▶LYNX|LYNXjet|2006架空の航空会社を本気で立ち上げたら、本物の客室乗務員がストライキを起こした / LYNX「LYNXjet」2005年、オーストラリアに新しい航空会社ができたクマ。中身はデオドラントの広告。でもあまりに本気で作りすぎて、本物の航空会社の客室乗務員がストライキを起こす騒ぎになったクマ。
▶GUINNESS UDV|noitulovE|2006「最も長い待ち時間って何?」に、5億年と答えたギネス / Guinness「noitulovE」5億年を50秒で巻き戻す。パブで初めてギネスを飲む男が3人。そこから進化を逆回しでたどっていくクマ。
▶BURGER KING|WHOPPERETTES|2006バーガーを歌って踊る、2006年のハチャメチャ / BURGER KING「WHOPPERETTES」2006年のスーパーボウル、BURGER KINGはレタス・トマト・ピクルス・パティ・炎の衣装を着たダンサーたちに、ブロードウェイ風のミュージカルを歌わせたクマ。「Have It Your Way」のジングルに乗せて、バーガーの具材が本気で歌い踊る一本クマ。
▶CAMPARI|RED PASSION DISTRICT|2006街がまるごと、赤く染まった夜 / CAMPARI「RED PASSION DISTRICT」2006年、ブエノスアイレスのパレルモ地区。一夜にして、街がまるごと赤に染まったクマ。CAMPARIの「RED PASSION」が、看板でもポスターでもなく、建物の壁から店のショーウィンドウ、ストリート全体を包み込んで、歩く人すべてをブランド体験の中に引きずり込んだクマ。
▶MINI|MINI DOMINATRIX|2006冬をドミネイトするための、ドミナトリックス / MINI「DOMINATRIX」2006年、カナダの冬。MINIのウェブサイトを開いた人たちは、革に身を包んだドミナトリックスに迎えられたクマ。車の各パーツをクリックすると、彼女が鞭で、パドルで、MINIを「調教」しながら、冬の安全機能を解説していく。キンキーで、攻めてて、忘れられない。
▶ARISTON AQUALTIS|UNDERWATER WORLD|2006洗濯機の中に、海は棲んでいた / ARISTON「UNDERWATER WORLD」洗濯機の広告が、カンヌで金獅子賞を獲ってルーブル美術館に収蔵されたクマ。洗濯機、クマよ。
▶STELLA ARTOIS|Ice Skating Priests|2006ビールのために、凍った湖に二度飛び込む / STELLA ARTOIS「Ice Skating Priests」凍った池でスケートする修道士たち。若い一人が氷を割って落ち、仲間たちが駆け寄った先は――彼ではなくビールだった。助け上げたと思ったら、もう一度氷の下へ突き落とす。2分間、モノクロ。見終わって「うわ、やられた」と声が出たクマ。
▶VIRGIN|5 CENT|2005たった5セントが、グランプリになった / VIRGIN「5 CENT」2005年、オーストラリア。VIRGINという名前だけで、何かが起きる予感がするクマ。HOST SYDNEYが手がけた「5 CENT」は、グランプリを獲得した一本。タイトルだけで伝わる、価格の強さ。
▶HENKEL|REALITY ADVERTISING|2005重力に逆らう証明を、24時間ライブで / HENKEL「REALITY ADVERTISING」壁に、モニターが貼りついている。それだけの映像を、24時間流し続けたキャンペーンがあったクマ。2005年、ブラジル。
▶Sprite|Pragnienie nie ma szans (Strip Poker)|2005ババアとの戦い / Sprite「Pragnienie nie ma szans」ボトルキャップの勝負で服を脱がされるって、なんの話だクマ。
▶APPEALNOW.COM|KICKING|2005駐車監視員が、人を蹴る。 / APPEALNOW.COM「KICKING」2005年、イギリスで公開されたこの動画は、駐車監視員が通行人をいきなりタックルして、地面に押さえつけ、最後には蹴り上げる、という衝撃的な映像クマ。ユーモラスでありながら、不当な駐車違反切符への怒りを込めたバイラル広告として話題になったクマ。
▶ADIDAS|UNSTOPPABLE|2005ガリバーでもバスケは止められない / adidas「UNSTOPPABLE」ミニチュアの軍隊がヘリコプターとハマーで襲いかかってくるのに、Tracy McGradyはドリブルを止めない。60秒間、最高にバカバカしくて、最高にカッコいいクマ。
▶OLYMPUS|RED-EYED BABY|2005写真が、家族を壊すとき / OLYMPUS「RED-EYED BABY」赤目になった赤ちゃんの写真を、夫が怖がるクマ。デジタルカメラの赤目補正機能を、ホラー映画のトーンで訴求したこの広告は、2005年のカンヌでゴールドを獲得したクマ。
▶富士ゼロックス|HUMAN BEATBOX|2004「なんなのこれ」という違和感を、お茶の間に / 富士ゼロックス「HUMAN BEATBOX」2004年、口ひとつでドラムもベースもスクラッチも鳴らす男がテレビに映った。ヒューマンビートボックスなんて言葉、まだ誰も知らなかった時代クマ。なんなのこれ、という違和感がお茶の間に流れ込んできたクマ。
▶ADIDAS|VERTICAL FOOTBALL|2004ビルの壁で、サッカーをした / ADIDAS「VERTICAL FOOTBALL」ビルの壁に人を吊るして、サッカーをさせた。それだけで十分クマ。見上げた人の顔を想像するだけでニヤニヤが止まらないクマ。
▶ADIDAS|WAKE UP CALL|20042004年、まだ誰も知らない朝 / ADIDAS「WAKE UP CALL」2004年。Adidasが「Impossible Is Nothing」で世界を揺さぶっていた年に、180 Amsterdamから生まれたもうひとつの目覚ましクマ。タイトルは「WAKE UP CALL」。文字通り、何かを呼び覚ます広告だったんだと思うクマ。
▶CIVIC|Everyday|2004見慣れた物を、見慣れない角度で見る / Honda Civic「Everyday」ホンダは2003年、たった一つのキャンペーンに約6億円を注ぎ込んで、CMを3本同時に走らせたクマ。その三兄弟の末っ子が「Everyday」。
▶NIKE|ANGRY CHICKEN|2003巨大な鶏に追われて、街を飛び越える男 / NIKE「ANGRY CHICKEN」怒ったニワトリに追いかけられた青年が、街じゅうを跳んで、登って、逃げ回るクマ。しかも全編フランス語の動物ドキュメンタリー風。ふざけた設定なのに、動きは全部本物クマ。
▶IKEA|Lamp (Unböring campaign)|2003「かわいそうだと思ったあなたは、クレイジーだ」 / IKEA「Lamp」2002年、ひとつのランプが路上に捨てられた。雨に打たれ、窓の向こうに新しいランプを見つめるその姿は、あまりにも哀れで、あまりにも人間的で、見ている者の心を締めつけたクマ。そして画面に現れたスウェーデン訛りの男が放った一言が、広告史に刻まれることになったクマ。
▶REEBOK|Terry Tate, Office Linebacker|2003スニーカー1足も映らないのに、史上最高のスポーツブランド CM / Reebok「Terry Tate, Office Linebacker」2003年のスーパーボウルで流れた瞬間、アメリカ中が爆笑したクマ。オフィスにラインバッカーがいたら、という狂気の設定を、ドキュメンタリー風の演出で本気でやりきった傑作。Reebok のロゴはほぼ映らない、スニーカーは一足も出てこない。なのに、スーパーボウル CM 史上最も記憶される広告のひとつになったクマ。