▶ISSEY MIYAKE|PLEATS PLEASE FLOWERS SERIES POSTERS|2015花に見えて、実は服でしかないという事実 / ISSEY MIYAKE「PLEATS PLEASE FLOWERS」椿もチューリップもバラも、花びらの正体は全部プリーツ生地クマ。デザイナーが「理屈じゃなくて、見た瞬間の気持ち」って言い切ってるの、潔すぎるクマ。
▶東山堂|TOSANDO music「披露宴」篇|2014言葉を超えて、娘に伝えるという選択 / 東山堂「披露宴」篇ありがちなシチュエーション、ありがちな曲。でも泣くクマ。なにひとつサプライズも仕掛けもないのに、なぜこんなにも胸がしめつけられるのか。それは演技と演出に、すべてが宿っているからクマ。
▶リクルートホールディングス|すべての人生が、すばらしい。|2014人生をマラソンと呼んだのは、誰だ / リクルートポイント「すべての人生が、すばらしい。」人生はマラソンだ、と言い切った直後に、その例えを自分でぶち壊しにいくCMクマ。
▶キリン のどごし〈生〉|夢のドリーム プロ野球|2014「普通の人」の全力は、有名人の全力に勝る / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム プロ野球」篇野球編のメイキングを見て泣いたクマ。ジャッキー・チェン編も最高だったけど、やっぱりこっちも泣けるクマ。有名人が大変なことに挑むのも感動するけど、普通の人が普通の、いや、ちょっと大きな夢に挑むほうが感動が大きい気がする。自分と近い距離にいる主人公だからかな、と。
▶キリン|企業広告「応援する者」篇|2014全ての人間の全ての人生には例外なくドラマが内包されている / キリン 企業広告「応援する者」2014年6月2日に公開されたこのCMは、出産から始まり香川真司選手が代表背番号10を背負うまでを、2分という尺で描いたクマ。わずか2分。でも、その1秒1秒に想いが込められた2分クマ。贅沢だなあ、と思ったり、でもこれくらい贅沢じゃないとここまで来ないよなあ、と思ったり。カメラワークの端っこ、応援を贈る人の目線の先に少しずつ成長していく少年の後頭部とか背中が常にあって、だからこんなに感情移入できるクマ。
▶江崎グリコ|smile.Glico|2014小学生でもわかるレベルだから、強く伝わる / 江崎グリコ「smile.Glico みんなのキゲンがよくなれば きっと世界はうまくいく」ピエロの姿をした妻夫木聡が、世界中の不機嫌な人々を次々と笑顔にしていく。長尺だから、映画みたいな読後感があるクマ。
▶日清カップヌードル|SURVIVE!|2013おじさんには、わからないCMにしてほしい / 日清食品「SURVIVE!」2013年、日清がやらかしたクマ。若手サラリーマンが甲冑を着て西洋軍に突撃し、「ナイス・トゥ・ミーチュー!」と叫びながら大砲で吹き飛ばされる。就活生は吹雪の中で白クマ面接官に詰められ、海では「いいね!」を強要するリア獣ザメに襲われる。ハチャメチャなのに、2013年の空気をそのまま切り取ってるクマ。
▶キリン のどごし〈生〉|夢のドリーム4 カンフー篇|2013思い出したのは、今までの人生すべてだったという。 / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム4 カンフー篇」最高クマ。仕事がつらくてもうダメだと思う時に見るリストの一番上にあるクマ。石田さんも後輩もしょこたんもジャッキーチェンも制作陣も、そして何よりこの企画を通したクライアントも、全員が最高クマ。
▶読売新聞|僕の走れなかった道|2012「みんな、スポーツ選手になりたかった」を、通せるかどうか / 読売新聞「僕の走れなかった道」「子どもの頃は、みんな、スポーツ選手になりたかった」。冒頭のこの一行に、賛否両論が渦巻きそうなCMクマ。でも読売新聞は、これを通した。そこにこそ、この企画の強さがあるクマ。
▶GOOGLE|All Is Not Lost|201212枚の窓が踊りだす / Google Chrome「All Is Not Lost」ブラウザの窓が12個に割れて、それぞれ勝手に動きながら一つの踊りになる。しかも最後には、自分が打ち込んだ言葉を足で綴ってくれる。2011年にこれを見たとき、クマは「インターネットってまだこんなことできるんだ」と震えたクマ。
🐻❄️動画なしクマSEAWEED|DESIGN NORI|2012海苔そのものをデザインするという盲点 / UMINO SEAWEED STORE「DESIGN NORI」500年変わっていない板海苔に、レーザーカッターで紋様を刻むクマ。パッケージじゃなく、商品そのものをデザインするという発想が、まったくもって盲点だったクマ。
▶TOYOTA|BACKSEAT DRIVER|2012後部座席の子どもに、ハンドルを渡した / TOYOTA「BACKSEAT DRIVER」後ろの席で「まだ着かないの」と言うだけだった子どもが、GPSで本物の車と連動するiPhoneアプリの中で、自分のハンドルを握るクマ。親の運転をなぞるだけの退屈な移動時間を、丸ごとゲームに変えてしまったクマ。
▶JRA|20th Century Boy|2011いま、振り返るたびに背筋が伸びる / JRA「20th Century Boy」CMシリーズタレントに頼らず、馬だけで、リフだけで、ここまでカッコいいのかクマ。
▶サントリー|歌のリレー|2011涙を流した人がいた / サントリー「歌のリレー」CMで涙を流すなんて、あり得ないと思っていたクマ。でもクマは人生で何度かそんな経験をしていて、その1回がこれだったクマ。
▶旭化成ホームズ|考えよう。答はある。|2011静かだけど、確固たる意志 / 旭化成ホームズ「考えよう。答はある。」「遠くにいけば、少し土地が広くなることは知っている。けれどもやはり、都市に住もうと思う。」という静かな語り口から始まるこのコピーに、クマは何度も立ち止まってしまうクマ。
▶UNIQLO|LUCKY LINE|2011世界初、ウェブ上に行列をつくった日 / ユニクロ「LUCKY LINE」2011年、ユニクロが「行列」をウェブに持ち込んだクマ。リアル店舗の前に朝6時から並ぶあの光景を、Twitter と Facebook でバーチャル化するという、当時としては前代未聞の試みクマ。
▶NTT DOCOMO|XYLOPHONE (森の木琴)|2011木の球が転がるだけで、世界が息をのんだ / NTT DOCOMO「XYLOPHONE」森の斜面に44メートル。木でできた巨大な木琴が、バッハのカンタータ147番を奏でるクマ。CGなし、音の後付けなし、ただ木の球が転がり落ちるだけ。それなのに、世界中の人が画面の前で息をのんだ。シンプルって、こういうことクマ。
▶KYUSHU RAILWAY COMPANY|THE 250KM WAVE(祝!九州)|201115,000人が250kmをつないだ、たった一日の奇跡 / JR九州「祝!九州」2011年2月20日、鹿児島中央駅から博多駅まで250kmを走る新幹線の車窓から、沿線に集まった15,000人を撮影してCMにするという、ハチャメチャな企画が実行されたクマ。一発勝負、雨が降ったらアウト、人が集まらなかったら終わり。そんな不安を全部吹き飛ばして、九州中が手を振った日の記録クマ。
▶東京ガス|家族の絆・お弁当メール|2010メールのない時代のメール / 東京ガス「家族の絆・お弁当メール」わずか90秒なのに、その場で泣いてしまったクマ。偶然テレビから流れてきて、幸運にも頭から観られて、そのまま涙が溢れたクマ。「母が作るお弁当」という、それだけで猛烈に強いマテリアルを、「メール」という今風に仕立てて見せる。口数の少ない息子へ、母が毎日作るお弁当が、一方的な、でも確かな「メッセージ」になっているクマ。