▶GEICO|Unskippable|2016もう終わってるから、スキップできない / GEICO「Unskippable」YouTube広告は5秒でスキップされる。96%が押すクマ。でも「この広告はもう終わっているので、スキップできません」と言われたら、指が止まるクマ。
▶Nike|Unlimited You|2016タグラインをぶっ壊す、やさしい暴力 / Nike「Unlimited You」序盤はよくあるブランドムービークマ。優しいナレーションで、子どもがアスリートへ育っていく。でも体操選手が「The End」のロゴを引き裂いた瞬間、この広告は別物になるクマ。
▶Honda|UNI-CUB|2016みんなが騒いでるタイミングで、このクオリティ / Honda × OK Go「I Won't Let You Down」ドローンで空撮したPVがみんな流行りだしてた頃に、この完成度で殴りにきた。5分半、シークせず最後まで観ちゃったクマ。
▶GOOGLE, GE, MINI, NEW YORK TIMES|NYT VR|2016段ボール100万個で、ジャーナリズムの未来を配った / New York Times「NYT VR」段ボールが100万個、新聞と一緒に配られた。中身はGoogle Cardboard。2016年、ニューヨーク・タイムズがそれで新聞社をひっくり返したクマ。
▶JACQUARD WEARABLE FABRIC|JACQUARD WEARABLE FABRIC|2016服が、インターフェイスになる日 / Google JACQUARD服を着るたびに、テクノロジーが見えなくなればいい。Googleが本気でやったのがこれクマ。デニムの袖を撫でるだけで、着信も音楽も操作できるジャケットの話クマ。
▶Nike|The Switch|2016オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」クリスティアーノ・ロナウドが、ボールボーイとぶつかって体が入れ替わる。ネタバレするとそれだけの話クマ。なのに6分弱、最後まで目が離せない。「こだわるとここまで行けるのかCMは……」と驚くやつクマ。
▶BEYONCE|FORMATION|2016メインストリームのポップスターが、人種について語ること / Beyoncé「FORMATION」2016年2月6日、スーパーボウル前夜。予告なしに世界へ投げ込まれた5分間は、水没したニューオーリンズのパトカーの上に座るBeyoncéから始まるクマ。企業ブランドが一切ついていないこの作品が、音楽部門で初めてのカンヌグランプリを獲得したクマ。
▶NYT VR|THE DISPLACED|2016100万人に、VRで難民の瞳を覗かせた / The New York Times「THE DISPLACED」ニューヨーク・タイムズが、日曜版の新聞に100万個のGoogle Cardboardを挟み込んだ。中身は11分のVRドキュメンタリー「THE DISPLACED」。開いた読者は、そのまま難民キャンプのど真ん中に立たされるクマ。翌年、Cannesで2冠。
▶Gatorade|Forget Me|2015「私を忘れて」と、伝説は言った。 / Gatorade「Forget Me」184ゴール。男女通じて国際サッカー史上最多得点記録を持つアビー・ワンバックが、2015年12月16日に引退したクマ。最後に遺した言葉は「私を忘れて」。最後までワンバックはワンバックだったクマ。
▶Nike|LAST|2015優雅に、逆走して、最後尾を讃える / Nike「LAST」カメラがずっと後ろ向きに進んでいくクマ。優雅なのに、なんだか現実離れした空気。Aretha Franklinの「Every Little Bit Hurts」に乗って、そういう画面がずっと続くクマ。
▶truTV|First Ever Cinemagraph TV Ad|2015「世界初」の重さを、10秒に賭ける / truTV「First Ever Cinemagraph TV Ad」世界初を名乗るシネマグラフTVCM。タイムズスクエアで一晩がかりで撮った、たった10秒の広告クマ。
▶Apple|Someday At Christmas|2015部屋を暗くして、今夜どうぞ / Apple「Someday At Christmas」90秒じゃ足りないクマ。願わくば3時間くらい聞いていたい、観ていたいクマ。ここまで来るともうCMっていう域を超えてるなあ、と思うクマ。
▶VOLVO|INTERCEPTION (The Greatest Interception Ever)|2015ライバルのCM枠を、ぜんぶ自分のものにした日 / Volvo「INTERCEPTION」450万ドルも払わずに、スーパーボウルを乗っ取る。ライバルが6000万ドルを注ぎ込んだその瞬間、TwitterではVolvoが世界トレンド入りしてたクマ。これがカンヌグランプリ。
▶Apple|Misunderstood|2015観察していたのか、疎外されていたのか / Apple「Misunderstood」強烈に好きクマ。初めて観た時の感情を鮮明に思い出せるほどに。内気で、疎まれているわけでもないけれど少なくとも家族の中心人物ではない少年の、いつもどおりのいけ好かない行動を見せて、「クリスマスなんだし、ケータイは置いて家族で楽しみなよ」みたいなちょっと嫌な空気から、一気に大逆転する構成クマ。感情をうまく操作されてるなあ、と思うクマ。
▶OWLET BABY CARE|Owlet Smart Sock|2015靴下が、命を守る / Owlet Baby Care「Owlet Smart Sock」靴下が赤ちゃんの心拍数と酸素レベルを測って、異常があればスマホに知らせる。2015年カンヌでInnovation部門のGoldを獲った、R/GA設計のプロダクトクマ。
▶NATIONAL SEPTEMBER 11TH MEMORIAL AND MUSEUM|9/11 Memorial Museum Exhibition Design|2015ミュージアムは、終わらない。 / 9/11 Memorial Museumグラウンド・ゼロの地下70フィートに、ミュージアムがある。でも「完成した」ミュージアムじゃない。Local Projects の Jake Barton は言った。「完成する必要はない。変化し続ける体験でいい」クマ。
▶MICROSOFT ONENOTE|Collective Project|2015広告じゃなくて、ストーリー・ドゥーイング / Microsoft OneNote「Collective Project」学生に広告を見せても響かない。だからMicrosoftは広告をやめて、世界を変えようとしている学生の物語を「やる」ことにしたクマ。
▶HAMMERHEAD NAVIGATION|HAMMERHEAD ONE|2015飛行機が着陸するように、自転車も曲がる / Hammerhead「HAMMERHEAD ONE」ハンドルの上に乗った「T」の字。サメの名前を冠したこのデバイスは、自転車のナビを光だけでやってしまうクマ。スマホも地図もヘッドフォンもいらない。視界の端で光るLEDが「そろそろ右」「まだまっすぐ」を伝える。シンプルすぎて、逆に新しいクマ。
▶Under Armour|I Will What I Want|2014雑音を、蹴り飛ばす / Under Armour「I Will What I Want」世界的スーパーモデルがサンドバッグを殴る。蹴る。その背景の壁に、彼女への心ないコメントが浮かんでは、打撃とともに消えていくクマ。
▶Always|#LikeAGirl|2014「女の子らしく」を、呪いから称号に変えた3分間 / Always「#LikeAGirl」「女の子みたいに走って」と言われた大人は手足をふにゃふにゃさせて笑うけど、思春期前の女の子は本気で全力で走るクマ。このギャップに、クマは息を飲んだクマ。