▶MARS|THE LION'S SHARE|2019広告が動物を搾取する構造を、広告の力で変える / MARS「THE LION'S SHARE」2019年のカンヌライオンズで、SDGs部門のグランプリを獲ったこのキャンペーンは、広告そのものというより「広告業界の構造変革」を狙った仕組みクマ。動物は広告の20%に登場するのに、動物自身は1円ももらえない。この矛盾を、たった0.5%の拠出で解決しようとしたクマ。
▶L’OREAL|THE NON-ISSUE|2019年齢を、「Non-Issue」にする / ロレアル パリ「THE NON-ISSUE」美容業界とファッション業界は、50歳以上の女性をずっと無視してきたクマ。そのことに、世界最大の美容ブランドと世界最高峰のファッション誌が「NO」を突きつけたクマ。
▶NIKE|DREAM CRAZY|2019信じるために、すべてを犠牲にできるか / NIKE「DREAM CRAZY」ひざまずいた男が、世界最大のスポーツブランドの顔になった。賛否が真っ二つに割れることを知りながら、Nikeはコリン・キャパニックを選んだクマ。スニーカーを燃やす人々と、新たに買い求める人々。その両方が同時に存在する広告なんて、前代未聞クマ。
▶GSK GLAXOSMITHKLINE|BREATH OF LIFE|2019息を吹きかけると、命の木が育つ / GSK「BREATH OF LIFE」スマホに息を吹きかけると、画面に水墨画の木が育っていく。美しい。でもこれ、アートじゃなくて診断ツールクマ。中国で1億人が罹患しているのに、診断率わずか7%という慢性閉塞性肺疾患(COPD)。この静かな殺人者に、伝統芸術とテクノロジーで立ち向かったクマ。3年ぶりのカンヌ Pharma Grand Prix、納得の受賞クマ。
▶日産|セレナ さわろう篇|2019車を見せたいだけで、こんなに余裕が生まれるなんて / 日産セレナ「さわろう」篇2007年放送。もう10年以上前のCMだけど、観るたびに「これ、今でもいけるな」って思うクマ。なんか、嫌な感じがしないクマ。
▶TESCO|Food Love Stories|2018「食べ物の話」が、スーパーの復活劇を生んだ / TESCO「Food Love Stories」2018年、Cannes LionsのMedia部門でGrand Prixを獲った、英国スーパーマーケットの大型キャンペーンクマ。「料理はただの食材じゃなくて、愛する人とのつながり」——そんな当たり前のことを、ここまで緻密にメディアプランニングして届けた事例は、なかなか見ないクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマKPN|EVERT_45|20181945年から、SNSで語りかけてくる / KPN「EVERT_45」もし1945年に生きていた少年が、今のクマたちと同じようにYouTubeでvlogを撮り、Instagramに投稿していたら――。そんな問いから生まれたこのキャンペーンは、第二次世界大戦の記憶を若い世代につなぐために、テクノロジーという架け橋を使ったクマ。
▶カロリーメイト|心の声|2018世界が、がんばれと言っている / カロリーメイト「心の声」篇「冬の風物詩」と言ってしまって差し支えないんじゃないかと思うクマ。カロリーメイトの受験生応援CM第5弾クマ。今年も良作クマ。
▶MONTEFIORE|CORAZON - GIVE YOUR HEART|201848分の映画が、たった15秒で人の心臓を動かした / MONTEFIORE「CORAZON - GIVE YOUR HEART」48分の映画で、臓器ドナー登録をたった15秒にする。この矛盾に満ちたアイデアが、2018年カンヌでHealth & Wellness部門のグランプリを獲ったクマ。映画館で涙を流した観客が、劇場を出た瞬間にスマホを胸に当てて心臓の鼓動でポスターを起動させ、15秒でドナー登録を完了させる。エンタメと広告の境界がここまで溶けた瞬間を、クマは他に知らないクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマNIKE|Nothing Beats a Londoner|2018「ロンドンの子ども」を世界の中心に置いた日 / NIKE「Nothing Beats a Londoner」Skeptaが画面に現れた瞬間、若者にディスられて退場するクマ。主役はセレブじゃない、ロンドンの路上で泥臭く練習する258人の無名のアスリートたちクマ。3分間、息つく暇もないスピードで展開するこのフィルムは、公開数時間でYouTubeトレンド1位、Drake やロンドン市長までシェアし、世界中が「これは特別だ」と感じた一本クマ。
▶TODAY@APPLE|Today at Apple|2018「店」という言葉を捨てた日 / Apple「Today at Apple」2018年、カンヌでAppleが獲ったのは「広告」じゃなかったクマ。店舗体験でGrand Prixクマ。しかも「売る場所」を「学ぶ場所」に変えるという、小売の前提を全部ひっくり返す仕掛けで獲ったクマ。これ、広告業界が本当に考えるべきことなんじゃないかと思うクマ。
▶BLINK TO SPEAK -|Blink To Speak|2018「目」が、言語になった / Asha Ek Hope Foundation「Blink To Speak」世界初の「目の言語」クマ。ALSや脊髄損傷で体が動かなくなった人たちにとって、目は最後まで動く部位。その目で「ありがとう」も「助けて」も言えるようにした、これは広告というより発明に近いクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマNIKE|BREAKING2|201825秒の不可能に、世界は息を止めた / NIKE「BREAKING2」2時間を切る。たったそれだけのことが、なぜここまで人を惹きつけるのかクマ。1954年、ロジャー・バニスターが4分の壁を破ったとき、世界は可能性の意味を知った。そして2017年5月6日、イタリア・モンツァのF1サーキットで、Nikeは再び「不可能」に挑んだクマ。
▶Nescafe|The Dead Hour|2017誰も聞いてないから、何でも言える / Nescafe「The Dead Hour」朝5時半にラジオをつける人なんて、まずいないクマ。そこに目をつけたネスカフェが、インドで仕掛けたキャンペーンがこれクマ。誰からも電話がかかってこないラジオDJの物語から始まる、ちょっとユニークで、でもめちゃめちゃ本質的な企画クマ。
▶BOOST MOBILE|Boost Your Voice|2017ケータイ屋が投票所になった日 / Boost Mobile「Boost Your Voice」2016年のアメリカ大統領選挙で、Boost Mobileのケータイショップが投票所になったクマ。ただの話題づくりじゃなくて、本気で投票制度の不平等と戦った施策。Cannesで2つのGrand Prixを獲ったこのキャンペーン、広告の力で社会を変えようとした本気度がヤバいクマ。
▶WHIRLPOOL|Care Counts|2017洗濯機が、ドロップアウトを止めた / Whirlpool「Care Counts」アメリカでは5人に1人の子どもが、清潔な服にアクセスできないまま暮らしているクマ。そしてその子たちは学校を休みがちになり、ドロップアウトのリスクが7倍になるクマ。Whirlpoolがやったのは、学校に洗濯機を置くこと。ただそれだけ。でもそれが、子どもたちの人生を変えたクマ。
▶NTTドコモ|ForONEs 2017|2017役割を脱いで、ただひとりになる / NTTドコモ「ForONEs 2017」2017年、ドコモが「ForONEs」の名のもとに放ったこのCMは、色とりどりのTシャツを脱ぐ人々の姿を通じて、ひとりひとりの多様性を描いたクマ。役者を脱いだらダンサー、プロボクサーを脱いだらシングルマザー、医者を脱いだら患者——。誰もが複数の顔を持っていて、でもその奥にはただひとりの「自分」がいる。猫も杓子もダイバーシティと言われる時代に、思い切ってドコモ感をゼロにして世に問うたこの60秒は、ある種の覚悟を感じさせるクマ。
▶LINEモバイル|愛と革新。|2017何も言わない、という強さ / LINEモバイル「愛と革新。デビュー篇」のんが無言でこちらをまっすぐ見つめる45秒。キリンジの『エイリアンズ』が流れて、最後に「愛と革新。」というコピーが出てくるだけ。安い以外に何も言わない、というか、言えることもないからこれでいいクマ。