▶H&I|屋上の少女|2016物語はこれからなのに / H&I 意見広告「屋上の少女」シンデレラ、カエルの王子様、みにくいアヒルの子。おとぎ話の主人公たちが「物語はこれからなのに」と語りかけてくるクマ。
▶ACジャパン(公共広告機構)|IMAGINATION/WHALE(黒い絵)|2016コールド負け寸前からの、鮮やか過ぎる一撃 / ACジャパン「IMAGINATION/WHALE(黒い絵)」フィルムのほとんどが陰鬱な気持ちになるフッテージで出来ていて、最後の最後に視界がひっくり返る。まるでコールド負け寸前から、鮮やか過ぎる一撃で試合をひっくり返すような快感クマ。名作は古びない、というか、年を経るに連れてその重みが増している気がする一本クマ。
▶John Lewis|Buster The Boxer|2016トランポリンをめぐる、静かな欲望の夜 / John Lewis「Buster The Boxer」毎年恒例、ジョン・ルイスのクリスマスCM。2016年の主役は犬のBuster。庭に隠されたトランポリンが欲しくて欲しくてたまらないのに、それは少女Bridgetへのプレゼント。夜な夜な野生動物たちが跳ね回るのを、Busterだけがじっと見ている。クリスマス当日、少女より先に駆け出したのはBusterだったクマ。
▶キリン 午後の紅茶|あいたいって、あたためたいだ。|2016声でかすぎ!と笑った先輩。泣いた視聴者。 / キリン 午後の紅茶「あいたいって、あたためたいだ。」静かな駅のホーム。白いヘッドホンの女子高生が突如、大声で歌い出す。その声は阿蘇の空まで届くほど、クマ。自販機から飲み物が落ちる音が上白石さんに聞こえたのかだけよくわからず、もやもやするところはあるんだけど、もやもやを差っ引いても素晴らしいできであることに変わりはなかったクマ。
▶Nike|The Switch|2016オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」クリスティアーノ・ロナウドが、ボールボーイとぶつかって体が入れ替わる。ネタバレするとそれだけの話クマ。なのに6分弱、最後まで目が離せない。「こだわるとここまで行けるのかCMは……」と驚くやつクマ。
▶カロリーメイト|夢の背中|2016この場合、ターゲットは親なんだろう / カロリーメイト「夢の背中」篇浪人が決まった日から入試当日までの1年間、受験勉強に奮闘する息子の背中を、母親の目線で描いたカロリーメイトの受験生応援CMクマ。村上虹郎が長い髪を坊主にして受験勉強に臨む息子役を、神野三鈴が優しく見守る母親役を演じ、藤巻亮太によるレミオロメンの楽曲「3月9日」のセルフカバーが流れるクマ。
▶東芝|LED 10年カレンダー(あなたとLEDの10年)|201610年分の、窓の向こう側 / 東芝「LED 10年カレンダー」10年持つLED電球。その寿命を、どう伝えるか。東芝は「数字」じゃなくて「暮らし」を選んだクマ。3653日ぶんの窓。そこには家族の、かけがえのない日常が映し出されるクマ。
▶ALPHAGO|AlphaGo|2016機械が「神の一手」を打った日 / Google DeepMind「AlphaGo」2016年3月、ソウル。世界最強の棋士イ・セドルと、Googleの囲碁AI・AlphaGoが5番勝負を打ったクマ。囲碁は「AIには一生解けない」と言われてきたゲームだったクマ。それが、たった5日間でひっくり返ったクマ。
▶Gatorade|Forget Me|2015「私を忘れて」と、伝説は言った。 / Gatorade「Forget Me」184ゴール。男女通じて国際サッカー史上最多得点記録を持つアビー・ワンバックが、2015年12月16日に引退したクマ。最後に遺した言葉は「私を忘れて」。最後までワンバックはワンバックだったクマ。
▶サントリー BOSS|ヘッドライト・テールライト|2015この惑星の年末には、中島みゆきがグッとくる / サントリー BOSS「ヘッドライト・テールライト」ヘンテコさが減って、愛せる比重が大きくなってきた。2015年の年末に流れたこのCMを観たとき、クマはそう思ったクマ。宇宙人ジョーンズシリーズは、最初の頃こそちょっと不思議な企画だったけど、じわじわと「当たり前の光景」になってきていて、このまま行くと感動巨編コースに突入するんじゃないかと、ちょっと、いやだいぶ期待してるクマ。
▶リクルート|山田悠子の就職活動|2015就活は、ひとりじゃない / リクルート リクナビ「山田悠子の就職活動」サッカー日本代表のサポーターみたいに、青いユニフォーム着た人たちが大型スクリーンに向かって「ヤマダ!ヤマダ!」って叫んでるクマ。でもそこに映ってるのは試合じゃなくて、リクルートスーツ着た山田悠子さんの就職活動クマ。面接で変顔しちゃうところも、証明写真撮るところも、全部スクリーンに映し出されて、全部応援されてるクマ。
▶東京メトロ|TOKYO HEART|2015語らずとも大いに語る、0:32の演技 / 東京メトロ「TOKYO HEART」ガッキーがかわいいかどうかはこの際どうでもよくて(超かわいいけど)、注目すべきは0:32の女子高生の演技クマ。
▶東京ディズニーリゾート|Where dreams come true 夢はつづく|201530秒で走り抜ける、ひとつの人生 / 東京ディズニーリゾート「Where dreams come true 夢はつづく」人生を早回しにするパターンのCM、最近よく見るけど、このディズニーのやつはひときわ印象に残ったクマ。全編アニメーションで、たった30秒で一人の女性の一生を描ききっている、というだけで泣けてくるクマ。
▶John Lewis Insurance|Tiny Dancer|2015ぽっちゃりメガネの女の子が、すべてを変えた / John Lewis「Tiny Dancer」ぽっちゃりして、メガネかけて、バレエもそんなにうまくない女の子が、家じゅうを踊り回るクマ。それだけで、何百万人もの心を掴んだクマ。
▶サントリー天然水|信じられる水の山から(阿蘇)|2015心地よい違和感が、水と生きるを昇華する / サントリー天然水「信じられる水の山から(阿蘇)」流れてくるCMの中で、ふと目が止まる瞬間があるクマ。違和感、でも心地よい違和感クマ。水の山から湧き出る天然水を、やさしいタッチのアニメーションで描いた一本クマ。
▶SUUMO|足跡|2015「ほんとだよ、ぼく知ってるもん。」で、涙 / SUUMO「足跡」篇2015年、岡田義徳さんが出演したSUUMOのCMクマ。妖精のような、でも現実のような自分の子どもが登場して、父親の心境を映し出す。「ほんとかな?」のあとの「ほんとだよ、ぼく知ってるもん。」というひと言で、不意に涙が出てしまうクマ。
▶John Lewis|Man On The Moon|2015なぜこんなに涙腺を刺激するんだろう / John Lewis「Man On The Moon」毎年恒例、John Lewis のクリスマス広告クマ。寒くなってくると楽しみになる、という意味でもはや勝ちなのだけど、ちゃんと期待を上回ってくるのはほぼ奇跡に近いんじゃないかと思うクマ。
▶マルコメ|料亭の味 カップみそ汁 夜食篇|2015思いやりという、隠し味 / マルコメ「料亭の味 カップみそ汁 夜食篇」「料亭の味」シリーズのアニメCM第3弾が2015年2月に公開されたクマ。受験勉強でピリピリしている娘と、うまく話せなくなってしまった父。で、父が夜中にそっと夜食を用意する。それだけの話なんだけど、この「それだけ」がめちゃくちゃ泣けるクマ。
▶Apple|Misunderstood|2015観察していたのか、疎外されていたのか / Apple「Misunderstood」強烈に好きクマ。初めて観た時の感情を鮮明に思い出せるほどに。内気で、疎まれているわけでもないけれど少なくとも家族の中心人物ではない少年の、いつもどおりのいけ好かない行動を見せて、「クリスマスなんだし、ケータイは置いて家族で楽しみなよ」みたいなちょっと嫌な空気から、一気に大逆転する構成クマ。感情をうまく操作されてるなあ、と思うクマ。
▶LEICA|100|2015ライカで撮られていない写真も、ライカのおかげで撮られた / LEICA「100」100年前、ライカが写真を「スタジオの外」に連れ出したクマ。その功績を、35枚の名作写真の再現で語る2分間。シームレスな場面転換、演出の完成度、そしてあの挑発的なナレーション。初めて観たとき、クマは息が止まったクマ。