▶SPOTIFY|Spreadbeats|2024Excelのセルから、世界一のクラフトが生まれた / Spotify「Spreadbeats」Excelで4分のミュージックビデオをつくる、なんていう発想が生まれた瞬間を想像するクマ。絶対誰かが「バカじゃん」って笑ったと思うクマ。でもそのバカげたアイデアがGrand Prixを獲るクマ。広告ってそういうものクマ。
▶カップヌードル|ラクサ食べてよ|2024元ネタのリーチ計算 / カップヌードル「ラクサ食べてよ」角刈りにびっくりしたクマ。MAISONdes の「けーたいみしてよ」を替え歌にして、イラストの女の子がラクサにハマりすぎてカップヌードル型の角刈り男になる、っていう展開クマ。可愛い絵とのギャップが強烈クマ!
🐻❄️動画なしクマERRATA AT 88 -|Errata at 88|202488歳の女性が、60年越しにステージに立った / Johnnie Walker「Errata at 88」1962年、カーネギーホールで開かれたボサノヴァを世界に紹介した伝説のコンサート。その舞台に、創始者の一人であるAlaíde Costaの名前はなかった。88歳になった彼女が、ようやくそこに立ったクマ。
▶花王 メリット|家族と愛とメリット|2024やさしさのスイッチを押される / 花王「家族と愛とメリット」企画とアートディレクションがめちゃめちゃ良いクマ。すぐれたチームがすぐれたクライアントと出会っている感じがひしひしと伝わってくるクマ。まんまとメリット買っちゃったクマ。
▶CERAVE|Michael CeraVe|2024陰謀論を3週間かけて育てる、という狂気 / CeraVe「Michael CeraVe」名前が似てるだけの俳優を巻き込んで、3週間かけて全米にフェイクニュースを育てて、スーパーボウルで種明かしする。頭おかしいクマ(最高の褒め言葉)。クライアントも、マイケル・セラも、乗っかった450人のインフルエンサーも、全員狂ってるクマ。
▶SYDNEY OPERA HOUSE|Play It Safe|2024「安全」を歌いながら、最も危険なことをやった / Sydney Opera House「Play It Safe」これは、コンドームの広告ではないクマ。シドニー・オペラハウスの50周年記念ムービークマ。タイトルが「Play It Safe(安全にやろう)」で、Tim Minchin が歌う歌詞も「リスクを冒すな、安全にいこうぜ」って内容なのに、映像は徹底的に「危険な創造性」を讃えている。この皮肉が、めちゃめちゃ効いてるクマ。
▶SPECSAVERS|THE MISHEARD VERSION|2024聞き間違えで、国中の耳を試した / SPECSAVERS「THE MISHEARD VERSION」Rick Astleyの『Never Gonna Give You Up』を、わざと歌詞を聞き間違えたバージョンで録り直して、何の説明もなくリリースしたクマ。8時間で2,000万再生。カンヌで6ライオン、グランプリ2つ。PR代理店が単独でPRライオンズのグランプリを獲った、これが初めてのことクマ。
▶LOEWE|LOEWE x Suna Fujita|2024京都の陶芸工房が、ラグジュアリーの定義を塗り替えた / LOEWE「LOEWE x Suna Fujita」京都の田舎町で陶器を焼く夫婦の工房と、スペインのラグジュアリーブランドLOEWE。この組み合わせが、カンヌライオンズ史上初のラグジュアリー&ライフスタイル部門でグランプリを獲ったクマ。
▶HEINZ|IT HAS TO BE HEINZ|2024「AIに訊いても、ハインツ」が証明した、150年ブランドの強度 / HEINZ「IT HAS TO BE HEINZ」AIに「ケチャップを描いて」と頼むと、勝手にハインツのボトルが出てくる。人に頼んでも同じ。レストランの裏では偽物のケチャップがハインツの容器に詰め替えられている。この当たり前すぎる事実を5年かけて集め続けた仕事が、2024年カンヌのCreative Effectivenessグランプリを獲ったクマ。
🐻❄️動画なしクマKDDI|制服の3年間|20243年間の、すべてがここにある / KDDI「制服の3年間」「制服の3年間」ってタイトルを見ただけで、もうなんか泣けてくるクマ。高校生活を制服という「共通の記号」で括ってくる、その一言の強度がヤバいクマ。みんなの難問、チャイムがなるまで、くだらない時間、そして制服の3年間。どの切り口も「学校生活の断片」を的確に捉えてて、KDDIがコミュニケーションというテーマでどこを狙ってるかが伝わってくるクマ。
▶APPLE|Fuzzy Feelings|2024やさしさのスイッチを押される / Apple「Fuzzy Feelings」4分間、ずっと泣きそうだったクマ。ストップモーションと実写が溶け合って、George Harrisonの「Isn't It a Pity」が流れた瞬間、もうダメクマ。
▶KRUNGSRI FIRST CHOICE|WHAT THE FAST!|202415秒で人生の難問が解決したら / KRUNGSRI FIRST CHOICE「WHAT THE FAST!」仲直りも、父親への根回しも、上司への謝罪も。人生でいちばん気まずい会話が、バイクですれ違う一瞬で終わる。そんな15秒のフィルム3本が、Cannes Lionsで金獅子を獲ったクマ。
▶ASDRA|ABSURD PROMISES|2024なぜ政治家の公約より、簡単なのに誰も触れないのか / ASDRA「ABSURD PROMISES」2023年、アルゼンチンの大統領選挙。候補者たちは壮大で実現困難な公約を掲げていたのに、誰ひとりとして障害者のことを語らなかったクマ。特にダウン症の人々は、遺伝子疾患で一生変わらないのに、毎年障害者証明書を更新しなければ権利を失うという「不条理な法律」に縛られていた。この矛盾を暴くために、VMLとASDRAは大統領討論会の生放送中に、ある指標をリアルタイムでツイートし始めたクマ。
▶APPLE|RELAX, IT'S IPHONE: R.I.P. LEON|2023死んでると思ったら生きていた / Apple「R.I.P. LEON」預かったトカゲが動かない。最悪だ、死んでる……いや、生きてる! この30秒の絶望と歓喜の切り替えに、iOS16の「メッセージ送信取り消し」がぴったり重なってくるクマ。
▶SKINNY|Phone It In|2023競合他社の客が、勝手にラジオCMを録ってくれた話 / Skinny「Phone It In」広告費なんてないから、素人に頼もう。それも、競合他社の客に。そんな開き直りが、Cannes Lions Grand Prixになるんだから世の中おもしろいクマ。
▶日清食品|カップヌードル 担担 ザクザクコリコリ|2023タンタンとダダンって語呂が近くね? / カップヌードル「担担 ザクザクコリコリ」沼から「タンターン!」と叫びながら飛び出してくるきんに君クマ。手には巨大な「カップヌードル 担担」を持って、「ザクザク!コリコリ!」と腰を振りながら迫ってくるクマ。1990年代の伝説的CMを見事に再現したパロディに、アラフォー世代が一斉に反応したクマ。
▶APPLE|THE GREATEST|2023これは、テクノロジーの広告じゃない / Apple「THE GREATEST」障害を持つ7人が、iPhoneで車を運転したり、服の色を確認したり、ただ日常を過ごすクマ。それだけの映像が、Emmy、Cannes Grand Prix、D&AD、One Club Best in Showを総なめにしたクマ。すごいのは広告じゃなくて、映ってる人たちクマ。
▶東京ガス|母の推し活|2023推し活で輝く母と、ガスの接着 / 東京ガス「母の推し活」クマには「今年はなにかな」って毎年心待ちにしている広告シリーズがいくつかあって、そのうちのひとつが東京ガスのブランド広告クマ。2008年から続く「家族の絆」シリーズは、「お弁当メール」を筆頭に日本人の心の深いところを撃ち抜く仕事ばかりで憧れるクマ。2023年の「母の推し活」も、30歳年下のK-POPアイドルに恋をした母が人生を広げていく姿を90秒で描いていて、公開3日でTwitter再生500万回超えの話題作になったクマ。ただ、今回は「いいけど…」って複雑な気持ちになったクマ。
▶Coors Light|Coors Lights Out|202348時間で記念缶、24時間で完売、スポンサー$0で公式ビールを超えた / Coors Light「Coors Lights Out」2023年8月、大谷翔平のファウルボールがCiti FieldのCoors Light看板のLEDモジュールを壊したクマ。缶の真上に黒いドット欠けが出現。普通なら「すみません修理します」で終わるところを、Rethinkは48時間で黒い四角を再現した記念缶を発売クマ。リアクション芸の最高峰クマ。
▶DOORDASH|Self-Love Bouquet|202312本目のバラは、花じゃなかった / DoorDash「Self-Love Bouquet」バレンタインに届く11本のバラ、12本目は「Rose™」——TikTokで有名になった、バラの形のセックストイクマ。DoorDashがそれをブーケに混ぜて売った。3日で完売、Cannes Lions PR部門グランプリ。