand|2012広告会社が、プロダクトそのものになった日 / Nike+「FuelBand」これは広告じゃない。でも広告会社がつくった。その矛盾が、カンヌで2つのグランプリを獲った理由クマ。
▶GOOGLE|Voice Search|2012なぜ地下鉄の駅名を読み間違えた看板が、Grand Prix を獲ったのか / Google「Voice Search」2012年、ロンドンの街角に変な綴りの看板が150枚以上並んだクマ。地下鉄の前には駅名っぽい謎の文字列。スタジアムの前には「ley-tist-skohrz」。声に出して読むと、意味がわかる。これ、Googleの音声検索の広告クマ。
▶UNITED COLORS OF BENETTON|UNHATE|2012キスで憎しみを消せるか / BENETTON「UNHATE」オバマと胡錦濤、ネタニヤフとアッバス、教皇とイマームがキスをする。街に貼られた瞬間、世界がざわついた。バチカンは数時間で「重大な敬意の欠如」と激怒し、教皇のポスターは撤去されたクマ。たぶんそこまで計算のうちクマ。
▶GO OUTSIDE MAGAZINE|REPELLENT RADIO|2012ラジオをつけるだけで、蚊が逃げていく / GO OUTSIDE MAGAZINE「REPELLENT RADIO」サンパウロのラジオ局が、午後6時から8時の音楽番組にこっそり15kHzの音を混ぜて流したクマ。人間には聞こえない。でも蚊には聞こえるクマ。天敵トンボの羽音に似せてあるから、蚊が逃げていく。ラジオをつけるだけで虫除けになるクマ。
▶CHIPOTLE|Back to the Start|2012ファストフードが「農業」を語った日 / Chipotle「Back to the Start」2分20秒、ひたすら農場の話をする。ブリトーも、笑顔のスタッフも、商品名すら出てこない。ファストフードの広告として、あまりにも異様クマ。これでカンヌのグランプリを2つ獲ってしまったクマ。
▶THE GUARDIAN|Three Little Pigs|2012おとぎ話は、ソーシャルメディアの時代に耐えられるか / The Guardian「Three Little Pigs」童話「三匹の子ぶた」を、今のニュース環境に放り込んだらどうなるか。The Guardianはその答えを2分間の映像にしたクマ。何度見ても震えるクマ。
▶MINISTRY OF TOURISM GOVT. OF INDIA|THE HINGLISH PROJECT|2012文字が溶け合えば、国も溶け合う / インド観光省「THE HINGLISH PROJECT」ヒンディー語とEnglishを掛け合わせた「Hinglish」っていう言葉、インドでは当たり前に使われてるクマ。で、それをフォントにしちゃったクマ。
▶GOOGLE|All Is Not Lost|201212枚の窓が踊りだす / Google Chrome「All Is Not Lost」ブラウザの窓が12個に割れて、それぞれ勝手に動きながら一つの踊りになる。しかも最後には、自分が打ち込んだ言葉を足で綴ってくれる。2011年にこれを見たとき、クマは「インターネットってまだこんなことできるんだ」と震えたクマ。
▶NOKIA|MYSTERY AD|2012敵のスマホを、いきなり味方に変える / NOKIA「MYSTERY AD」iPhoneを使ってるはずなのに、画面がいきなりWindows Phoneになる。Androidのはずなのに、気づいたらNokiaのUIになってる。そんな「ありえない体験」を、モバイル広告フォーマットとして実装したクマ。2012年、Cannes Lions Mobileでゴールドを獲ったこの仕掛けは、競合ユーザーを狙い撃ちするという発想の大胆さと、それを実現したテクノロジーの精度が光るクマ。
▶ETERNA CADENCIA|THE BOOK THAT CAN'T WAIT|2012読まなければ、消える / ETERNA CADENCIA「THE BOOK THAT CAN'T WAIT」開けたら最後、文字が消えはじめる本がある。光と空気に触れると数ヶ月で読めなくなる特殊なインクで刷られた一冊。読むしかないクマ。