▶日清カップヌードル|SURVIVE!|2013おじさんには、わからないCMにしてほしい / 日清食品「SURVIVE!」2013年、日清がやらかしたクマ。若手サラリーマンが甲冑を着て西洋軍に突撃し、「ナイス・トゥ・ミーチュー!」と叫びながら大砲で吹き飛ばされる。就活生は吹雪の中で白クマ面接官に詰められ、海では「いいね!」を強要するリア獣ザメに襲われる。ハチャメチャなのに、2013年の空気をそのまま切り取ってるクマ。
🐻❄️動画なしクマSEAWEED|DESIGN NORI|2012海苔そのものをデザインするという盲点 / UMINO SEAWEED STORE「DESIGN NORI」500年変わっていない板海苔に、レーザーカッターで紋様を刻むクマ。パッケージじゃなく、商品そのものをデザインするという発想が、まったくもって盲点だったクマ。
▶PEPSICO|Sandwich|2010イギリスにサンドウィッチという町が実在する。狙われた。 / Walkers「Sandwich」イギリスのケント州に、本当に「サンドウィッチ」という名前の町がある。Walkersはそこを丸ごと乗っ取った。地名を企画にするなんて、反則みたいにズルいクマ。
🐻❄️動画なしクマSOYJOY|低GI|2009ヨガはすごいな、と思った / SOYJOY「低GI」2009年前後のSOYJOY CM、ヨガをやっている女性の身体が美しすぎて、思わず立ち止まったクマ。「小腹を満たす」じゃなくて、こっちの方向性、圧倒的にいいと思うクマ。
▶NESTLE|KIT KAT MAIL|2009チョコレートが、郵便になった日 / NESTLE「KIT KAT MAIL」チョコレートを、そのままポストに入れる。そんな日が来るとは思わなかったクマ。でもそれが、カンヌでグランプリを獲る日になったクマ。
▶HAAGEN DAZS|HD loves HB (Honey, Let's Lick the Problem)|2009ミツバチがいなくなったら、アイスクリームも消える / HAAGEN DAZS「HD loves HB」2009年、アメリカでミツバチが謎に消えていた。ハーゲンダッツが動いた理由は単純クマ。ミツバチがいなくなったら、うちのフレーバーの4割は作れない。
▶MARS|STRAUCHANIE SPONSORSHIP|2009これは、偽物のスポンサーシップです / MARS「STRAUCHANIE SPONSORSHIP」2009年、MARSがオーストラリアで仕掛けたのは、存在しない選手とのスポンサー契約だったクマ。
▶江崎グリコ|OTONA GLICO 〜25年後の磯野家〜|2008こんなことできるんだ、という衝撃 / 江崎グリコ「25年後の磯野家」2008年、サザエさんがまさかの実写化クマ。しかも25年後、というとんでもない設定クマ。浅野忠信がカツオ、宮沢りえがワカメ、瑛太がタラちゃん、小栗旬がイクラちゃん。このキャスティングだけで「こんなことできるんだ」と唸らせる企画力クマ。
▶ネスカフェ|朝のリレー|2003詩の力で、地球を抱きしめる / ネスカフェ「朝のリレー」「この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている」というファクトにはっとさせられるクマ。あたりまえのことなんだけど、そういえばそうだ、と思い、その気付きが詩の力によって一気に視聴者を遠いところまで連れて行く感じクマ。
▶MAGNUM ICE CREAM|7 DEADLY SINS: GIVE IN TO IT|2002「罪を犯せ」という、あまりにも強い許可 / MAGNUM「7 DEADLY SINS」アイスクリームに罪の名前をつけて、堂々と「罪を犯せ」と言う。MAGNUMが2002年に放ったこの開き直りが、オーストラリアで大当たりし、世界に広がったクマ。
▶RED SALMON|Bear|2001「クマの股間を蹴る」で売上90%増やした男 / John West Red Salmon「Bear」ネイチャードキュメンタリー風の映像の中で、漁師がグリズリーの股間を蹴り飛ばす。それだけの話だけど、これで売上が90%伸びたっていうんだからクマも開いた口が塞がらないクマ。
▶KELLOGG’S CORP|Slackers|19991999年、朝食を食べない世代に挑んだ / Kellogg's「Slackers」1999 年。Kellogg's が JWT ニューヨークとタッグを組んで Gold を獲ったフィルムがある。タイトルは「Slackers」クマ。
▶日清食品|カップヌードル麻婆・五目|1995「あさばあ」という音の暴力 / 日清食品 カップヌードル「麻婆・五目」「あさばあ」と聞いた瞬間、脳が「?」ってなるクマ。麻婆を「あさばあ」と読んでしまった女性社員が、品の良いおばあちゃん付きって言い切って、上司が激怒して、現実に戻る。たった15秒でこの密度クマ。
▶NISSIN FOOD|HUNGRY? III UINTATHERIUM|199430年経っても、胃袋が覚えてる / 日清食品「HUNGRY? III UINTATHERIUM」1994年、ウインタテリウム篇クマ。マンモスやモアで世界を驚かせたあのシリーズが、まだ続いていた時代の一本。原始人が、巨大な哺乳類に翻弄されて、でも最後には「hungry?」の一言と白地に赤のカップ。このリズムは、もはや説明不要クマ。シリーズ全体がカンヌでグランプリを獲って、日本の広告史に刻まれたやつの、続編のひとつクマ。
▶NISSIN FOOD|hungry?|1993「hungry?」と問われたら、誰もが原始人になる / 日清食品「SYNTHETOCERAS」カンヌの会場で「Hungry!」と叫ぶ人がいた。1993年、モアとシンテトケラス、2本同時グランプリ。カンヌ60年でも屈指の伝説クマ。
▶NISSIN FOOD|hungry? MOA|1993原始人は、いつだって腹を空かせている / 日清食品「hungry? MOA」1993年、カンヌでグランプリを獲った日本のCMクマ。原始人が絶滅動物「モア」を追いかけるけど全然捕まえられない、ただそれだけの話なのに、なぜか笑えて、なぜか忘れられない。ストップモーションのコマ撮りで動く生き物たちの「間」が絶妙すぎるクマ。
▶BATCHELORS|ODE TO A PEA|1990グリーンピース1粒に、詩を捧げる / BATCHELORS「ODE TO A PEA」白い皿に、グリーンピース1粒。バイオリンが盛り上がり、詩的なナレーションが「おお、エンドウよ。完璧なる翡翠の球体よ。なぜ汝はその美しさで我を惑わすのか」と語りかけるクマ。1990年、イギリス。
▶AGNESI|SILENCE(Silenzio, parla Agnesi)|1986喋らないことで、喋らせたCM / AGNESI「SILENCE」最後の一言のためだけに、延々と沈黙を見せたCMがカンヌでゴールドを獲ったクマ。しゃべらないことを、しゃべらせた一本クマ。
▶LAURA SCUDDER DIV|SUPERMARKET|1965音が、鮮度を証明した時代 / LAURA SCUDDER「SUPERMARKET」1965年、アメリカの日常にスーパーマーケットが根付き始めた頃。カリフォルニアのポテトチップスブランド、Laura Scudder が DDB と組んで作ったこのフィルムが Grand Prix を獲ったクマ。
▶LUSTUCRU|LA PREUVE PAR L'OEUF|1964卵で証明する、というフランス的誠実さ / LUSTUCRU「LA PREUVE PAR L'OEUF」1964年、フランス。パスタブランドLUSTUCRUが「卵で証明する」というタイトルの広告を世に出したクマ。新鮮な卵を使っているという事実を、言葉ではなく映像で、ユーモアで、誠実に語ろうとした1本クマ。