▶MERCADO LIVRE|FEED PARADE|2020世界最大のパレードが、279枚の写真になった / MERCADO LIVRE「FEED PARADE」2020年、世界最大規模のプライドパレードが消えたクマ。パンデミックが奪ったのは、何百万人もの人々が集まる2.5kmの道と、そこで声をあげる権利だったクマ。でも、ブラジルの独立系エージェンシーGUTは「奪われた場所」を、279枚の写真でInstagramに作り直したクマ。
▶CHEETOS|CAN'T TOUCH THIS|2020厄介な指を、言い訳に変えた / CHEETOS「CAN'T TOUCH THIS」オレンジ色の粉まみれの指を見せて「触れないクマ〜」って言い訳する男の後ろから、MC Hammerが飛び出してくる。最高クマ。絨毯に巻かれたハンマー、赤ちゃんの顔になったハンマー、ピクニックバスケットから出てくるハンマー。もうハチャメチャクマ。でもこれ、ただ面白いだけじゃなくて、スーパーボウルで新商品をローンチする戦略そのものがヤバいクマ。
▶OLD TOWN ROAD FT. BILLY RAY CYRUS|Old Town Road (Official Movie)|2020ジャンルという檻を、馬に乗って蹴り飛ばした / Lil Nas X「Old Town Road (Official Movie) ft. Billy Ray Cyrus」30ドルで買ったビートと、大学中退した20歳の絶望と、TikTokという新大陸と、カントリー界のアウトローと、それを全部まとめて「Official Movie」と呼ぶ度胸。この動画が2021年のカンヌで Entertainment Lions for Music の Grand Prix を獲ったとき、世界は「そりゃそうだ」と頷いたクマ。
▶APPLE|The Whole Working-From-Home Thing|20207分間、ずっと笑ってた / Apple「The Whole Working-From-Home Thing」2020年7月、パンデミック真っ只中のアメリカから7分間のショートフィルムが届いたクマ。タイトルは「The Whole Working-From-Home Thing」。直訳すると「在宅勤務ってやつ全部」。そう、あの在宅勤務クマ。子どもが乱入して、犬が吠えて、パジャマのまま会議して、画面共有でミスって、でもなんとか締め切りに間に合わせる、あの在宅勤務クマ。公開2日で1,000万回再生を超えたこの動画、2019年の名作「The Underdogs」の続編として、全人類が体験していた混沌をユーモアで包み込んだクマ。
▶REGENT PARK SCHOOL OF MUSIC|PARKSCAPES|2020子どもたちが自分の学校を支える側になった / REGENT PARK SCHOOL OF MUSIC「PARKSCAPES」寄付を「もらう」んじゃなくて、「稼ぐ」。そんな発想の転換が、音楽を学ぶ子どもたちを、音楽で食べていくプロたちと同じ土俵に立たせたクマ。
▶GOOGLE|Creatability|2019創造性は、誰のものでもあるはずだった / Google「Creatability」顔を動かして音楽を奏でる。音を聴いて絵を描く。身体の動きが楽器になる。これは、障害を持つ人々のためだけのツールではなく、「創造性」という概念そのものを問い直す実験だったクマ。
▶TNT|Push to Add Drama (A Dramatic Surprise on a Quiet Square)|2019「ボタンを押すと、日常が爆発する」を本当にやった / TNT「Push to Add Drama」「話題になるローンチキャンペーンを作れ」というブリーフに、平凡なフランドルの街の平凡な広場に、大きな赤いボタンを置いて「押してドラマを追加」という看板を立てたクマ。で、待ったクマ。それだけクマ。
▶日産|セレナ さわろう篇|2019車を見せたいだけで、こんなに余裕が生まれるなんて / 日産セレナ「さわろう」篇2007年放送。もう10年以上前のCMだけど、観るたびに「これ、今でもいけるな」って思うクマ。なんか、嫌な感じがしないクマ。
▶トヨタ|ファンカーゴ|2019詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」2000年、トヨタのファンカーゴのCMクマ。早口ナレーションでベネフィットを詰め込んで、最後に「どこで何してもわたしの勝手でしょ」という一言と「ファン・カー・ゴー!」のサウンドロゴで落とす構成クマ。詰め込みのはずなのに、なぜか不快感がないクマ。18年前(当時)のCMだけど、企画は今でも全然成立すると思うクマ。
▶アコム|むじんくん チャント星人シリーズ|2019借金を、カジュアルにした宇宙人たち / アコム「むじんくん」チャント星人シリーズ1996年、UFOに乗った宇宙人が「じゃ地球寄ってく?」と地球のアコムに借りに来るCMが登場したクマ。「ラララむじんくん♪」のフレーズとともに一世を風靡したこのシリーズは、消費者金融という重いテーマを、SF風の軽やかさでカジュアルに変えた衝撃作だったクマ。
▶WENDY’S|Keeping Fortnite Fresh|2019ゲームの中で冷凍庫を破壊し続けたら、ゲームそのものが変わった / Wendy's「Keeping Fortnite Fresh」ファストフードチェーンがビデオゲームの中で9時間ぶっ続けで冷凍庫を破壊し続けたら、ゲーム開発者がゲームそのものを変更した――そんなハチャメチャな話が2019年、本当に起きたクマ。しかもこれ、Cannes Lionsで初代Social & Influencer部門のGrand Prixを獲ったクマ。Nike「Dream Crazy」を抑えて。やばいクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマMICROSOFT|The Franchise Model|2019ゲーマーを起業家に変えたら、売上が350%伸びた / Microsoft Xbox「The Franchise Model」2019年、McCann Londonは Cannes Lions 史上初の Creative eCommerce Grand Prix を獲得したクマ。ゲーマーを起業家に変えるという、一見ハチャメチャなアイデアで。でもこれ、めちゃめちゃ合理的で、めちゃめちゃ優しくて、めちゃめちゃビジネス貢献してるクマ。
▶KRAFT|LEGAL-ADE|2019子どもをレモネードで逮捕する国で、弁護士を雇ってやった / KRAFT「LEGAL-ADE」夏の風物詩であるレモネードスタンドが、役所の官僚によって閉鎖されるという理不尽な現実があった、アメリカで、クマ。子どもたちが小遣い稼ぎと起業家精神を学ぶ場所を、古い法律が奪っている。その矛盾に、レモネードブランドが立ち上がったクマ。
▶森永製菓 ダース|祝25周年篇|2018違和感の挿入 / 森永製菓「ダース」祝25周年篇15秒って、こういうことクマ。言いたいことは「ダース25周年」ただそれだけ。あわよくば「12月12日はDARSの日」まで届けばラッキー。でも、おいしいとか何個入ってるとか、そういう説明はしていないクマ。正しいと思うクマ。
▶湖池屋|スゴーンなダンス|201829年ぶりに蘇る、あの伝説 / 湖池屋「スゴーンなダンス」1988年、佐藤雅彦がつくったあの社交ダンスのCMを覚えているだろうか。「スコーン♪スコーン♪コイケヤスコーン♪」のメロディとともに、リズムとナンセンスで時代を駆け抜けた伝説クマ。あれから29年、2017年に「スゴーン」という進化系商品が登場し、あのCMが、EDMと高速足技ダンスで21世紀に蘇ったクマ。
▶Erste Group|#believeinyourself|2018誰にでも「ハリネズミ」はいる / Erste Group「#believeinyourself」寒すぎて心にクる夜、ベッドの中でひとりしみじみ見たくなる1分半クマ。あなたの中にいるハリネズミを想いながら。
▶ペディグリー|SelfieSTIX|2018犬の顔を認識する世界初のアプリ / ペディグリー「SelfieSTIX」犬と一緒に自撮りしたいのに、犬がカメラを見てくれない。そんな当たり前の困りごとに、ペディグリーが最高に愛らしい解決策を出してきたクマ。
▶TODAY@APPLE|Today at Apple|2018「店」という言葉を捨てた日 / Apple「Today at Apple」2018年、カンヌでAppleが獲ったのは「広告」じゃなかったクマ。店舗体験でGrand Prixクマ。しかも「売る場所」を「学ぶ場所」に変えるという、小売の前提を全部ひっくり返す仕掛けで獲ったクマ。これ、広告業界が本当に考えるべきことなんじゃないかと思うクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマNIKE|Nothing Beats a Londoner|2018「ロンドンの子ども」を世界の中心に置いた日 / NIKE「Nothing Beats a Londoner」Skeptaが画面に現れた瞬間、若者にディスられて退場するクマ。主役はセレブじゃない、ロンドンの路上で泥臭く練習する258人の無名のアスリートたちクマ。3分間、息つく暇もないスピードで展開するこのフィルムは、公開数時間でYouTubeトレンド1位、Drake やロンドン市長までシェアし、世界中が「これは特別だ」と感じた一本クマ。
▶TESCO|Food Love Stories|2018「食べ物の話」が、スーパーの復活劇を生んだ / TESCO「Food Love Stories」2018年、Cannes LionsのMedia部門でGrand Prixを獲った、英国スーパーマーケットの大型キャンペーンクマ。「料理はただの食材じゃなくて、愛する人とのつながり」——そんな当たり前のことを、ここまで緻密にメディアプランニングして届けた事例は、なかなか見ないクマ。