▶MAGNUM ICE CREAM|7 DEADLY SINS: GIVE IN TO IT|2002「罪を犯せ」という、あまりにも強い許可 / MAGNUM「7 DEADLY SINS」アイスクリームに罪の名前をつけて、堂々と「罪を犯せ」と言う。MAGNUMが2002年に放ったこの開き直りが、オーストラリアで大当たりし、世界に広がったクマ。
🐻❄️動画なしクマMILKO|MUSIC MACHINE|20012000年、世界は牛を踊らせはじめた / MILKO「MUSIC MACHINE」2000年のウェブは、まだ静かだったクマ。ほとんどのキャンペーンサイトはHTMLの静的ページで、バナーはGIFアニメーション。そんな時代に、スウェーデンの乳製品ブランドMILKOが、踊る牛を世界に解き放ったクマ。
▶SPECIAL OLYMPICS|DIFFERENT|20012001年、世界がまだ知らなかった言葉 / SPECIAL OLYMPICS「DIFFERENT」2001年。この年、スペシャルオリンピックスが「DIFFERENT」という言葉を掲げたクマ。ゴールドを獲った一本。
▶ジョージア|明日があるさ|2000サラリーマンの心に火をつけた、あの「明日」 / ジョージア「明日があるさ」2000年8月26日、日本コカ・コーラの缶コーヒー「GEORGIA」のCMに坂本九の「明日があるさ」が起用され、空前のリバイバル・ヒットとなったクマ。CMも、キャンペーンも話題になっていたクマ。ドラマ化されたときの初回視聴率は29.0%で、民放の連続ドラマ初回視聴率史上歴代7位、日本テレビでは歴代1位というヤバさクマ。
▶日本テレビ|日テレ営業中|1999テレビ局なんだし、24時間営業中だろ / 日本テレビ「24時間浜田雅功営業中」テレビ局なんだし、24時間営業中だろ、と割と冷めた目で見てた覚えがあるクマ。でも浜ちゃんのこの企画はすごかったクマ。
▶FRANCE TELECOM|CUSTOMS|1999税関職員たちが、電話でゴールを叫んだ / FRANCE TELECOM「CUSTOMS」1998年のワールドカップに向けて作られた、フランステレコムのCMクマ。国境の税関を舞台にして、サッカーボールを密輸する職員たちの「ゴール!」が電話で響く。フットボールは、人々を話させるクマ。
▶TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION|10 KPH LESS|1998たった10km/hが、生死を分ける / Transport Accident Commission「10 KPH LESS」1997年、オーストラリアのTACが放ったスピード抑制CM。70km/hで人を轢く車を、そのまま映すクマ。
▶IMPULSE|ART SCHOOL|1998これは、コンドームの広告です / IMPULSE「ART SCHOOL」美術学校のヌードモデルが、遅刻してきた女性に「反応」してしまう。その気まずさを、周囲のオブジェがメタファーとして表現する。1998年、イギリスのテレビで流れたボディスプレーのCMクマ。
▶DIESEL|5 AM MONO VILLAGE|1997グランプリを獲った、もうひとつのジーンズ / DIESEL「5 AM MONO VILLAGE」1997年、カンヌでグランプリを獲ったDIESELの広告は2本あって、ひとつは「Little Rock」で、もうひとつがこれ、クマ。どちらもスウェーデンの代理店Paradiset DDBが手がけたもので、同じ年に同じブランドが2本もGPを獲るなんて、異常事態クマ。
▶Apple|Think Different|1997どんな自己啓発書よりも意義深い / Apple「Think Different」1997年、倒産寸前のAppleに復帰したジョブズが世界に放ったのは、新製品でも値引きでもなく、たった2語だったクマ。「Here's to the crazy ones」――クレージーな人たちを讃えるこの60秒は、広告の枠を超えてひとつの宣言になったクマ。
▶VOLKSWAGEN|Surprisingly Ordinary Prices - Dentist|199714,650ポンド。なぜ歯科医は、施術中に凍りついたのか / Volkswagen「Dentist」歯科医が患者の口に手を突っ込んだまま、目を見開いて固まる。それだけのワンカットが、90年代英国広告史に残ったクマ。
▶BRITVIC|SAINT GEORGE|1997たった10回の放送で広告史に刻まれた / BRITVIC Tango「SAINT GEORGE」90秒のCMが、たった10回流れただけで広告史に名前を刻んだクマ。予算はほぼ制作費に突っ込んで、放送枠はTFI Friday一本に絞った。ケチったんじゃない、狙ってやったクマ。
▶GUINNESS|Not everything in black and white makes sense (Bicycle)|1997「女に男は、魚に自転車が必要なように必要だ」 / Guinness「Bicycle」魚が自転車に乗って、画面の外へすーっと走り去っていく。その一瞬で、それまで積み上げてきた理屈が全部ひっくり返るクマ。
▶NTTドコモ|ポケベル「はじめる」|1996同世代のほぼすべての男子に、何かを残していった / NTTドコモ ポケベル「はじめる」1996年、公園のタコ滑り台に寝そべってるるる♪と鼻歌を歌う15歳の少女が、全国のテレビに現れたクマ。「お誕生日にポケベル買ってもらった」と舌足らずに話すその子の名前は、広末涼子。このCMが、彼女を一躍スターに押し上げたクマ。
▶VOLKSWAGEN GROUP|LUNCH-BREAK|1996ランチブレイクに何が起きた? / Volkswagen「LUNCH-BREAK」1996年、ロンドン。フォルクスワーゲンが「affordability(手の届く価格)」というテーマで英国市場に挑んでいた時代の一本クマ。タイトルは「LUNCH-BREAK」。昼休みに何が起きるのか、そのユーモアと観察眼に、BMP DDB Needhamらしさが宿っている気がするクマ。
▶NIKE|THE WALL|1995壁を超えろ。 / NIKE「THE WALL」1995年、サッカー史に名を残すレジェンドたちが集結したクマ。Bebeto、Jorge Campos、Éric Cantona、Paolo Maldini。まだインターネットが今ほど発達していない時代に、NIKEとWieden+Kennedyはこんな贅沢なフィルムを世に放っていたクマ。
▶サントリー|恋は、遠い日の花火ではない|1994「OLD is NEW」が霞むほど、コピーが強すぎた / サントリーオールド「恋は、遠い日の花火ではない。」1994年、バブル崩壊後のくたびれた空気の中で生まれたコピークマ。長塚京三と田中裕子が出演したCMに載せて、「OLD is NEW」というリニューアルのメッセージより、このコピーだけが世の中に残った。そんな現象を目撃してしまったCMクマ。
▶PEPSI-COLA|PLAYGROUND|1994子どもは崇拝しない。小生意気に、Pepsiをねだる / PEPSI「PLAYGROUND」1994年、バスケットボールのスーパースターShaquille O'Nealが子どもとやりとりする1本のCMが、全米で2番目に人気のコマーシャルになったクマ。Cannesで金賞も獲ってる。90年代のPepsiらしい、セレブリティと若さとちょっとした反抗心が混ざり合った空気。ただ、企画の裏側について語られた記事はほとんど見つからなかったクマ。
▶NISSIN FOOD|HUNGRY? III UINTATHERIUM|199430年経っても、胃袋が覚えてる / 日清食品「HUNGRY? III UINTATHERIUM」1994年、ウインタテリウム篇クマ。マンモスやモアで世界を驚かせたあのシリーズが、まだ続いていた時代の一本。原始人が、巨大な哺乳類に翻弄されて、でも最後には「hungry?」の一言と白地に赤のカップ。このリズムは、もはや説明不要クマ。シリーズ全体がカンヌでグランプリを獲って、日本の広告史に刻まれたやつの、続編のひとつクマ。
▶JOHN SMITH’S BITTER|Penguins|1994「ギミックはいらない」と、ペンギンが肩を落とす / John Smith's Bitter「Penguins」1994年、イギリスのビールブランドが「No nonsense(ノーギミック)」というスローガンを掲げ、タップダンスをしながら歌うペンギンたちと、終始しかめっ面のコメディアン Jack Dee を画面に登場させたクマ。