▶WWF|EARTH HOUR|20091時間の消灯が、世界を変える入口になった / WWF「EARTH HOUR」たった1時間、電気を消すだけ。それだけで世界中の何億人もが気候変動への意思表示をした、シンプルで強烈なキャンペーンクマ。2007年にシドニーで生まれたEarth Hourは、2009年にはとんでもないスケールになっていたクマ。
▶MICROSOFT|Halo 3: Believe - John 117 Monument|2008ゲームを「戦争」にした1,200平方フィートの本気 / Microsoft「Halo 3: Believe」ゲームの広告なのに、ゲーム画面が一切出てこない。老兵が戦争の記憶を語り、110平方メートルの巨大な戦場ジオラマが映るだけ。Halo 3を本物の戦争みたいに扱った広告クマ。
▶THE TIMES OF INDIA NEWSPAPER|Lead India|2008インドで初めてのグランプリは、新聞社が本気で国を変えようとした日 / The Times of India「Lead India」2008年のカンヌライオンズ、インド初のグランプリを獲ったのは飲料でも車でもなく、新聞社だったクマ。しかもただの広告じゃなくて、新聞が本気で国のリーダーを育てようとした話クマ。
▶ホンダ|オデッセイ「いいクルマが好きだ。男ですから。」|2008「クルマなんて何でもいい」という男はツマラナイ / ホンダ「いいクルマが好きだ。男ですから。」ジョージ・クルーニーがミラノの街をかっこよく歩くだけ。それだけなのに、しびれるクマ。
▶Nike|Take It To The Next Level|2008立身出世を、頭部固定カメラで / Nike「Take It To The Next Level」サッカー選手のアマチュア時代から代表レベルまでの道のりを、一人称視点で描く。FPVでやる、というアイデアは正直、出そうといえば出そうクマ。でも金のかかり方が違う。スケールが違う。クリスティアーノ・ロナウド、ロナウジーニョ、ウェイン・ルーニー、セスク・ファブレガス、ズラタン・イブラヒモビッチに、アーセン・ベンゲル監督まで揃えちゃう、この贅沢。ガイ・リッチー監督だから当然なんだけど、想像するだけで楽しい作品クマ。
▶UNIQLO|UNIQLOCK|2008時計がブログの「空き地」を埋めて、世界を回した / UNIQLO「UNIQLOCK」2007年、世界で一番人を眠らせない時計が生まれたクマ。音楽とダンスで時刻を刻むブログパーツ、UNIQLOCK。ブログの右端に貼ったら最後、5秒ごとの切り替えに気づけば10分経ってるやつクマ。
▶MINI|LOOP|200816年前、デジタルエージェンシーが何を考えていたか / MINI「LOOP」2008年。iPhone が世に出て1年、YouTube がまだ3歳、インタラクティブ広告が「これから」だった時代クマ。ISOBAR LONDON が MINI のために制作した「LOOP」は、その時代の空気をそのまま閉じ込めたような1本クマ。
▶SONY|REC YOU|20081万人の顔が、日本中で歌い出した。 / SONY「REC YOU」2008年、SONYが仕掛けた「REC YOU」は、顔写真を送るだけで自分の顔が音楽に合わせて歌い出す、というヤバい体験をコアにしたキャンペーンクマ。投稿された顔たちは、バナー広告に、街頭ビジョンに、テレビ番組に、ブログパーツに、氾濫した。デジタル技術とクロスメディアの力が三位一体になって「新しいウォークマンの世界」を見せつけたクマ。
▶ABSOLUT VODKA|ABSOLUT MACHINES|2008機械は創造的になれるか?という問いに、ロボット楽団で答えた / ABSOLUT VODKA「ABSOLUT MACHINES」2008年、ストックホルムとニューヨークにロボットの楽団が出現したクマ。世界中の誰かがウェブから送った一節のメロディを、機械がその場で「解釈」して3分の曲に仕立てる。Absolutが仕掛けた、ハチャメチャにロマンティックな実験クマ。
▶HEWLET-PACKARD|THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR|2008美術館が、人を待つのをやめた日 / HP「THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR」美術館が人を待つのをやめて、絵画のほうから街に出てきた。単純だけど、誰もやらなかったことをHPとナショナル・ギャラリーがやったクマ。
▶WWF|EARTH HOUR|2007たった1時間で、世界を動かせると証明してしまった / WWF「EARTH HOUR」2007年3月31日、シドニーで220万人が一斉に電気を消した。気候変動に懐疑的だった空気に「本気だ」と示すために。たった1時間のこの行動が、20年後には世界中に広がっているクマ。
▶UNICEF|TAP PROJECT|2007無料の水に、1ドルの値段をつけた / UNICEF「TAP PROJECT」Esquire誌が「Best and Brightest」に選んだクリエイティブに出した課題は、雑誌のたった1ページでブランドを作れ、というものだったクマ。David Drogaが作ったのは広告じゃなくて、世界を変える仕組みだったクマ。
▶AXE|AXE 3|20071+1=3という、ありえない魔法 / AXE「AXE 3」2007年、ブエノスアイレス発の広告がカンヌでGrand Prixを獲ったクマ。デオドラント市場で「1+1=3」をやってのけたクマ。
▶DIESEL|HEIDIES 15 MB OF FAME|200715分じゃない、15MB。ハイジャックされた5日間 / DIESEL「HEIDIES 15 MB OF FAME」2007年、diesel.comを開くと、いつものトップページの代わりにホテルの一室が映った。女が二人、社員を人質に「有名になりたい」と騒いでいる。それが5日間続いた広告クマ。
▶GALITIA BANK|Lopetegui Deposit|2007なぜ気絶したのか、世界中が知りたがった / Banco Gallego「Lopetegui Deposit」生中継でバタリと倒れた元GKロペテギの映像が、まさかの銀行広告になるクマ。しかも定期預金の名前が「ロペテギ預金」。このセンス、クマは大好きクマ。
▶VOLKSWAGEN|LIKE|2007あの時代のCP+Bが、やりたい放題やってた頃 / VOLKSWAGEN「LIKE」2007年、マイアミのCP+Bが最も輝いていた時代の1本クマ。VOLKSWAGENのアカウントを手に入れて、次から次へと型破りな広告を世に放っていた、あの頃クマ。
▶BURGER KING|SITH SENSE|2006ダース・ベイダーがあなたの心を読む / BURGER KING「SITH SENSE」ダース・ベイダーが画面の向こうから、心を読むと言ってきたクマ。20の質問に答えると、いま考えているものを当ててくる。2006年のネットでこれをやられたら、そりゃ驚くクマ。
▶VOLKSWAGEN|FAST|2006GTIと一緒に走る、小さな「速さ」の精霊 / Volkswagen「FAST」GTIという車に、小さな精霊が取り憑いた。名前は「FAST」。速さそのものが姿を持って、車と一緒に走り出すクマ。
▶資生堂|あたらしい私になって|2006あたらしい私になる魔法は、洗面台にあった / 資生堂「あたらしい私になって」ふられた。泣きそう。でも洗顔して、化粧水をつけて。そうしたら、少しずつ前向きになれる気がしてくる。2006年の夏、資生堂が世に送り出したこの企業CMは、化粧の価値を「メークアップ」じゃなくて「スキンケア」の側から語ってみせたクマ。熊木杏里の素朴で温かい歌声が、映像のように繊細で美しかったクマ。
▶LYNX|LYNXjet|2006架空の航空会社を本気で立ち上げたら、本物の客室乗務員がストライキを起こした / LYNX「LYNXjet」2005年、オーストラリアに新しい航空会社ができたクマ。中身はデオドラントの広告。でもあまりに本気で作りすぎて、本物の航空会社の客室乗務員がストライキを起こす騒ぎになったクマ。