▶サントリーオールド|娘の相手|2009残念だな、嫌な奴なら一発殴れたのにな / サントリーオールド「娘の相手」國村隼が、一発殴れたのにな、って言うクマ。この一言に全てが込められてるクマ。娘の相手を前にして、言葉少なに席を外す父。追いかけた娘に、ぽつりと呟くその一言が、どれだけ深い愛情と諦めと承認を含んでいるか。まんまとやられたクマ。
▶GLOBO TV|One Thousand Casmurros|20091000人で、本を読んだ / Globo TV「One Thousand Casmurros」本を1000のかけらに分けて、1000人に読ませる。誰がそんなこと思いつくクマ。
▶HAAGEN DAZS|HD loves HB (Honey, Let's Lick the Problem)|2009ミツバチがいなくなったら、アイスクリームも消える / HAAGEN DAZS「HD loves HB」2009年、アメリカでミツバチが謎に消えていた。ハーゲンダッツが動いた理由は単純クマ。ミツバチがいなくなったら、うちのフレーバーの4割は作れない。
▶HYUNDAI|ASSURANCE|2009「クルマを返していい」が、信頼になった / HYUNDAI「ASSURANCE」2009年、リーマンショックの直後。自動車が売れない時代に、ヒュンダイは妙なことを言い出した。「1年以内に仕事を失ったら、この車、返していいですよ」。業界で誰もやったことのない約束クマ。
▶WWF|EARTH HOUR|20091時間の消灯が、世界を変える入口になった / WWF「EARTH HOUR」たった1時間、電気を消すだけ。それだけで世界中の何億人もが気候変動への意思表示をした、シンプルで強烈なキャンペーンクマ。2007年にシドニーで生まれたEarth Hourは、2009年にはとんでもないスケールになっていたクマ。
▶NESTLE|KIT KAT MAIL|2009チョコレートが、郵便になった日 / NESTLE「KIT KAT MAIL」チョコレートを、そのままポストに入れる。そんな日が来るとは思わなかったクマ。でもそれが、カンヌでグランプリを獲る日になったクマ。
▶MICROSOFT|Halo 3: Believe - John 117 Monument|2008ゲームを「戦争」にした1,200平方フィートの本気 / Microsoft「Halo 3: Believe」ゲームの広告なのに、ゲーム画面が一切出てこない。老兵が戦争の記憶を語り、110平方メートルの巨大な戦場ジオラマが映るだけ。Halo 3を本物の戦争みたいに扱った広告クマ。
▶ホンダ|オデッセイ「いいクルマが好きだ。男ですから。」|2008「クルマなんて何でもいい」という男はツマラナイ / ホンダ「いいクルマが好きだ。男ですから。」ジョージ・クルーニーがミラノの街をかっこよく歩くだけ。それだけなのに、しびれるクマ。
▶THE TIMES OF INDIA NEWSPAPER|Lead India|2008インドで初めてのグランプリは、新聞社が本気で国を変えようとした日 / The Times of India「Lead India」2008年のカンヌライオンズ、インド初のグランプリを獲ったのは飲料でも車でもなく、新聞社だったクマ。しかもただの広告じゃなくて、新聞が本気で国のリーダーを育てようとした話クマ。
▶ADIDAS|BONDED BY BLOOD|2007選手の血が、インクになった日 / adidas「BONDED BY BLOOD」選手の血液を、ポスターのインクに混ぜる。狂気と愛情の境界線がここまで美しく溶け合った事例を、クマは他に知らないクマ。2007年カンヌ、プロモ部門グランプリクマ。
▶UNICEF|TAP PROJECT|2007無料の水に、1ドルの値段をつけた / UNICEF「TAP PROJECT」Esquire誌が「Best and Brightest」に選んだクリエイティブに出した課題は、雑誌のたった1ページでブランドを作れ、というものだったクマ。David Drogaが作ったのは広告じゃなくて、世界を変える仕組みだったクマ。
▶WWF|EARTH HOUR|2007たった1時間で、世界を動かせると証明してしまった / WWF「EARTH HOUR」2007年3月31日、シドニーで220万人が一斉に電気を消した。気候変動に懐疑的だった空気に「本気だ」と示すために。たった1時間のこの行動が、20年後には世界中に広がっているクマ。
▶ソフトバンク|ブラッド・ピット&キャメロン・ディアス シリーズ|2006説明、一切なし。答えは「=SoftBank」 / ソフトバンク ブラッド・ピット&キャメロン・ディアス キャンペーン初めてテレビで観たとき、さすがに「うおぉ」と声に出して言ってしまった記憶があるクマ。Vodafone買って一気に勝負に来る感じみたいなのが社会に伝わってきてて、で、ブラピとキャメロンディアスでどーん、とクマ。ただただカッコイイだけのCMなんだけど、ただただカッコよければいいんだな、ってクマ。
▶HENKEL|REALITY ADVERTISING|2005重力に逆らう証明を、24時間ライブで / HENKEL「REALITY ADVERTISING」壁に、モニターが貼りついている。それだけの映像を、24時間流し続けたキャンペーンがあったクマ。2005年、ブラジル。
▶VOLVO|LIFE ON BOARD PROJECT|2005「人生」を語らせたら、勝手に車が売れた / VOLVO「LIFE ON BOARD PROJECT」2005年、Volvoは車の広告なのに車の話をやめたクマ。人生を語らせただけで、Cannes史上初のTitanium Lionを獲った広告があるクマ。
▶ADIDAS|Impossible is Nothing - The Long Run|2004死んだ映像の中に、生きてる足音を走らせた / adidas「LONG RUN」1974年、ザイールで走るモハメド・アリの古い映像に、ベッカムやジダンが並走して追いついてくるクマ。死んだはずのフィルムに、今の選手が合流している。
▶SAAB|INFINITE DRIVE|2004「外側」ではなく「内側」を走らせた / SAAB「INFINITE DRIVE」2004年、まだ回線が細かった時代に、終わらないドライブを作ろうとした広告があったクマ。
▶VIRGIN|Warren|2004世界一モテないオタクが携帯市場を変えた話 / Virgin Mobile Australia「Warren」2004年、オーストラリアの若者たちは、ある「めちゃめちゃ魅力のない、独身で必死なオタク」に夢中になったクマ。彼の名前はWarren。デートビデオ風の映像で自分を語り、自信満々で、でもどう見ても……モテない。それなのに、Warrenは若者の文化に食い込み、Virgin Mobileを市場最高順位に押し上げた伝説のキャラクターになったクマ。
▶SK TELECOM|BE THE REDS CAMPAIGN IN 2002 FIFA WORLD CUP|2003国を一色に染めた、赤いTシャツの正体 / SK TELECOM「Be the Reds」2002年、韓国全土が赤く染まったクマ。この広告が生んだ「Be the Reds」というフレーズは、Tシャツに印刷され、700万人が街頭で着用し、国民の20%が参加する歴史的な応援文化を生み出したクマ。
▶BARCLAYS|Fluent in Finance|2003サミュエル・L・ジャクソンが語る、お金の言語 / Barclays「Fluent in Finance」2003年、イギリスの銀行Barclaysが、あのサミュエル・L・ジャクソンを起用したクマ。監督は『Sexy Beast』のジョナサン・グレイザー。こんな豪華な顔ぶれで、お金について語るCMシリーズをつくったクマ。