▶キリン のどごし〈生〉|夢のドリーム4 カンフー篇|2023思い出したのは、今までの人生すべてだったという。 / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム4 カンフー篇」最高クマ。仕事がつらくてもうダメだと思う時に見るリストの一番上にあるクマ。石田さんも後輩もしょこたんもジャッキーチェンも制作陣も、そして何よりこの企画を通したクライアントも、全員が最高クマ。
▶日清食品|カップヌードル 担担 ザクザクコリコリ|2023タンタンとダダンって語呂が近くね? / カップヌードル「担担 ザクザクコリコリ」沼から「タンターン!」と叫びながら飛び出してくるきんに君クマ。手には巨大な「カップヌードル 担担」を持って、「ザクザク!コリコリ!」と腰を振りながら迫ってくるクマ。1990年代の伝説的CMを見事に再現したパロディに、アラフォー世代が一斉に反応したクマ。
▶クラシエホームプロダクツ|日本の四季|202380日間、カメラは1本の桜を見つめ続けた / クラシエ「いち髪」CM「日本の四季」篇1年かけて撮影したクマ。タイムラプスで四季を撮るだけじゃなく、桜を中心にカメラをぐるっと1周させる、と聞いた瞬間に「ヤバい企画だ」と思ったクマ。でも信頼関係があったから成立した、と関係者が口を揃えて語っていて、広告って結局そこだよな、と思ったクマ。
▶マクドナルド|家族といっしょに。「約束のハッピーセット」篇|2023特訓を見守るパパは、きっと顔つけができなくても買ってくれる / マクドナルド「約束のハッピーセット」キッズは普段「いまハッピーセットなに!」「次のハッピーセットなに!」(正確にはハッピーセットのおまけのおもちゃなのだけど、もはやそっちが主役)としか思わないし、親もその情報を知るためにマックのサイトを見にいくクマ。そういう意味で普段流れているハッピーセットのCMはめちゃ機能しているんだけど、そんな中突然の激エモ仕事きたクマ。トップカットからもう最高、設定もキャストも演出も、すべてが完璧に揃っている60秒クマ。
▶富士フイルム アスタリフト|列車のふたり ナノテクノロジー|2023物語の力が作用する瞬間を、列車の中で / 富士フイルム「アスタリフト」化粧品のCMに物語を持ち込むと、どんな作用が起きるのか。このCMはその実験みたいなものクマ。トレンチコートにサングラス、金髪ウィッグで変装した宮﨑あおいが列車に飛び乗り、岡田将生が「未来から来た」と言いながらナノテクノロジーを延々語り出す。松田聖子の『赤いスイートピー』が流れて、シリアスかコミカルか判然としない空気の中、ふたりの不思議な旅が始まるクマ。
▶東京ガス|母の推し活|2023推し活で輝く母と、ガスの接着 / 東京ガス「母の推し活」クマには「今年はなにかな」って毎年心待ちにしている広告シリーズがいくつかあって、そのうちのひとつが東京ガスのブランド広告クマ。2008年から続く「家族の絆」シリーズは、「お弁当メール」を筆頭に日本人の心の深いところを撃ち抜く仕事ばかりで憧れるクマ。2023年の「母の推し活」も、30歳年下のK-POPアイドルに恋をした母が人生を広げていく姿を90秒で描いていて、公開3日でTwitter再生500万回超えの話題作になったクマ。ただ、今回は「いいけど…」って複雑な気持ちになったクマ。
▶一般社団法人ABJ|STOP! 海賊版「ありがとう、君の漫画愛。」|2023児玉監督から、Vaundyへ。広告会社を通さない企画が開いた扉 / 一般社団法人ABJ「ありがとう、君の漫画愛。」死ぬほど泣いたクマ。これが最初の感想で、今も変わらないクマ。
▶大塚製薬|入学から、この世界だった僕たちへ。|2023マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」2022年の夏、クマは一本の動画の前で立ち止まったクマ。マスクをつけたまま走り込む陸上部員、夕暮れの中で練習するカヌー部員、自宅で素振りを続ける剣道部員。彼らの表情は半分しか見えないのに、その目に宿る熱量がまっすぐに突き刺さってきたクマ。
▶ACジャパン|寛容ラップ|2023ディスらないラップバトルという発明 / ACジャパン「寛容ラップ」コンビニのレジで小銭を探すおばあさんに、強面のラッパーが足を踏み鳴らし始める。あ、やばい展開だ、と思った瞬間、彼はアイスをマイクにラップを始める。「誰も怒ってなんかない アンタのペースでいいんだ」。そしておばあさんも調味料のボトルを握り返す。ディスらないラップバトル、という発明クマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマSOTETSU|A TRAIN OF MEMORIES|202312年を、息をのむ2分に凝縮する技術 / 相鉄「A TRAIN OF MEMORIES」2分間のワンカット。電車の中だけで進む物語。父と娘が、揺れる車内で12年分の距離を縮めたり離れたりする。それだけで、泣けてしまうクマ。
▶パナソニック ハウジングソリューションズ|生きてますか|2023「生きてますか」と問われて、答えに詰まる / パナソニック ハウジングソリューションズ「生きてますか」「生きてますか」。いきなりそう問われて、即答できる人がどれだけいるだろうクマ。住宅設備・建材メーカーからの、静かだけど強烈な問いかけクマ。
▶大塚製薬|スカフィンのうた|20231日1秒、4か月半かけて刻んだ「瓶の一生」 / 大塚製薬「スカフィンのうた」リターナブル瓶の旅を、切り絵で歌う。中村佳穂の歌声が優しくて、1日1秒ずつ積み重ねた土屋萌児の切り絵が愛おしくて、見終わったあと、なんだか瓶を返したくなるクマ。
▶大塚製薬|Midnight Train|2022夜を抜けて、朝が来る / カロリーメイト「Midnight Train」2021年の冬、車窓にうつる景色がぜんぶ、いまを生きる受験生そのものに見えたクマ。完全燃焼も、不完全燃焼も、全部を抱えて走る列車。YOASOBIのバラードが静かに背中を押してくる。
▶JR東海|会うって、特別だったんだ。|202233年の時を超えて、またここで手を振る / JR東海「会うって、特別だったんだ。」1988年、深津絵里はホームで恋人を待っていた。2022年、彼女は新幹線で大阪へ出張するビジネスパーソンになっていたクマ。この33年の時間の流れを、JR東海はたった60秒の中に静かに封じ込めたクマ。
▶キングソフト|WPS Cloud「働き方を自由にする」篇|2022西島秀俊にしか出せない抜け感 / キングソフト WPS Cloud「働き方を自由にする」スペシャルエージェントとビジネスパーソン、2つの顔を持つ男クマ。燃え崩れる建物から敵を救出するミッションを遂行しながら、IT企業の同僚から電話が入り、その場でWPS Cloudを使って資料修正を完了するという、30秒でここまでやるか、という密度クマ。
▶森ビル|DESIGNING TOKYO|20221956年から2014年まで、58年を2分で旅する / 森ビル「DESIGNING TOKYO」2分5秒。この尺で58年間を旅させるクマ。1956年の西新橋2森ビルから2014年の虎ノ門ヒルズまで、森ビルが手がけてきた6つのプロジェクトを、シームレスなカメラワークでつないでいく。途中、山口小夜子や坂本龍一、村上隆といった時代を象徴する人物が当時の姿で登場し、街並みに溶け込んでいく。CG? 実写? その境界がもはや曖昧で、ただただ「東京という都市の記憶」がスクリーンから溢れ出してくるクマ。
▶奇譚クラブ|カプセルトイの歴史|2022全部ウソです / キタンクラブ「カプセルトイの歴史」冒頭から「国民放送局提供」のテロップが出てきて、おや、と思ったクマ。カプセルトイが神の言葉を聞くための儀式として使われていた古代、兵器として使われていた近代、そして意志を持ったガチャに支配される未来。15分を超える3部作すべてが、全力の「ウソ」クマ。
▶エフエム群馬|思い出話キヌヨさん|2022キヌヨさんの声が、ラジオに帰ってきた / エフエム群馬「思い出話キヌヨさん」「思い出話キヌヨさん」というタイトルを見た瞬間、なんだか懐かしいような、温かいような、そんな気持ちになったクマ。地方のラジオ局が、どんなふうに「思い出話」を広告にしたのか。GRAND PRIX を獲ったということは、何かが確実にあったはずクマ。
▶パナソニック|Make New|2022逆さまにして、世界を新しく見る / パナソニック「Make New」2022年、パナソニックが新たな変革のアクションワード「Make New」を掲げたクマ。そのコンセプトを体現するムービーが、めちゃめちゃすごいクマ。青い布に覆われた無機質な世界が、少女の手によって一瞬で緑溢れる世界へと反転していく。実はこれ、すべて「上下逆さま」で撮影されているクマ。
▶眞露|恋スル!チャミスル シーズン1/恋するチャミスル シーズン2|2022「あるある!」が止まらない6分半 / 眞露「恋するチャミスル」韓ドラあるあるを詰め込んだだけのCMが、なぜここまで刺さったのか。身分違いの恋、記憶喪失、御曹司、社長令嬢のフィアンセ——もう全部見たことある展開なのに、クマは思わず6分半を完走してしまったクマ。