▶読売新聞|僕の走れなかった道|2012「みんな、スポーツ選手になりたかった」を、通せるかどうか / 読売新聞「僕の走れなかった道」「子どもの頃は、みんな、スポーツ選手になりたかった」。冒頭のこの一行に、賛否両論が渦巻きそうなCMクマ。でも読売新聞は、これを通した。そこにこそ、この企画の強さがあるクマ。
▶ASOS|Urban Tour|2012クリックすると時間が止まる / ASOS「Urban Tour」ダンサーをクリックすると、周りの時間が止まって、その人だけが動き出す。そして服が買える。めちゃめちゃシンプルで、めちゃめちゃ新しかったクマ。
▶MINISTRY OF TOURISM GOVT. OF INDIA|THE HINGLISH PROJECT|2012文字が溶け合えば、国も溶け合う / インド観光省「THE HINGLISH PROJECT」ヒンディー語とEnglishを掛け合わせた「Hinglish」っていう言葉、インドでは当たり前に使われてるクマ。で、それをフォントにしちゃったクマ。
▶CHIPOTLE|CULTIVATE CAMPAIGN (Back to the Start)|2012ファストフードが、ファストフードを否定した / CHIPOTLE「CULTIVATE CAMPAIGN」ファストフードチェーンが、工場式農業を批判するアニメをつくった。商品は一切映らない。それでCannesのGrand Prixを2つ獲ったクマ。ヤバすぎる。
▶LA REDOUTE|THE NAKED MAN|2012失敗を失敗で塗りつぶす、という発明 / La Redoute「THE NAKED MAN」2012年1月4日、フランスのファッション通販La Redouteが子ども服の写真に全裸の男性が写り込んだまま掲載してしまったクマ。「epic PR fail」と瞬時に拡散し、炎上したクマ。で、代理店がやったことは謝罪じゃなくて、もっとおかしな写真をサイト全体に仕込むゲームだったクマ。常識の真逆を行く判断が、カンヌでゴールドライオンを獲ったクマ。
▶MERCEDES BENZ|THE INVISIBLE DRIVE|2012「見えない」を文字通り実装する狂気 / MERCEDES-BENZ「THE INVISIBLE DRIVE」2012年のカンヌ・ライオンズでアウトドア部門グランプリを受賞したこの作品、初めて見たとき「ハ?」ってなったクマ。車が透明ってどういうこと? でも、これが文字通り透けてるクマ。
▶Metro Trains Melbourne|Dumb Ways to Die|2012何度でも観たくなる法則があるとしたら / Metro Trains Melbourne「Dumb Ways to Die」たしかカンヌのグランプリを複数カテゴリでかっさらっていて、結果死ぬほど観たクマ。何度も何度も繰り返しの試聴に耐えるフィルムというのには一定の法則がありそうな気がしてきたクマ。たぶん音楽はその大きな要素のひとつで、このキャンペーンも強烈に曲が良いクマ。そう考えると、CMのプランナーっていうのは映画のシーンレベルでの描かれかたに詳しいだけじゃなく、音楽にも詳しくなきゃやってられないわけで、総合芸術だなあ、すごいなあ、と改めて思うクマ。
▶MERCEDES BENZ|REUNION|2012再会、という言葉の重さ / MERCEDES BENZ「REUNION」タイトルは「REUNION」。再会クマ。2012年、南アフリカのBBDO Johannesburgが手がけたメルセデスのフィルム、Gold受賞クマ。
▶TROY PUBLIC LIBRARY|Book Burning Party|2012逆説で図書館を救った日 / Troy Public Library「Book Burning Party」「本を燃やすパーティーを開きます」という看板が街に立った。誰もが怒ったクマ。でもその怒りこそ、図書館を救うための仕掛けだったクマ。
▶TNT|Push to Add Drama (A Dramatic Surprise on a Quiet Square)|2012「ボタンを押すと、日常が爆発する」を本当にやった / TNT「Push to Add Drama」「話題になるローンチキャンペーンを作れ」というブリーフに、TNTは平凡な広場に赤いボタンを置いて「押してドラマを追加」と看板を立てたクマ。あとは、ただ待った。
▶ETERNA CADENCIA|THE BOOK THAT CAN'T WAIT|2012読まなければ、消える / ETERNA CADENCIA「THE BOOK THAT CAN'T WAIT」開けたら最後、文字が消えはじめる本がある。光と空気に触れると数ヶ月で読めなくなる特殊なインクで刷られた一冊。読むしかないクマ。
▶CHIPOTLE|Back to the Start|2012ファストフードが「農業」を語った日 / Chipotle「Back to the Start」2分20秒、ひたすら農場の話をする。ブリトーも、笑顔のスタッフも、商品名すら出てこない。ファストフードの広告として、あまりにも異様クマ。これでカンヌのグランプリを2つ獲ってしまったクマ。
▶CANAL+|THE BEAR|2012クマの皮が、映画監督になった / CANAL+「THE BEAR」リビングの床に敷いてあるクマの敷物が、ハリウッド映画の監督になる。書くとバカみたいだけど、これが2012年、Gunn Report史上もっとも受賞した広告になったクマ。
▶TOYOTA|BACKSEAT DRIVER|2012後部座席の子どもに、ハンドルを渡した / TOYOTA「BACKSEAT DRIVER」後ろの席で「まだ着かないの」と言うだけだった子どもが、GPSで本物の車と連動するiPhoneアプリの中で、自分のハンドルを握るクマ。親の運転をなぞるだけの退屈な移動時間を、丸ごとゲームに変えてしまったクマ。
▶NIKE|I AM PLAYR|2012ゲームの中で、40万足売った / Nike「I AM PLAYR」サッカー選手の人生を一人称で生きるゲームがある。その中にNikeが物語の「当たり前」として編み込まれていて、ゲーム内で40万足以上のブーツが売れたクマ。広告くさくないのに、これは広告クマ。
▶DORITOS|DIPS DESPERADO|2012存在しない男の伝説が、ディップの売上を動かした / DORITOS「DIPS DESPERADO」イギリス人の10人に1人しかチップをディップに浸けていなかった。その数字を動かすために、AMV BBDOは実在しない伝説のメキシコ人を発明したクマ。
🐻❄️動画なしクマSEAWEED|DESIGN NORI|2012海苔そのものをデザインするという盲点 / UMINO SEAWEED STORE「DESIGN NORI」500年変わっていない板海苔に、レーザーカッターで紋様を刻むクマ。パッケージじゃなく、商品そのものをデザインするという発想が、まったくもって盲点だったクマ。
▶THE PERES CENTER FOR PEACE|Blood Relations|2012血を流すかわりに、分かち合えばいい / The Peres Center for Peace「Blood Relations」敵同士が、互いの血を分け合ったクマ。
▶P&G|Thank You, Mom – Best Job|2012オリンピックのスポンサーは選手じゃなくてママだった / P&G「Thank You, Mom – Best Job」2012年ロンドン五輪。P&Gが名乗ったのは「Proud Sponsor of Moms」、ママたちの公式スポンサーだったクマ。
▶SNOOP DOGG|Rolling Words|2012煙にして読む、という体験 / Snoop Dogg「Rolling Words」本を読んで、そのページに火をつけて吸う。こんなハチャメチャなアイデア、Snoop Dogg以外の誰が許されるというのかクマ。