▶ASB|MONEY GOES DIGITAL|2007紙幣そのものが、広告になった日 / ASB Bank「MONEY GOES DIGITAL」2007年、ニュージーランドの銀行 ASB が、誰も見たことのない場所に広告を出したクマ。それは「紙幣」そのもの。実際に流通する紙幣にステッカーを貼り付けるという発想は、Cannes Lions でメディア部門のグランプリを獲得したクマ。
▶BURGER KING|SITH SENSE|2006ダース・ベイダーがあなたの心を読む / BURGER KING「SITH SENSE」2006年、ウェブブラウザの向こうからダース・ベイダーが問いかけてきたクマ。あなたの心を読む、と。20の質問に答えるだけで、頭の中で考えているモノを言い当てられる体験は、当時としてはかなりヤバいインタラクティブ体験だったクマ。
▶VOLKSWAGEN|FAST|2006GTIと一緒に走る、小さな「速さ」の精霊 / Volkswagen「FAST」2006年、フォルクスワーゲンがGTI MKVのローンチとともに世に放ったのは、ただの広告ではなく、ひとつの「生き物」だったクマ。その名も「FAST」。速さそのものが、愛らしくてちょっと不気味な姿をまとって、動き出した瞬間クマ。
▶LYNX|LYNXjet|2006架空の航空会社を本気で立ち上げたら、本物の客室乗務員がストライキを起こした / LYNX「LYNXjet」2005年、オーストラリアに「航空会社」が誕生したクマ。デオドラントブランドが作った、架空の航空会社クマ。でもあまりにリアルすぎて、メディアも消費者も本物だと信じて、実際の航空会社がストライキまで起こして、そして Cannes でグランプリを獲ったクマ。やりすぎたのか、やり切ったのか。たぶん後者クマ。
▶GUINNESS UDV|noitulovE|2006「最も長い待ち時間って何?」に、5億年と答えたギネス / Guinness「noitulovE」5億年を50秒に圧縮するというアイデア。パブでギネスを初めて飲む3人の男たちから、進化を「逆回し」で辿っていく。これはとんでもないクマ。
▶BURGER KING|WHOPPERETTES|2006バーガーを歌って踊る、2006年のハチャメチャ / BURGER KING「WHOPPERETTES」2006年のスーパーボウル、BURGER KINGが投下したのはバーガーの具材に扮したダンサーたちがブロードウェイ風に歌い踊るミュージカルCMクマ。レタス、トマト、ピクルス、パティ、炎(!)の衣装をまとった「Whopperettes」が、あの「Have It Your Way」ジングルを華やかに歌い上げる。2000年代半ばのCP+Bらしい、ハチャメチャでエンタメに振り切った一本クマ。
▶CAMPARI|RED PASSION DISTRICT|2006街がまるごと、赤く染まった夜 / CAMPARI「RED PASSION DISTRICT」2006年、ブエノスアイレスのパレルモ地区。一夜にして、街がまるごと赤に染まったクマ。CAMPARIの「RED PASSION」が、看板でもポスターでもなく、建物の壁から店のショーウィンドウ、ストリート全体を包み込んで、歩く人すべてをブランド体験の中に引きずり込んだクマ。
▶MINI|MINI DOMINATRIX|2006冬をドミネイトするための、ドミナトリックス / MINI「DOMINATRIX」2006年、カナダの冬。MINIのウェブサイトを開いた人たちは、革に身を包んだドミナトリックスに迎えられたクマ。車の各パーツをクリックすると、彼女が鞭で、パドルで、MINIを「調教」しながら、冬の安全機能を解説していく。キンキーで、攻めてて、忘れられない。
▶VIRGIN|5 CENT|2005たった5セントが、グランプリになった / VIRGIN「5 CENT」2005年、オーストラリア。VIRGINという名前だけで、何かが起きる予感がするクマ。HOST SYDNEYが手がけた「5 CENT」は、グランプリを獲得した一本。タイトルだけで伝わる、価格の強さ。
▶HENKEL|REALITY ADVERTISING|2005重力に逆らう証明を、24時間ライブで / HENKEL「REALITY ADVERTISING」モニターが壁に貼りついている。ただそれだけのことが、こんなにも強い。2005年、インターネットの可能性を最大限に使って「現実」を見せつけたキャンペーンがあったクマ。
▶APPEALNOW.COM|KICKING|2005駐車監視員が、人を蹴る。 / APPEALNOW.COM「KICKING」2005年、イギリスで公開されたこの動画は、駐車監視員が通行人をいきなりタックルして、地面に押さえつけ、最後には蹴り上げる、という衝撃的な映像クマ。ユーモラスでありながら、不当な駐車違反切符への怒りを込めたバイラル広告として話題になったクマ。
▶ADIDAS|UNSTOPPABLE|2005ガリバーでもバスケは止められない / adidas「UNSTOPPABLE」ミニチュアの軍隊がヘリコプターとハマーで襲いかかってくるのに、Tracy McGradyはドリブルを止めない。この60秒、最高にバカバカしくて、最高にカッコいいクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマADIDAS|VERTICAL FOOTBALL|2004ビルの壁で、サッカーをした / ADIDAS「VERTICAL FOOTBALL」ビルの壁に人を吊るして、サッカーをさせた。それだけで十分クマ。見上げた人の顔を想像するだけで、ニヤニヤが止まらないクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマADIDAS|WAKE UP CALL|20042004年、まだ誰も知らない朝 / ADIDAS「WAKE UP CALL」2004年。Adidasが「Impossible Is Nothing」で世界を揺さぶっていた年に、180 Amsterdamから生まれたもうひとつの目覚ましクマ。タイトルは「WAKE UP CALL」。文字通り、何かを呼び覚ます広告だったんだと思うクマ。
▶IKEA|Lamp (Unböring campaign)|2003「かわいそうだと思ったあなたは、クレイジーだ」 / IKEA「Lamp」2002年、ひとつのランプが路上に捨てられた。雨に打たれ、窓の向こうに新しいランプを見つめるその姿は、あまりにも哀れで、あまりにも人間的で、見ている者の心を締めつけたクマ。そして画面に現れたスウェーデン訛りの男が放った一言が、広告史に刻まれることになったクマ。
▶REEBOK|Terry Tate, Office Linebacker|2003スニーカー1足も映らないのに、史上最高のスポーツブランド CM / Reebok「Terry Tate, Office Linebacker」2003年のスーパーボウルで流れた瞬間、アメリカ中が爆笑したクマ。オフィスにラインバッカーがいたら、という狂気の設定を、ドキュメンタリー風の演出で本気でやりきった傑作。Reebok のロゴはほぼ映らない、スニーカーは一足も出てこない。なのに、スーパーボウル CM 史上最も記憶される広告のひとつになったクマ。
▶TANGO|BARREL|2003フルーツを潰す科学者たちの帰還 / TANGO「BARREL」2003年、英国の炭酸飲料TANGOが、あの伝説的なスローガンを引っさげて帰ってきたクマ。「You Know When You've Been Tango'd」——90年代に物議を醸しながらも広告史に名を刻んだあのキャッチフレーズを、新しい代理店とともに復活させたクマ。
▶FOX INTERNATIONAL|Regional Sports Campaign|2001水のない崖から飛び込む狂気を、誰が笑えるだろう / FOX Sports Net「CHINA, INDIA, TURKEY, RUSSIA」2001年、カンヌでグランプリを獲った広告がある。トルコで崖から飛び込むダイバーが、着水するはずの水面がなく、土埃を上げて地面に激突する。中国では巨木を素手でキャッチしようとする選手が、200フィートの樹に押しつぶされる。ロシアでは酔っ払いたちが互いの顔を本気で殴り合う。インドでは目隠しした男たちが棍棒を振り回す。どれも本物のスポーツ中継のように作り込まれていて、どれも完全に狂っているクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマVW GOLF GTI|Amnesia|2001記憶を失っても、走りは忘れない / VW Golf GTI「Amnesia」「Amnesia(健忘症)」というタイトルに、もう全部詰まってる気がするクマ。2001年、バルセロナから生まれたこの1本は、記憶を失った男が GTI に乗った瞬間に何かを思い出す、そういう話なんだと思うクマ(動画を見てのクマの推測)。言葉で説明しなくても、走りの記憶は体に刻まれている、みたいな。
▶LEVI STRAUSS & CO.|ID|1999これは、パペットの広告です / Levi's「ID」1999年、黄色いパペットが世界を席巻したクマ。ボロい青い車に乗って、テクノビートに頭を振る。警察に止められても、ちゃんとIDを見せる。人間もパペットも、どっちも普通。この不条理を、誰も説明しようとしなかったクマ。