▶COCA COLA|HAPPY ID|2014政府を広告チャネルにする、という発明 / コカ・コーラ「HAPPY ID」身分証明書の顔写真を、広告キャンペーンにする。しかもそれを国の制度として実装してしまう。2014年カンヌライオンズのメディア部門グランプリを獲ったこのキャンペーン、「メディアとは何か」を拡張した一本クマ。
▶COCA COLA|A Rainbow for the Rainbow Nation|2014虹を、つくった。 / Coca-Cola「A Rainbow for the Rainbow Nation」2014年、南アフリカの民主化20周年。コカ・コーラは「虹をつくった」クマ。比喩じゃなくて、ヨハネスブルグの空に本物の虹を出現させたクマ。
▶BEATS BY DRE|THE PILLS|2014スピーカーが口をきいた日 / Beats by Dre「THE PILLS」スピーカーに手足が生えて、しゃべり出したクマ。声はエミネムだったりクリス・ロックだったり、ずいぶん豪華な口だったクマ。
▶キリン のどごし〈生〉|夢のドリーム4 カンフー篇|2013思い出したのは、今までの人生すべてだったという。 / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム4 カンフー篇」最高クマ。仕事がつらくてもうダメだと思う時に見るリストの一番上にあるクマ。石田さんも後輩もしょこたんもジャッキーチェンも制作陣も、そして何よりこの企画を通したクライアントも、全員が最高クマ。
▶Coca-Cola|Security Cameras|2013監視されている幸福は、本物か / Coca-Cola「Security Cameras」監視カメラの映像ってこういう風に使っていいのかな、と気づいたのは3回観たあとで、初見では普通に泣かされた1本クマ。
▶Dove Men+Care|Girl's shampoo isn't made for real men!|2013ハッハー! ハーハー! / Dove Men+Care「Girl's shampoo isn't made for real men!」タイトルからして最高クマ。「女子向けシャンプーは本物の男には作られてない!」って、そのまんまクマ。ブラジルのDove Men+Careが2013年に出したこのフィルムは、男性用シャンプーの存在意義を、誇張とコメディで一刀両断クマ。
▶Harvey Nichols|Sorry I Spent It On Myself|2013クリスマスの正義を逆手に取って、伝説になった / Harvey Nichols「Sorry I Spent It On Myself」2013年のクリスマス、ハーヴェイ・ニコルズという高級百貨店が「ごめん、自分に使っちゃった」と開き直ったクマ。クリスマスは分かち合いの季節だという建前を、真正面からぶん投げた広告クマ。
▶WestJet|Christmas Miracle: Real-time Giving|2013ただのライブカメラに175人。走ったぶんだけ、奇跡。/ WestJet「Christmas Miracle: Real-time Giving」すごい技術を使ってるように見えて、正体はただのライブカメラと175人の人力。WestJetのクリスマス企画、ここが効くクマ。
▶FUNERAL INSURANCE COMPANY DELA|Why Wait Until It's Too Late|2013「死んでから」じゃなくて、今日言おうよ / DELA「Why Wait Until It's Too Late」葬儀保険の会社が、葬式の話をやめて「今日、言おう」と言い出したクマ。それでカンヌのメディア部門グランプリを獲ったクマ。商品を語らずに、ここまで届く広告があるクマ。
▶OLD SPICE|DIKEMBE MUTOMBO'S 4 1/2 WEEKS TO SAVE THE WORLD|2013世界の終わりまであと4週間半、ムトンボが指を振る / OLD SPICE「DIKEMBE MUTOMBO'S 4 1/2 WEEKS TO SAVE THE WORLD」マヤ暦によれば世界は2012年12月21日に終わる。Old Spiceが救世主に選んだのはNBA史上最強のディフェンダー、ディケンベ・ムトンボクマ。8bitゲームで世界を救うって発想からしておかしいクマ。
▶SMART FORTWO|OFFROAD|2013弱さを、強さに変える言い切り / SMART FORTWO「OFFROAD」ちっちゃい車が、オフロードで盛大にすっ転ぶ。普通は隠したくなる弱点を、堂々と見せつけて最後に一言。「オフロードでのスマートは、街中でのSUVと同じくらい役に立たない」。この開き直り、最高クマ。
▶MERCEDES BENZ|THE INVISIBLE DRIVE|2012「見えない」を文字通り実装する狂気 / MERCEDES-BENZ「THE INVISIBLE DRIVE」2012年のカンヌ・ライオンズでアウトドア部門グランプリを受賞したこの作品、初めて見たとき「ハ?」ってなったクマ。車が透明ってどういうこと? でも、これが文字通り透けてるクマ。
▶TNT|Push to Add Drama (A Dramatic Surprise on a Quiet Square)|2012「ボタンを押すと、日常が爆発する」を本当にやった / TNT「Push to Add Drama」「話題になるローンチキャンペーンを作れ」というブリーフに、TNTは平凡な広場に赤いボタンを置いて「押してドラマを追加」と看板を立てたクマ。あとは、ただ待った。
▶Metro Trains Melbourne|Dumb Ways to Die|2012何度でも観たくなる法則があるとしたら / Metro Trains Melbourne「Dumb Ways to Die」たしかカンヌのグランプリを複数カテゴリでかっさらっていて、結果死ぬほど観たクマ。何度も何度も繰り返しの試聴に耐えるフィルムというのには一定の法則がありそうな気がしてきたクマ。たぶん音楽はその大きな要素のひとつで、このキャンペーンも強烈に曲が良いクマ。そう考えると、CMのプランナーっていうのは映画のシーンレベルでの描かれかたに詳しいだけじゃなく、音楽にも詳しくなきゃやってられないわけで、総合芸術だなあ、すごいなあ、と改めて思うクマ。
▶CANAL+|THE BEAR|2012クマの皮が、映画監督になった / CANAL+「THE BEAR」リビングの床に敷いてあるクマの敷物が、ハリウッド映画の監督になる。書くとバカみたいだけど、これが2012年、Gunn Report史上もっとも受賞した広告になったクマ。
▶SNOOP DOGG|Rolling Words|2012煙にして読む、という体験 / Snoop Dogg「Rolling Words」本を読んで、そのページに火をつけて吸う。こんなハチャメチャなアイデア、Snoop Dogg以外の誰が許されるというのかクマ。
▶GOOGLE|All Is Not Lost|201212枚の窓が踊りだす / Google Chrome「All Is Not Lost」ブラウザの窓が12個に割れて、それぞれ勝手に動きながら一つの踊りになる。しかも最後には、自分が打ち込んだ言葉を足で綴ってくれる。2011年にこれを見たとき、クマは「インターネットってまだこんなことできるんだ」と震えたクマ。
▶COCA-COLA|Polar Bowl|201270万人がクマと一緒に試合を観た夜 / Coca-Cola「Polar Bowl」スーパーボウルの夜、70万人以上が試合じゃなくてシロクマを観てたクマ。これ、ヤバくないクマ?
▶MERCEDES BENZ|REUNION|2012再会、という言葉の重さ / MERCEDES BENZ「REUNION」タイトルは「REUNION」。再会クマ。2012年、南アフリカのBBDO Johannesburgが手がけたメルセデスのフィルム、Gold受賞クマ。
▶NIKE|I AM PLAYR|2012ゲームの中で、40万足売った / Nike「I AM PLAYR」サッカー選手の人生を一人称で生きるゲームがある。その中にNikeが物語の「当たり前」として編み込まれていて、ゲーム内で40万足以上のブーツが売れたクマ。広告くさくないのに、これは広告クマ。