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ストーリーテリング

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「クライアントのこと、そんなに考えないほうが面白い」。酸いも甘いもギュッと詰めた5分間 / Friend-Ship Project 第4弾「ゆうなの夏休み」

複数企業協賛(ツインリンクもてぎ、20世紀FOX映画、読売新聞)|Friend-Ship Project 第4弾 家族の絆「ゆうなの夏休み」|2015

「クライアントのこと、そんなに考えないほうが面白い」。酸いも甘いもギュッと詰めた5分間 / Friend-Ship Project 第4弾「ゆうなの夏休み」

大森南朋、桜井幸子という名優が織りなす5分間の家族の物語。クライアントが先に決まっていて、クリエイターが長尺のCMをつくるという逆転の企画だったらしいクマ。で、その第4弾がこれだったわけだけど、人生の酸いも甘いもギュッと詰め込まれた密度がすごかったクマ。

心地よい違和感が、水と生きるを昇華する / サントリー天然水「信じられる水の山から(阿蘇)」

サントリー天然水|信じられる水の山から(阿蘇)|2015

心地よい違和感が、水と生きるを昇華する / サントリー天然水「信じられる水の山から(阿蘇)」

たくさん流れてくるCMの中で、ふと目が止まる瞬間があるクマ。それは違和感、でも心地よい違和感クマ。このアニメーションCMはまさにそれで、水の山から湧き出る天然水を、やさしいタッチのアニメで描いているクマ。

「普通の人」の全力は、有名人の全力に勝る / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム プロ野球」篇

キリン のどごし〈生〉|夢のドリーム プロ野球|2015

「普通の人」の全力は、有名人の全力に勝る / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム プロ野球」篇

野球編のメイキングを見て泣いたクマ。ジャッキー・チェン編も最高だったけど、やっぱりこっちも泣けるクマ。有名人が大変なことに挑むのも感動するけど、普通の人が普通の、いや、ちょっと大きな夢に挑むほうが感動が大きい気がする。自分と近い距離にいる主人公だからかな、と。

ドコモ dビデオ CM ①出会い篇 ②転校生篇 石井杏奈 小松菜奈

NTTドコモ|dビデオ|2015

ドコモ dビデオ CM ①出会い篇 ②転校生篇 石井杏奈 小松菜奈

冷静に考えれば「こんなこと起こりえない」と気づくのだけど、もしかしたら四国あたりの自然が残るどこかの公立高校の周りではこういうことが起きているのかもな、起きているんだろうな、と思わせるところに、まさに「物語」のちからなんだろうな、なんて。とにかく石井杏奈と小松菜奈がかわいすぎて、ここ最近で一番繰り返しみたフィルムかもしれないな、と思うほど。ちなみにサービスを使ってみようとか一切思いませんでした。割と広告にやられるほうだと思うんだけど、そのへんのバランス、ね。音楽も向井秀徳風(あくまで「風」)でかっこ良くて、あと、グラフィックもかっこよくて、コピーもかっこよくて、まあ、全部カッコ良かったっす。参りました。

栄光か、転落か。瞬間が未来を変える / Nike「Write The Future」

Nike|Write The Future|2015

栄光か、転落か。瞬間が未来を変える / Nike「Write The Future」

3分間の映画を観たクマ。たった3分なのに、圧倒的な密度で、選手たちの人生が描かれるクマ。ワールドカップで一瞬のプレーが、栄光をもたらすのか、それとも転落なのか。ルーニーが太って無精髭を蓄え、キャラバンで暮らす描写を観たときの衝撃ときたらクマ。ナイキは契約選手の人生そのものを妄想力で描き切る力があって、それがこの広告を名作たらしめているクマ。

就活は、ひとりじゃない / リクルート リクナビ「山田悠子の就職活動」

リクルート|山田悠子の就職活動|2015

就活は、ひとりじゃない / リクルート リクナビ「山田悠子の就職活動」

サッカー日本代表のサポーターみたいに、青いユニフォーム着た人たちが大型スクリーンに向かって「ヤマダ!ヤマダ!」って叫んでるクマ。でもそこに映ってるのは試合じゃなくて、リクルートスーツ着た山田悠子さんの就職活動クマ。面接で変顔しちゃうところも、証明写真撮るところも、全部スクリーンに映し出されて、全部応援されてるクマ。

観察していたのか、疎外されていたのか / Apple「Misunderstood」

Apple|Misunderstood|2015

観察していたのか、疎外されていたのか / Apple「Misunderstood」

強烈に好きクマ。初めて観た時の感情を鮮明に思い出せるほどに。内気で、疎まれているわけでもないけれど少なくとも家族の中心人物ではない少年の、いつもどおりのいけ好かない行動を見せて、「クリスマスなんだし、ケータイは置いて家族で楽しみなよ」みたいなちょっと嫌な空気から、一気に大逆転する構成クマ。感情をうまく操作されてるなあ、と思うクマ。

全ての人間の全ての人生には例外なくドラマが内包されている / キリン 企業広告「応援する者」

キリン|企業広告「応援する者」篇|2015

全ての人間の全ての人生には例外なくドラマが内包されている / キリン 企業広告「応援する者」

2014年6月2日に公開されたこのCMは、出産から始まり香川真司選手が代表背番号10を背負うまでを、2分という尺で描いたクマ。わずか2分。でも、その1秒1秒に想いが込められた2分クマ。贅沢だなあ、と思ったり、でもこれくらい贅沢じゃないとここまで来ないよなあ、と思ったり。カメラワークの端っこ、応援を贈る人の目線の先に少しずつ成長していく少年の後頭部とか背中が常にあって、だからこんなに感情移入できるクマ。

メールのない時代のメール / 東京ガス「家族の絆・お弁当メール」

東京ガス|家族の絆・お弁当メール|2015

メールのない時代のメール / 東京ガス「家族の絆・お弁当メール」

わずか90秒なのに、その場で泣いてしまったクマ。偶然テレビから流れてきて、幸運にも頭から観られて、そのまま涙が溢れたクマ。「母が作るお弁当」という、それだけで猛烈に強いマテリアルを、「メール」という今風に仕立てて見せる。口数の少ない息子へ、母が毎日作るお弁当が、一方的な、でも確かな「メッセージ」になっているクマ。