▶HOLLYWOOD VIDEO|DON|1999あの声が、レンタルショップのカウンターから出てきた / HOLLYWOOD VIDEO「DON」レンタルビデオ店のカウンターの下から、あの予告編の声が出てくるクマ。1999年、Hollywood Videoの一本クマ。
▶TOYOTA|BUGGER|1999犬が「bugger」と言っただけで、国がひっくり返った / TOYOTA HILUX「BUGGER」農作業中の小さな事故が次々起きて、そのたびに誰か(もしくは犬)がひとこと「bugger」とつぶやくだけ。それだけのCMが、放送前からクライアントを本気で震え上がらせたクマ。
▶FRANCE TELECOM|CUSTOMS|1999税関職員たちが、電話でゴールを叫んだ / FRANCE TELECOM「CUSTOMS」1998年のワールドカップに向けて作られた、フランステレコムのCMクマ。国境の税関を舞台にして、サッカーボールを密輸する職員たちの「ゴール!」が電話で響く。フットボールは、人々を話させるクマ。
▶コンタクトのアイシティ|透明人間|1999「おめー頭いいな」「おめー目いいな」 / アイシティ「透明人間」1999年、日本のテレビに、とんでもない勢いのCMが流れたクマ。透明人間になれる薬を手に入れた眼鏡男子たちが、全裸で街を駆け抜ける60秒。座薬だったり、眼鏡だけ浮いてたり、ツッコミどころ満載なのに、なぜか笑えて、なぜか納得してしまう名作クマ。
▶LEVI STRAUSS & CO.|ID|1999これは、パペットの広告です / Levi's「ID」1999年、黄色いパペットが世界を席巻したクマ。ボロい青い車に乗って、テクノビートに頭を振る。警察に止められても、ちゃんとIDを見せる。人間もパペットも、どっちも普通。この不条理を、誰も説明しようとしなかったクマ。
▶日本テレビ|日テレ営業中|1999テレビ局なんだし、24時間営業中だろ / 日本テレビ「24時間浜田雅功営業中」テレビ局なんだし、24時間営業中だろ、と割と冷めた目で見てた覚えがあるクマ。でも浜ちゃんのこの企画はすごかったクマ。
▶FOX NETWORK|BILLIARDS|1998ビリヤードがホッケーだったら / FOX NETWORK「BILLIARDS」1998年、クマが見たのは「ビリヤードがホッケーみたいにフィジカルだったら」という仮定を映像化した30秒クマ。
▶FOX NETWORK|NHL on Fox - Better If It Were Hockey|199810秒で落として、あとは笑わせる / FOX NETWORK「SQUASH」1998年、FOXがNHLの放送権を持っていた時代のCMクマ。スカッシュの試合を見せておいて「ホッケーだったらもっと良いのに」と言い切る潔さがすごいクマ。
▶アコム|むじんくん チャント星人シリーズ|1996借金を、カジュアルにした宇宙人たち / アコム「むじんくん」チャント星人シリーズ1996年、UFOに乗った宇宙人が「じゃ地球寄ってく?」と地球のアコムに借りに来るCMが登場したクマ。「ラララむじんくん♪」のフレーズとともに一世を風靡したこのシリーズは、消費者金融という重いテーマを、SF風の軽やかさでカジュアルに変えた衝撃作だったクマ。
▶NTTドコモ|ポケベル「はじめる」|1996同世代のほぼすべての男子に、何かを残していった / NTTドコモ ポケベル「はじめる」1996年、公園のタコ滑り台に寝そべってるるる♪と鼻歌を歌う15歳の少女が、全国のテレビに現れたクマ。「お誕生日にポケベル買ってもらった」と舌足らずに話すその子の名前は、広末涼子。このCMが、彼女を一躍スターに押し上げたクマ。
▶PEPSI-COLA|INNER-TUBE|1995最後の一滴まで、ボトルの中まで / Pepsi-Cola「INNER-TUBE」ビーチで浮き輪をつけた少年が、ストローでペプシを飲んでいる。最後の一滴まで吸い取ろうとして、吸って、吸って、吸いまくった結果——少年ごとボトルの中に入っちゃうクマ。妹が「ママ、お兄ちゃんまたやっちゃった」と一言。1995年、スーパーボウルで流れたこの60秒は、見た瞬間に「え?」ってなって、次の瞬間には笑ってるクマ。
▶日清食品|カップヌードル麻婆・五目|1995「あさばあ」という音の暴力 / 日清食品 カップヌードル「麻婆・五目」「あさばあ」と聞いた瞬間、脳が「?」ってなるクマ。麻婆を「あさばあ」と読んでしまった女性社員が、品の良いおばあちゃん付きって言い切って、上司が激怒して、現実に戻る。たった15秒でこの密度クマ。
▶PEPSI-COLA|PLAYGROUND|1994子どもは崇拝しない。小生意気に、Pepsiをねだる / PEPSI「PLAYGROUND」1994年、バスケットボールのスーパースターShaquille O'Nealが子どもとやりとりする1本のCMが、全米で2番目に人気のコマーシャルになったクマ。Cannesで金賞も獲ってる。90年代のPepsiらしい、セレブリティと若さとちょっとした反抗心が混ざり合った空気。ただ、企画の裏側について語られた記事はほとんど見つからなかったクマ。
▶NISSIN FOOD|HUNGRY? III UINTATHERIUM|199430年経っても、胃袋が覚えてる / 日清食品「HUNGRY? III UINTATHERIUM」1994年、ウインタテリウム篇クマ。マンモスやモアで世界を驚かせたあのシリーズが、まだ続いていた時代の一本。原始人が、巨大な哺乳類に翻弄されて、でも最後には「hungry?」の一言と白地に赤のカップ。このリズムは、もはや説明不要クマ。シリーズ全体がカンヌでグランプリを獲って、日本の広告史に刻まれたやつの、続編のひとつクマ。
▶NISSIN FOOD|hungry?|1993「hungry?」と問われたら、誰もが原始人になる / 日清食品「SYNTHETOCERAS」カンヌの会場で「Hungry!」と叫ぶ人がいた。1993年、モアとシンテトケラス、2本同時グランプリ。カンヌ60年でも屈指の伝説クマ。
▶NISSIN FOOD|hungry? MOA|1993原始人は、いつだって腹を空かせている / 日清食品「hungry? MOA」1993年、カンヌでグランプリを獲った日本のCMクマ。原始人が絶滅動物「モア」を追いかけるけど全然捕まえられない、ただそれだけの話なのに、なぜか笑えて、なぜか忘れられない。ストップモーションのコマ撮りで動く生き物たちの「間」が絶妙すぎるクマ。
▶THE LEE APPAREL CO.|SHOWER|19931993年、ユーモアで勝負 / Lee Jeans「SHOWER」1993年、Lee Jeansは Fallon McElligott とタッグを組んで、ユーモアを武器にした広告を次々に放っていたクマ。
▶TALENS RUBBER CEMENT|Nuns|1992これは、コンドームの広告です / Talens Rubber Cement「Nuns」1992年にカンヌでグランプリを獲ったスペインの広告、見たことあるクマ? 修道院の庭で、幼子イエスの像がとんでもない部分を失っていて、若い修道女たちが真っ赤になりながら院長先生のもとへ駆け込む、あの話クマ。30年以上経った今でも語り継がれる、タブーをユーモアで突破した傑作クマ。
▶ライオン|チャーミーグリーン|1992洗い物をしていたら、突如頭の中に蘇ったやつ / ライオン「チャーミーグリーン」CM 1992さっき洗い物をしていて、突如頭の中に蘇ったクマ。歌ものは脳への定着率がヤバいクマ。「チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる〜♪」というあの曲とともに、夫婦が手をつないで踊りながら買い物する光景が、30年以上経った今でも鮮明に思い出される。それだけで、この広告の勝利だと思うクマ。
▶YMCA SUMMER CAMP|SLEEPING IN|1991朝寝坊がサマーキャンプに行きたくなる理由 / YMCA「SLEEPING IN」1991年、まだビデオテープが主流だった時代のYMCAサマーキャンプの広告クマ。タイトルは「SLEEPING IN」。朝寝坊、という意味クマ。この一言に、子どもたちの夏休みと、親たちの本音が詰まってる気がするクマ。