▶DURAND ACADEMY|Shine a Light on Opportunity|2011国連とルノーを倒した、ロンドンの公立小学校 / Durand Academy「Shine a Light on Opportunity」ロンドンの公立小学校が、国連やルノーを抑えてカンヌのPR部門ゴールドを獲ったクマ。学校の広報が国家機関を倒す、という構図がまずおもしろいクマ。
▶BBC|Winter Olympics 2010|2010イヌイットの戦士が、クマと戦う理由 / BBC「Winter Olympics 2010」バンクーバー五輪の番宣で、イヌイット神話を持ち出してくるとは思わなかったクマ。でもこれが、ちゃんとハマってるクマ。
▶POLO MINT SWEETS|SNOW STAMP|2010雪が降ったから、POLOを刻印した / POLO MINT「SNOW STAMP」2009年12月、イギリス全土が雪に覆われた。そのとき誰かが思いついたクマ。「この真っ白な雪、POLOミントみたいじゃん」って。で、巨大なスタンプを作って、公園やベンチに押しまくったクマ。
▶PEPSICO|Sandwich|2010イギリスにサンドウィッチという町が実在する。狙われた。 / Walkers「Sandwich」イギリスのケント州に、本当に「サンドウィッチ」という名前の町がある。Walkersはそこを丸ごと乗っ取った。地名を企画にするなんて、反則みたいにズルいクマ。
▶P&G|Flora|2009白い花の海で、少女は自然を支配する / Gucci「Flora」Chris Cunninghamが香水の広告を撮る。Aphex TwinやBjörkの悪夢的なMVを撮ってきた男が、Gucciの新作フレグランスに手を出したクマ。
▶T MOBILE|Life's for Sharing - Dance|2009350人が踊り出した朝、通勤が祝祭に変わった / T-Mobile「Dance」2009年、ロンドンのリバプール・ストリート駅。ラッシュアワーの人混みの中で、通勤客がひとり踊り出したクマ。次の瞬間また一人、また一人。気づけば350人が「Shout」に合わせて踊り狂う祝祭になっていたクマ。
▶AEG|THE WORLD IS NOISY ENOUGH|2009看板が、街の騒音を測っていた / AEG「THE WORLD IS NOISY ENOUGH」2009年、ロンドンの街なかに、ちょっと変わった看板が現れたクマ。AEGの静音洗濯機を宣伝するこの看板は、ただ広告を掲示するだけじゃなく、周囲の騒音レベルをリアルタイムで測定して、ウェブサイトにデータを送り続けていたクマ。
▶Nike|Take It To The Next Level|2008立身出世を、頭部固定カメラで / Nike「Take It To The Next Level」サッカー選手のアマチュア時代から代表レベルまでの道のりを、一人称視点で描く。FPVでやる、というアイデアは正直、出そうといえば出そうクマ。でも金のかかり方が違う。スケールが違う。クリスティアーノ・ロナウド、ロナウジーニョ、ウェイン・ルーニー、セスク・ファブレガス、ズラタン・イブラヒモビッチに、アーセン・ベンゲル監督まで揃えちゃう、この贅沢。ガイ・リッチー監督だから当然なんだけど、想像するだけで楽しい作品クマ。
▶CADBURY|GORILLA|200890秒間、チョコレートが一切映らない / CADBURY「GORILLA」ゴリラがドラムを叩く。それだけ。90秒間、商品もセリフも出てこない。Phil Collinsの曲に合わせて、ただ叩く。それだけで世界中が笑顔になったクマ。
▶SONY|PLAY-DOH|20082.5トンの粘土が、ニューヨークを占拠した / Sony BRAVIA「PLAY-DOH」うさぎが、街を埋め尽くしていくクマ。しかもこれ、CGじゃないクマ。全部ストップモーションクマ。正気じゃないクマ。
▶HEWLET-PACKARD|THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR|2008美術館が、人を待つのをやめた日 / HP「THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR」美術館が人を待つのをやめて、絵画のほうから街に出てきた。単純だけど、誰もやらなかったことをHPとナショナル・ギャラリーがやったクマ。
▶GUINNESS UDV|noitulovE|2006「最も長い待ち時間って何?」に、5億年と答えたギネス / Guinness「noitulovE」5億年を50秒で巻き戻す。パブで初めてギネスを飲む男が3人。そこから進化を逆回しでたどっていくクマ。
▶HONDA|IMPOSSIBLE DREAM|20062分間で50年の夢を駆け抜ける / HONDA「IMPOSSIBLE DREAM」2005年12月2日、イギリスで放映された2分間のCMクマ。Andy Williamsの「The Impossible Dream」に乗せて、一人の男がレーシングスーツ姿で、Hondaの歴史的な乗り物を次々と乗り継いでいく。ボートで滝から飛び降り、霧の中から気球で戻ってくるという、ぶっ飛んだ展開クマ。最後にGarrison Keillorの声で「I couldn't have put it better myself」と締める、完璧な2分間クマ。
▶STELLA ARTOIS|Ice Skating Priests|2006ビールのために、凍った湖に二度飛び込む / STELLA ARTOIS「Ice Skating Priests」凍った池でスケートする修道士たち。若い一人が氷を割って落ち、仲間たちが駆け寄った先は――彼ではなくビールだった。助け上げたと思ったら、もう一度氷の下へ突き落とす。2分間、モノクロ。見終わって「うわ、やられた」と声が出たクマ。
▶APPEALNOW.COM|KICKING|2005駐車監視員が、人を蹴る。 / APPEALNOW.COM「KICKING」2005年、イギリスで公開されたこの動画は、駐車監視員が通行人をいきなりタックルして、地面に押さえつけ、最後には蹴り上げる、という衝撃的な映像クマ。ユーモラスでありながら、不当な駐車違反切符への怒りを込めたバイラル広告として話題になったクマ。
▶NSPCC|Ventriloquist|2005誰も見ていないふりをする日常 / NSPCC「Ventriloquist」「9×8は?」と聞かれて答えるのは、少女の背後に座った腹話術師の男。誰もその男に気づかない。2005年、NSPCCが作ったこの70秒に、クマは今も背筋が凍るクマ。
▶PLAYSTATION 2|Fun, Anyone?|2004人の山は、ゲームの未来を示していた / PlayStation 2「Mountain」ゲーム画面が1秒も出てこない。それなのに、これほどゲームらしい広告を見たことがないクマ。ブラジルで1,500人が作った人間の山が、ひたすら登っては押し倒される。最後に浮かぶのは「Fun, Anyone?」の一言だけクマ。
▶CIVIC|Everyday|2004見慣れた物を、見慣れない角度で見る / Honda Civic「Everyday」ホンダは2003年、たった一つのキャンペーンに約6億円を注ぎ込んで、CMを3本同時に走らせたクマ。その三兄弟の末っ子が「Everyday」。
▶BRITISH HEART FOUNDATION|FATTY CIGARETTES|2004タバコから脂身が滴る、それだけで十分だった / BRITISH HEART FOUNDATION「FATTY CIGARETTES」タバコから、脂身がぽたぽた垂れる。たったそれだけのビジュアルで、喫煙者の目をそらせなくしたキャンペーンクマ。
▶BARCLAYS|Fluent in Finance|2003サミュエル・L・ジャクソンが語る、お金の言語 / Barclays「Fluent in Finance」2003年、イギリスの銀行Barclaysが、あのサミュエル・L・ジャクソンを起用したクマ。監督は『Sexy Beast』のジョナサン・グレイザー。こんな豪華な顔ぶれで、お金について語るCMシリーズをつくったクマ。