▶CIVIC|Everyday|2004見慣れた物を、見慣れない角度で見る / Honda Civic「Everyday」ホンダは2003年、たった一つのキャンペーンに約6億円を注ぎ込んで、CMを3本同時に走らせたクマ。その三兄弟の末っ子が「Everyday」。
▶NIKE|ANGRY CHICKEN|2003巨大な鶏に追われて、街を飛び越える男 / NIKE「ANGRY CHICKEN」怒ったニワトリに追いかけられた青年が、街じゅうを跳んで、登って、逃げ回るクマ。しかも全編フランス語の動物ドキュメンタリー風。ふざけた設定なのに、動きは全部本物クマ。
▶IKEA|Lamp (Unböring campaign)|2003「かわいそうだと思ったあなたは、クレイジーだ」 / IKEA「Lamp」2002年、ひとつのランプが路上に捨てられた。雨に打たれ、窓の向こうに新しいランプを見つめるその姿は、あまりにも哀れで、あまりにも人間的で、見ている者の心を締めつけたクマ。そして画面に現れたスウェーデン訛りの男が放った一言が、広告史に刻まれることになったクマ。
▶REEBOK|Terry Tate, Office Linebacker|2003スニーカー1足も映らないのに、史上最高のスポーツブランド CM / Reebok「Terry Tate, Office Linebacker」2003年のスーパーボウルで流れた瞬間、アメリカ中が爆笑したクマ。オフィスにラインバッカーがいたら、という狂気の設定を、ドキュメンタリー風の演出で本気でやりきった傑作。Reebok のロゴはほぼ映らない、スニーカーは一足も出てこない。なのに、スーパーボウル CM 史上最も記憶される広告のひとつになったクマ。
▶NIKE|STICKMAN|2003棒人間が、スーパースターを超えてゆく / NIKE「STICKMAN」2003年、黒い棒人間がロナウジーニョと並んでボールを蹴った。いや、並んだだけじゃない。丸呑みして、自分の脚をもぎ取ってシュートを打つ。反則みたいな一本クマ。
▶サントリー ペプシコーラ|イチローダンス|2002「イチロー」は「ICHIRO」になったんだ、本当に / サントリー ペプシコーラ「イチロー」篇2001年に海を渡った日本球界の最高傑作が、翌年オールスター1位だわ首位打者だわ盗塁王だわMVPだわで、できすぎていてあっけないくらいだったクマ。で、その活躍を受けて2002年2月から流れ始めたのがこのCM。ブライアン・セッツァーのロカビリーが爆音で鳴り響いて、イチローの打席ルーティーンを真似するアメリカ人たちが踊り狂うクマ。
▶ホットペッパー|アフレコCMシリーズ|2002「声」と「格」のギャップがすべて / ホットペッパー アフレコCMシリーズ関西人じゃない自分には到底思いつかない世界がある、とクマは深く共感するクマ。けれども同時に、これは関西人しか作れないんじゃなくて、山崎隆明という一人の天才にしか作れなかったものだとも思うクマ。
▶ファンタ|ファンタ学園 先生シリーズ|2002今こそ、こういう先生がホントにいてほしい / ファンタ「先生」シリーズ2002年から2004年にかけて放送されたファンタのCM、ドラゴン先生、DJ先生、革ジャン先生……。中高生、特に中学生に強烈にフォーカスして下らなさ(褒め言葉)を極めたシリーズクマ。
▶NIKE|TAG (Play campaign)|2002街全体が鬼ごっこに巻き込まれる、その光景 / NIKE「TAG」地下鉄の駅で、鬼に追われた男が電車に飛び乗る。閉まるドアに鬼の腕が挟まって、届かない。気づけば街中の人が、一人の鬼ごっこに巻き込まれてるクマ。
▶MAGNUM ICE CREAM|7 DEADLY SINS: GIVE IN TO IT|2002「罪を犯せ」という、あまりにも強い許可 / MAGNUM「7 DEADLY SINS」アイスクリームに罪の名前をつけて、堂々と「罪を犯せ」と言う。MAGNUMが2002年に放ったこの開き直りが、オーストラリアで大当たりし、世界に広がったクマ。
▶BURNING HEART RECORDS|MILLENCOLIN BATTLE|2002Guitar Heroより3年早く、CDに仕込まれた未来 / BURNING HEART RECORDS「MILLENCOLIN BATTLE」2002年、CDをパソコンに入れるとゲームが起動したクマ。中身を見て驚いた。これ、Guitar Heroの3年前に、もうGuitar Heroだったクマ。
▶REEBOK|Escape The Sofa|2002ソファが追いかけてくる / Reebok「Escape The Sofa」運動しようと立ち上がった男に、ソファが襲いかかる。それだけの話が、カンヌでゴールドを獲ったクマ。
▶FOX INTERNATIONAL|Regional Sports Campaign|2001水のない崖から飛び込む狂気を、誰が笑えるだろう / FOX Sports Net「CHINA, INDIA, TURKEY, RUSSIA」崖から飛び込むダイバーが、あるはずの水面がなくて地面に激突する。巨木を素手でキャッチしようとした選手が、木に押しつぶされる。酔っ払い同士の本気の殴り合い。目隠しした男たちの棍棒試合。本物のスポーツ中継そっくりに作られた、完全に狂った4本の広告がカンヌでグランプリを獲ったクマ。
▶KDDI|ポーター編|200114年前なのに、今でも笑える / KDDI 企業広告「ポーター編」2001年。豊川悦司と加瀬亮クマ。元記事を書いた2015年から見ても「全然古びない」と思ったし、今また見ても本当に古びてないクマ。キャスティングも含めてまったく違和感ないクマ。こういうのも「いい作品」の一つの指標なんだな、と思うクマ。
🐻❄️動画なしクマMILKO|MUSIC MACHINE|20012000年、世界は牛を踊らせはじめた / MILKO「MUSIC MACHINE」2000年のウェブは、まだ静かだったクマ。ほとんどのキャンペーンサイトはHTMLの静的ページで、バナーはGIFアニメーション。そんな時代に、スウェーデンの乳製品ブランドMILKOが、踊る牛を世界に解き放ったクマ。
▶TELECOM ARGENTINA|Yawn (Bostezos)|2001あくびを1本の線でつなぐと、CMになった / テレコム・アルヘンティーナ「YAWN」あくびが人から人へ伝染していくだけの50秒が、カンヌ金賞を獲ったクマ。説明はいらない、あくびは見た瞬間に「分かる」から強いクマ。
▶RED SALMON|Bear|2001「クマの股間を蹴る」で売上90%増やした男 / John West Red Salmon「Bear」ネイチャードキュメンタリー風の映像の中で、漁師がグリズリーの股間を蹴り飛ばす。それだけの話だけど、これで売上が90%伸びたっていうんだからクマも開いた口が塞がらないクマ。
▶BUDWEISER|WASSUP|2000友達に電話するだけで文化現象は生まれる / Budweiser「WASSUP」友達同士が電話越しに『ワラッサーーップ!?』と叫び合うだけの60秒。1999年、マンデーナイトフットボールの合間に流れたこのCMが、気づけば世界中の挨拶になっていたクマ。
▶トヨタ|ファンカーゴ|2000詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」2000年、トヨタのファンカーゴのCMクマ。早口ナレーションでベネフィットを詰め込んで、最後に「どこで何してもわたしの勝手でしょ」という一言と「ファン・カー・ゴー!」のサウンドロゴで落とす構成クマ。詰め込みのはずなのに、なぜか不快感がないクマ。18年前(当時)のCMだけど、企画は今でも全然成立すると思うクマ。
▶NIKE|BEAUTIFUL|20002000年、タイトルだけで語りかけてくる / NIKE「BEAUTIFUL」2000年のNIKEクマ。タイトルが「BEAUTIFUL」。それだけで、もう何か伝わってくる感じがするクマ。