▶BEATS BY DRE|THE PILLS|2014スピーカーが口をきいた日 / Beats by Dre「THE PILLS」スピーカーに手足が生えて、しゃべり出したクマ。声はエミネムだったりクリス・ロックだったり、ずいぶん豪華な口だったクマ。
▶CORONA EXTRA|LUNA CORONA|2014月をライムのスライスにするまで、天文学者と計算した / CORONA EXTRA「LUNA CORONA」ニューヨークのビルの屋上に浮かぶ三日月が、ある特定の夜だけコロナの瓶に刺さったライムに見えるクマ。偶然じゃなくて、天文学者を巻き込んで計算し尽くした必然クマ。
▶THE BARBARIAN GROUP|CINDER|2013広告業界が、自分たちのための「武器」でグランプリを獲った日 / THE BARBARIAN GROUP「CINDER」2013年のカンヌライオンズ、新設「Innovation Lions」の初代グランプリを獲ったのは、広告会社が作った開発ツールだったクマ。しかもタダで配ってるやつクマ。変な受賞に見えて、これがめちゃくちゃ筋が通ってる話クマ。
▶THE LINCOLN MOTOR COMPANY|HELLO AGAIN|2013老舗が「もう一度」と言うとき、文化ごと作り直す / Lincoln Motor Company「HELLO AGAIN」90年続いた老舗が、90年分の「お父さんの車」というイメージを脱ぎ捨てようとしたクマ。合言葉は「Hello, Again」。もう一度、はじめまして。
▶OLD SPICE|Hawkridge|2013なぜ、そこまで鷹なのか / Old Spice「HAWKRIDGE」2013年、Old Spice が Hawkridge という香りを出したクマ。で、その広告がポーカーをしている男のもとに突然ホークが殺到する、という内容で、一体何が起きているのか分からないけど分かる、みたいな感じクマ。
▶OLD SPICE|DIKEMBE MUTOMBO'S 4 1/2 WEEKS TO SAVE THE WORLD|2013世界の終わりまであと4週間半、ムトンボが指を振る / OLD SPICE「DIKEMBE MUTOMBO'S 4 1/2 WEEKS TO SAVE THE WORLD」マヤ暦によれば世界は2012年12月21日に終わる。Old Spiceが救世主に選んだのはNBA史上最強のディフェンダー、ディケンベ・ムトンボクマ。8bitゲームで世界を救うって発想からしておかしいクマ。
▶P&G|Thank You, Mom – Best Job|2012オリンピックのスポンサーは選手じゃなくてママだった / P&G「Thank You, Mom – Best Job」2012年ロンドン五輪。P&Gが名乗ったのは「Proud Sponsor of Moms」、ママたちの公式スポンサーだったクマ。
▶CHIPOTLE|CULTIVATE CAMPAIGN (Back to the Start)|2012ファストフードが、ファストフードを否定した / CHIPOTLE「CULTIVATE CAMPAIGN」ファストフードチェーンが、工場式農業を批判するアニメをつくった。商品は一切映らない。それでCannesのGrand Prixを2つ獲ったクマ。ヤバすぎる。
▶NIKE+|FuelBand|2012広告会社が、プロダクトそのものになった日 / Nike+「FuelBand」これは広告じゃない。でも広告会社がつくった。その矛盾が、カンヌで2つのグランプリを獲った理由クマ。
▶CHIPOTLE|Back to the Start|2012ファストフードが「農業」を語った日 / Chipotle「Back to the Start」2分20秒、ひたすら農場の話をする。ブリトーも、笑顔のスタッフも、商品名すら出てこない。ファストフードの広告として、あまりにも異様クマ。これでカンヌのグランプリを2つ獲ってしまったクマ。
▶HELP REMEDIES|Help I Want to Save a Life|2012指を切ったとき、あなたは誰かの命を救える / Help Remedies「Help I Want to Save a Life」絆創膏を開けると、骨髄ドナー登録キットが入っているクマ。指を切って出た血、そのままで命が救えるかもしれないクマ。
▶TROY PUBLIC LIBRARY|Book Burning Party|2012逆説で図書館を救った日 / Troy Public Library「Book Burning Party」「本を燃やすパーティーを開きます」という看板が街に立った。誰もが怒ったクマ。でもその怒りこそ、図書館を救うための仕掛けだったクマ。
▶SNOOP DOGG|Rolling Words|2012煙にして読む、という体験 / Snoop Dogg「Rolling Words」本を読んで、そのページに火をつけて吸う。こんなハチャメチャなアイデア、Snoop Dogg以外の誰が許されるというのかクマ。
▶HYATT HOTELS|THE GREATEST MOVIE EVER SOLD|2012広告について語る映画を、広告で作るというパラドックス / POM Wonderful「THE GREATEST MOVIE EVER SOLD」プロダクトプレイスメントを批判する映画を、プロダクトプレイスメントで作るクマ。矛盾そのものを企画にしてしまう、Morgan Spurlockのあの挑発的なユーモアクマ。
▶COCA-COLA|Polar Bowl|201270万人がクマと一緒に試合を観た夜 / Coca-Cola「Polar Bowl」スーパーボウルの夜、70万人以上が試合じゃなくてシロクマを観てたクマ。これ、ヤバくないクマ?
▶BAND-AID|MAGIC VISION|2012絆創膏を貼る瞬間、ステージの幕が上がる / BAND-AID「MAGIC VISION」子どもが痛がる瞬間に、カーミットが絆創膏の上で歌い出すクマ。スマホをかざすだけで、ただの傷パワーが舞台になるクマ。
▶PUMA|AFTER HOURS ATHLETE|2011「5時に走るより、5時のタクシーのほうがずっと楽しい」/ PUMA「AFTER HOURS ATHLETE」「5時に走るより、5時のタクシーのほうがずっと楽しい」——2011年、PUMAはこの一行でスポーツの定義を書き換えたクマ。ビリヤード、ダーツ、カラオケ。汗も記録もいらない。朝まで遊び抜く体力こそアスリート精神だと言い切った広告クマ。
▶Google Chrome|The Web Is What You Make of It|2011インターネットは、本来こういうことだ / Google Chrome「Lady Gaga」2011年5月21日、Saturday Night Liveの生放送でこのCMが流れた。ブルックリン・ブリッジを駆け抜けるレディ・ガガと、画面いっぱいに踊り歌うファンたち。その熱量に、クマは鷲掴みにされたクマ。
▶BING/JAY-Z|DECODE JAY-Z|2011本のページを世界中にバラまいたら、検索エンジンが生き返った / Bing「DECODE JAY-Z」2010年、Googleの影に完全に隠れていたBingが、Jay-Zの自伝本300ページ超を世界中にバラまいて、史上最大級の宝探しゲームを仕掛けたクマ。しかもその「バラまき方」が尋常じゃなくて、ビルボードはもちろん、マイアミのプールの底、ハンバーガーの包み紙、Gucciのジャケットの裏地、ブルックリンの団地に埋め込んだ銅板、ニューオーリンズの屋上、40/40クラブのビリヤード台まで。クマ、興奮してきたクマ。
▶COSMOPOLITAN OF LAS VEGAS|Hotel Digital Experience|2011ホテルのロビーが、アートギャラリーになった / Cosmopolitan of Las Vegas「Hotel Digital Experience」ラスベガスのホテルロビーに、天井から床まで8本のLED柱が立っている。流れているのはCMじゃなくてアート。これが2011年カンヌライオンズのデザイン部門グランプリを獲ったクマ。