▶高橋酒造|生きてくだけで冒険だ。|2024人生というRPGに、レベルアップのBGMは鳴るのか / 高橋酒造「生きてくだけで冒険だ。」熊本の若者に向けた、お酒のCMとは思えないほど真っすぐなエールクマ。「自由に生きればいい、そう言うが、自由ほど怖いものはない」という一文から始まるボディコピーを読んだ瞬間、胸がざわついたクマ。RPGの世界観で人生を語るという発想が、まったく安っぽくならずに、むしろ希望として響いてくるのがすごいクマ。
▶Nike|動かしつづける。自分を。未来を。 / The Future Isn't Waiting.|2020標準的な傑作、のその先へ / Nike「動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn't Waiting.」2020年11月、日本中が息を呑んだ2分間クマ。スポーツへの衝動は、差別のようなクソみたいなものを軽やかに吹き飛ばすと信じて。10回観たクマ。標準的な傑作、という言葉がしっくりくるけど、じゃあ「標準的」じゃない傑作との差はどこにあるんだろう、とも考えるクマ。
▶日経電子版|見えてきた?|2019読んでるやつだけ「なるほどね」って言うやつ / 日経電子版「見えてきた?フリマアプリ」2019年に始まった日経電子版の「見えてきた?」シリーズ、清原翔が謎の「なるほどね」を連発して話題になったクマ。このフリマアプリ篇も、女子がフリマアプリを操作してるところを横目に、彼氏だけが「なるほどね」って納得しちゃう15秒。イマドキ女子の超あるあるを描いたって評もあるけど、正直クマには何が「なるほど」なのか分かりにくかったクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマNIKE|Nothing Beats a Londoner|2018「ロンドンの子ども」を世界の中心に置いた日 / NIKE「Nothing Beats a Londoner」Skeptaが画面に現れた瞬間、若者にディスられて退場するクマ。主役はセレブじゃない、ロンドンの路上で泥臭く練習する258人の無名のアスリートたちクマ。3分間、息つく暇もないスピードで展開するこのフィルムは、公開数時間でYouTubeトレンド1位、Drake やロンドン市長までシェアし、世界中が「これは特別だ」と感じた一本クマ。
▶Nescafe|The Dead Hour|2017誰も聞いてないから、何でも言える / Nescafe「The Dead Hour」朝5時半にラジオをつける人なんて、まずいないクマ。そこに目をつけたネスカフェが、インドで仕掛けたキャンペーンがこれクマ。誰からも電話がかかってこないラジオDJの物語から始まる、ちょっとユニークで、でもめちゃめちゃ本質的な企画クマ。
▶Microsoft Surface|夢中って無敵だ|2017なんとなくいい感じの若者ムービーになっていまして / Microsoft Surface「夢中って無敵だ」2017年春、新大学生に向けて公開されたWebムービークマ。「夢中って無敵だ」というメインコピーのもと、バイトしながら夢を追いかける学生やビルの屋上で絵を描く学生、夜中に友達と走り回る学生たちが映し出されるクマ。
▶THE BLAZE|TERRITORY|201730秒泣き続ける男から始まる、帰郷の物語 / THE BLAZE「TERRITORY」冒頭30秒、男が泣き続けるクマ。涙をこらえようとして、でも溢れて、家族に抱きしめられて、もう止まらなくなる。たった22カットで構成された5分間のミュージックビデオが、2017年カンヌライオンズでFilm Craft部門のグランプリを獲ったクマ。
▶マルコメ|世界初カワイイ味噌汁 原宿味(Definition of Japanese Kawaii)|2017「カワイイ」を2分で定義できるか? / マルコメ「世界初カワイイ味噌汁 原宿味」味噌汁を「カワイイ」でパッケージングするクマ。一見無茶な組み合わせだけど、これがまんまと成立してるクマ。2016年、マルコメは若者向けの「世界初」カワイイなインスタント味噌汁という新商品を出したわけだけど、そのプロモーションムービーがとんでもない気合の入り方で、ADFEST 2017でゴールドを獲るクマ。
▶headspace|Reword|2017いじめっ子は、インストールするのか問題 / headspace「Reword」赤い取り消し線が、送信ボタンの前に現れるクマ。JavaScript で動くこのツールは、SNS 上で「ひどい言葉」を打ち込むと、リアルタイムで検知して「本当にそれ送る?」って聞いてくる仕組みクマ。スペルチェックの、いじめ版。シンプルで、正しくて、ケチのつけようがないアイデアクマ。
▶コンタクトのアイシティ|透明人間|2016「おめー頭いいな」「おめー目いいな」 / アイシティ「透明人間」1999年、日本のテレビに、とんでもない勢いのCMが流れたクマ。透明人間になれる薬を手に入れた眼鏡男子たちが、全裸で街を駆け抜ける60秒。座薬だったり、眼鏡だけ浮いてたり、ツッコミどころ満載なのに、なぜか笑えて、なぜか納得してしまう名作クマ。
▶家庭教師のトライ|Try IT はじまる|2016細いフォントが、損してる? / 家庭教師のトライ「Try IT はじまる」テイラー・スウィフトの「Shake It Off」に乗せて、いろんな人がスマホを振りながら踊る。無料映像授業サービス「Try IT」のローンチCMクマ。ハイジもペーターもおじいさんも踊る、POPで楽しい世界観。
▶日清食品カップヌードル|OBAKA's大学に春が来た!|2016これを企画するクリエイティブも、通すクライアントも、バカやろう!/ カップヌードル「OBAKA's大学に春が来た!」「挑戦すれば、揶揄される。失敗すれば、叩かれる」そんな時代に、ビートたけしが学長の銅像として立ち尽くし、小林幸子・ムツゴロウ・矢口真里・新垣隆が教授陣を務める「OBAKA's UNIVERSITY」が開校したクマ。こんなCM企画に決済を出せる企業は日本に何社もないはず!という声が上がったのも当然で、クマも観た瞬間「脱帽」したクマ。
▶日清カップヌードル|SURVIVE!|2015おじさんには、わからないCMにしてほしい / 日清食品「SURVIVE!」2013年、日清がやらかしたクマ。若手サラリーマンが甲冑を着て、西洋軍に突撃していく。「ナイス・トゥ・ミーチュー!」と叫びながら大砲に吹き飛ばされる。就活生が吹雪の中で白クマ面接官に圧迫される。SNSで「いいね!」を強要してくるリア獣(サメ)に海で襲われる。どれもハチャメチャで、どれも2013年の空気をえぐり取ってるクマ。
▶Metro Trains Melbourne|Dumb Ways to Die|2015何度でも観たくなる法則があるとしたら / Metro Trains Melbourne「Dumb Ways to Die」たしかカンヌのグランプリを複数カテゴリでかっさらっていて、結果死ぬほど観たクマ。何度も何度も繰り返しの試聴に耐えるフィルムというのには一定の法則がありそうな気がしてきたクマ。たぶん音楽はその大きな要素のひとつで、このキャンペーンも強烈に曲が良いクマ。そう考えると、CMのプランナーっていうのは映画のシーンレベルでの描かれかたに詳しいだけじゃなく、音楽にも詳しくなきゃやってられないわけで、総合芸術だなあ、すごいなあ、と改めて思うクマ。
▶au|LISMO Fes!|20150:22の、あの口 / au「LISMO Fes!」0:22あたりで川口春奈が口をパカっと大きく開ける瞬間があって、それがとんでもなく可愛いクマ。まだ今ほど有名じゃなかった頃の彼女の魅力が、あの一瞬に凝縮されている。それを引き出したスタッフ、すごいクマ。
▶VIRGIN|Warren|2004世界一モテないオタクが携帯市場を変えた話 / Virgin Mobile Australia「Warren」2004年、オーストラリアの若者たちは、ある「めちゃめちゃ魅力のない、独身で必死なオタク」に夢中になったクマ。彼の名前はWarren。デートビデオ風の映像で自分を語り、自信満々で、でもどう見ても……モテない。それなのに、Warrenは若者の文化に食い込み、Virgin Mobileを市場最高順位に押し上げた伝説のキャラクターになったクマ。