SUBJECT / テーマ

多様性

23 articles

推し活で輝く母と、ガスの接着 / 東京ガス「母の推し活」

東京ガス|母の推し活|2023

推し活で輝く母と、ガスの接着 / 東京ガス「母の推し活」

クマには「今年はなにかな」って毎年心待ちにしている広告シリーズがいくつかあって、そのうちのひとつが東京ガスのブランド広告クマ。2008年から続く「家族の絆」シリーズは、「お弁当メール」を筆頭に日本人の心の深いところを撃ち抜く仕事ばかりで憧れるクマ。2023年の「母の推し活」も、30歳年下のK-POPアイドルに恋をした母が人生を広げていく姿を90秒で描いていて、公開3日でTwitter再生500万回超えの話題作になったクマ。ただ、今回は「いいけど…」って複雑な気持ちになったクマ。

標準的な傑作、のその先へ / Nike「動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn't Waiting.」

Nike|動かしつづける。自分を。未来を。 / The Future Isn't Waiting.|2020

標準的な傑作、のその先へ / Nike「動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn't Waiting.」

2020年11月、日本中が息を呑んだ2分間クマ。スポーツへの衝動は、差別のようなクソみたいなものを軽やかに吹き飛ばすと信じて。10回観たクマ。標準的な傑作、という言葉がしっくりくるけど、じゃあ「標準的」じゃない傑作との差はどこにあるんだろう、とも考えるクマ。

役割を脱いで、ただひとりになる / NTTドコモ「ForONEs 2017」

NTTドコモ|ForONEs 2017|2017

役割を脱いで、ただひとりになる / NTTドコモ「ForONEs 2017」

2017年、ドコモが「ForONEs」の名のもとに放ったこのCMは、色とりどりのTシャツを脱ぐ人々の姿を通じて、ひとりひとりの多様性を描いたクマ。役者を脱いだらダンサー、プロボクサーを脱いだらシングルマザー、医者を脱いだら患者——。誰もが複数の顔を持っていて、でもその奥にはただひとりの「自分」がいる。猫も杓子もダイバーシティと言われる時代に、思い切ってドコモ感をゼロにして世に問うたこの60秒は、ある種の覚悟を感じさせるクマ。