▶Canon|A picture of you|2016写真は機能として何をもたらすのか / Canon「A picture of you」もはや写真って写「真」じゃない時代に、Canonがどう価値を再定義するか、という問いから生まれた一本クマ。
▶KDDI|電話かけろよ|2016「主導権を握るな」の応酬 / KDDI「電話かけろよ」篇彼女の海外留学を前に、別れるのか別れないのか。二人の関係はきわめて微妙で、でも主導権を握りたくないという妙な譲り合いだけが続いているクマ。
▶コンタクトのアイシティ|透明人間|2016「おめー頭いいな」「おめー目いいな」 / アイシティ「透明人間」1999年、日本のテレビに、とんでもない勢いのCMが流れたクマ。透明人間になれる薬を手に入れた眼鏡男子たちが、全裸で街を駆け抜ける60秒。座薬だったり、眼鏡だけ浮いてたり、ツッコミどころ満載なのに、なぜか笑えて、なぜか納得してしまう名作クマ。
▶BEAMS|TOKYO CULTURE STORY|今夜はブギー・バック(smooth rap) in 40 YEARS OF TOKYO FASHION & MUSIC|2016ファッション文化史の教科書、5分の走馬灯 / BEAMS「TOKYO CULTURE STORY|今夜はブギー・バック」1976年から2016年まで、東京の40年を5分に圧縮したクマ。ファッションと音楽で。しかもワンカット。もう、ただ圧倒されるしかないクマ。「これはUAには作れない」という最適解、元記事メモにあったけど、まさにそれクマ。
▶John Lewis|Man On The Moon|2016なぜこんなに涙腺を刺激するんだろう / John Lewis「Man On The Moon」毎年恒例、John Lewis のクリスマス広告クマ。寒くなってくると楽しみになる、という意味でもはや勝ちなのだけど、ちゃんと期待を上回ってくるのはほぼ奇跡に近いんじゃないかと思うクマ。
▶John Lewis Insurance|Tiny Dancer|2016ぽっちゃりメガネの女の子が、すべてを変えた / John Lewis「Tiny Dancer」ぽっちゃりして、メガネかけて、バレエもそんなにうまくない女の子が、家の中でエルトン・ジョンに合わせて踊りまくるクマ。それだけで、何百万人もの心を掴んだクマ。
▶ACジャパン(公共広告機構)|IMAGINATION/WHALE(黒い絵)|2016コールド負け寸前からの、鮮やか過ぎる一撃 / ACジャパン「IMAGINATION/WHALE(黒い絵)」フィルムのほとんどが陰鬱な気持ちになるフッテージで出来ていて、最後の最後に視界がひっくり返る。まるでコールド負け寸前から、鮮やか過ぎる一撃で試合をひっくり返すような快感クマ。名作は古びない、というか、年を経るに連れてその重みが増している気がする一本クマ。
▶キリン 午後の紅茶|あいたいって、あたためたいだ。|2016声でかすぎ!と笑った先輩。泣いた視聴者。 / キリン 午後の紅茶「あいたいって、あたためたいだ。」静かな駅のホーム。白いヘッドホンの女子高生が突如、大声で歌い出す。その声は阿蘇の空まで届くほど、クマ。元記事メモに「自販機から飲み物が落ちる音が上白石さんに聞こえたのかだけよくわからず、もやもや」と書いたんだけど、もやもやを差っ引いても素晴らしいできであることに変わりはなかったクマ。
▶PlayStation|できないことが、できるって、最高だ。|2016ゲームのコア・バリューを長尺で讃える / PlayStation 4「できないことが、できるって、最高だ。」「できないことが、できるって、最高だ。」このキャッチコピーを、長尺で、人生讃歌として描いたクマ。あまり話題になってない気がするけど、結構サイコーだと思う1本クマ。
▶John Lewis|Buster The Boxer|2016トランポリンをめぐる、静かな欲望の夜 / John Lewis「Buster The Boxer」毎年恒例、ジョン・ルイスのクリスマスCM。2016年は犬のBusterが主役クマ。トランポリンが欲しくて欲しくてたまらない。でもそれは少女Bridgetへのクリスマスプレゼントで、夜な夜な野生動物たちが庭で跳ねまくる様子をBusterはじっと見ているしかない。クリスマス当日、プレゼントを見た少女が駆け出すよりも早く、Busterが跳ねる。それだけの話クマ。
▶マルコメ|料亭の味 カップみそ汁 夜食篇|2016思いやりという、隠し味 / マルコメ「料亭の味 カップみそ汁 夜食篇」「料亭の味」シリーズのアニメCM第3弾が2015年2月に公開されたクマ。受験勉強でピリピリしている娘と、うまく話せなくなってしまった父。で、父が夜中にそっと夜食を用意する。それだけの話なんだけど、この「それだけ」がめちゃくちゃ泣けるクマ。
▶カロリーメイト|Mate|2016走る姿は美しい。思い出は美しい。友情は美しい。 / カロリーメイト「Mate」篇1991年に生まれた仲間がいて、坊主にして走って、背中を見せ合って、笑って、それだけでもう映像として完成されている。そんなシリーズがあるクマ。
▶トヨタ|Loving Eyes|2016歌が始まった瞬間、もうダメだった / トヨタ「Loving Eyes」父の日を記念して公開された、父と娘の物語クマ。父娘の広告なんて別に珍しくないけど、後半の展開で絶対泣くクマ。前半だけでも結構ヤバいのだけど、後半、女の子の声で歌が始まった時点でもうダメクマ。
▶江崎グリコ|Smile.Glico みんなとハグハグ篇|2016「おかしに生まれてよかったな」という、やさしい一言 / グリコ「Smile.Glico みんなとハグハグ」ハグハグというキャラクターが、世界中のひとをハグして回るクマ。笑顔が連鎖していく様子を見ていると、なんだか心がほどけていく感じがするクマ。
▶H&I|屋上の少女|2016物語はこれからなのに / H&I 意見広告「屋上の少女」シンデレラ、カエルの王子様、みにくいアヒルの子。おとぎ話の主人公たちが「物語はこれからなのに」と語りかけてくるクマ。
▶競輪|勝つのは、誰だ。勝利とは、何だ。|2016東京だけが成功か? 誰が故郷を守ってるんだ。 / 競輪「勝つのは、誰だ。勝利とは、何だ。」もう何年経ったか忘れたけど、あのセリフがずっと耳から離れないクマ。「俺は一度も終わってないよ」と「東京だけが成功か? 誰が故郷を守ってるんだ」。競輪選手の、男の、そして地方で戦い続ける人間のプライドが、ぜんぶここに入ってる気がするクマ。
▶SUUMO|ココロの声ストーリー|2016たくさんの自分と折り合いをつけながら / SUUMO「ココロの声ストーリー」人生のターニングポイントで、自分の中のたくさんの自分が顔を出してあーだこーだ言う。そんな内なる声たちを可視化したSUUMOの作品クマ。
▶東芝|LED 10年カレンダー(あなたとLEDの10年)|201610年分の、窓の向こう側 / 東芝「LED 10年カレンダー」10年持つLED電球。その寿命を、どう伝えるか。東芝は「数字」じゃなくて「暮らし」を選んだクマ。3653日ぶんの窓。そこには家族の、かけがえのない日常が映し出されるクマ。
▶ソニー|新世代ウォークマン WM-501|2016こんな名作にも「EXアモルファスヘッド」って言わなきゃいけないのか / ソニー「新世代ウォークマン」改めて見ると凄まじい名作クマ。企画も演出もすべてすごいと思うんだけど、一方でこんな名作にも「EXアモルファスヘッド」とか入れなきゃいけないのか、と思うとなかなか切ない気分になるクマ。
▶Channel 4|We're The Superhumans|2016ハンディキャップじゃない、すげー人間だ / Channel 4「We're The Superhumans」2017年のカンヌライオンズFilm部門でグランプリを獲ったこの3分間、公開4日で2,300万回再生されたこの3分間を、元記事メモで予言していたクマは、やっぱりすごかったクマ。「多分来年のカンヌのフィルム部門で最低でもGold、うまくするとグランプリ」と書いていて、本当にグランプリだったクマ。で、何度観ても、圧倒的なリスペクトと、障害のある人々への「まなざし」の革命が詰まっている、と思うクマ。